ただただ温泉~下部温泉(1)
7/23 下部温泉
受験勉強に明け暮れる毎日。
気分転換に旅行でも、と言っても、いろいろと考えるのも面倒。
そこで、とりあえず温泉しかないところに行って、ただただ、ぼけーっと温泉に入ることにした。
選ばれたのは、山梨県の下部温泉。
富士山の西側に位置する山間の温泉街だ。
身延線の無人駅、下部駅から谷川沿いの道を15分ほど歩くと、下部温泉の温泉街の入り口。
セミの声が賑やかだが、あまり人影のないひなびた温泉街だ。
ちょうど昼食時についたので、温泉街のそば処「かど久」に入った。通りには人影が少ないが、この店は賑わっていた。
暑かったので「冷やしほうとう」を注文。中身はほうとうと一緒だが、煮込んだドロドロ感がないので、別の食べ物になっている。これはこれで良し。
遊歩道があったので歩いてみる。藪をかき分け、蜘蛛の巣を払い、ジャンボ滑り台に到着。壊れかけたソリが放置され廃墟の感があるが、地元の子供の遊び場にはなっているのだろう。
今宵の宿「源泉館」にチェックイン。
売りは、信玄の隠し湯と言われる、源泉100%かけ流しの温泉だ。
ちょっと変わった温泉で、浴槽の底から30度くらいの冷鉱泉の源泉が湧いている。その冷泉に20分つかり、隣の浴槽の熱い温泉に5分つかり、また冷泉に20分つかり、また熱い温泉に5分つかり、そして冷泉をさっと浴びて1バッチ。1回入ると1時間は浴場にいることになる。
暑いときにはさっぱりと湯上り爽快だが、せっかちな私には20分じっと冷泉につかるのは、なかなか根気のいる作業だった。
おじいちゃんおばあちゃんたちは、賑やかにおしゃべりしながら、いつまでもつかっていた。(注:混浴)
地酒飲み比べセットをちびりちびりやりながら夕食。
山の幸がメ多い。また、湯葉料理が多かった。
寝る前に、別の源泉の熱い湯にはいって、久しぶりに勉強をすることもなく、眠りにつく。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…