幻のハセツネ30K試走~城山から市道山

2/23 武蔵五日市駅~西戸倉~城山~市道山~入山峠~リバーティオ

3月29日にハセツネ30Kが開催される。これは、秋のハセツネ本戦の事実上の予選なので、出場しないわけにいかない。
去年は、ひとりで参加したが(「第11回ハセツネ30K参戦」)、今年は心強いことに、みたけ山トレイルランを一緒に走ったメンバーも参加する(「成果は上々、みたけ山トレイルラン参戦」)。

それで、みんなで試走に行った。

20223 西戸倉城山登山口

武蔵五日市駅から西戸倉の城山登山口まで軽く走る。
そして登山道は通行止め。

ハセツネ30Kのコースは、例年であればリバーティオから盆堀林道を走り、入山峠から醍醐丸、醍醐川沿いにロードを下り、トッキリ場に登り返して今熊山経由でリバーティオに戻る。
しかし、昨年の台風の影響で、林道や登山道が通行止めになっているところがあり、今年のコースは例年と違っている。リバーティオから西戸倉までロードを走り、城山に登って、グミ尾根、ヨメトリ坂、市道山、そしてトッキリ場、そこから例年のコースでリバーティオに戻る。

まずは、西戸倉の登山口まで走ってきたのだが、ここは登山道が復旧していなくて試走できない。ロードの走りを確認できたので、別の城山登山口に走って向かう。

200223 十里木の城山登山口

十里木の登山口から城山に登る。バス停のすぐそばにあるが、気づかなくてちょっと迷ってしまった。

20023 城山山頂

植林の中の急登をちょっと登ると城山山頂。天気が良くて都心の方向がよく見る。冬の山は空気が澄んでいて気持ちがいいな~。
しかし、既にばてているメンバーがいる。あと4時間は走らなければならないのに。

200223 グミ尾根

グミ尾根を走る。
尾根は細いところもあるが、危険なところもなく走りやすい。植林と広葉樹林、そして時々奥多摩の展望。

200223 臼杵山山頂

ゆるゆると登って臼杵山山頂。展望はない。

200223 ヨメトリ坂分岐

本番では、市道山の手前の分岐からヨメトリ坂を下って笹平にでて、そこからまた稜線に登り返す。そこが本番の山場になるはず。
だが、今はまだ通行止めなので、スキップして市道山に向かう。

200223 市道山山頂

今日は風が弱く、2月だというのに走っていると汗をかく。しかし、風通しのいい山頂で休んでいるとやっぱり寒い。2月だもんね。

市道山の山頂に立つのは初めてだ。すぐ近くの市道山分岐は、Tokyo八峰マウンテントレイル(「第4回Tokyo八峰マウンテントレイル参戦」)や、ハセツネの試走で何度も通っているが、市道山に登ろうと思ったことは一度もなかった。いい山だ。

ここまでで今日のほぼ半分の行程。約1名、かなりばてていて、予定より1時間オーバー。頑張れーあとはほぼ下りだ~、となだめたり、日が沈んだら遭難だぞ!と脅したりしながら、ゆっくりと前進する。

200223 今熊山山頂

走り慣れた道をのんびりと走って(歩いて)、予定より2時間遅れで、今日最後のピーク、今熊山山頂。約1名もここまでくれば、もう大丈夫だろう。

200223 リバーティオ駐車場

直接、瀬音の湯に行ってしまってもよいのだが、メンバーのために、ゴールのリバーティオの駐車場まで行く。今はひっそり静かだ。でも、本番では大勢のランナーと熱気に満ち溢れるのだ。

いつものように瀬音の湯で汗を流し、ビールを飲んで家路につく。
みなさん、お疲れさまでした。

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3週間後、手元に届いたのは、新型肺炎感染拡大の影響による、ハセツネ30K中止のお知らせ。幻のハセツネ30K試走になってしまった...
ぐう~、昨年の台風によるハセツネ本戦から、エントリーした大会が4連続で中止だ。台風とコロナウイルスめ~。

幸いにして、ハセツネ30Kにエントリーした人は、ハセツネの本戦に優先エントリーできることになった。本戦目指して頑張ろう。

(幻のハセツネ30K試走・完)

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