ハセツネの最も重要な試走~武蔵五日市駅から槇寄山(1)
9/26 武蔵五日市駅~入山峠~醍醐丸~生籐山~槇寄山~数馬
ハセツネまであと2週間。レース前の調整期間を考えると、今が最後のガチの試走のタイミング。そこで最も重要な試走、武蔵五日市駅から三頭山を決行する。週末の土曜日か日曜日に行くつもりだったが、天気が悪かったため、試走のために月曜日に有休をとった。
1531mの三頭山はコース最高峰であり、同時にコースの中間点にある。三頭山まではほぼ登り一方、そして、三頭山からは御前山、大岳山の登りはあるものの下り優勢。下りが得意な自分にとっては、三頭山までどれだけ早く、余裕を残しつつ登れるかが勝負のカギとなる。足の捻挫が治りきっておらず、八月に全く走っていない状態で、どこまで頑張れるかも確認したい。
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4時半に家をでる。月曜日だからか大通りでもタクシーがつかまらない。計画していた電車に乗れず、出遅れる。
週末と違い、武蔵五日市駅に向かう列車はガラガラ。
電車の中で身支度を整え、武蔵五日市駅を出るなり走り始める。予定より1時間出発が遅れたのを、なんとか取り戻したい。
広徳寺への分岐に到着。朝から日差しが強く、風もなく、早々と汗が背中を濡らす。
広徳寺への道は、ヒガンバナが美しい。
広徳寺。ここから一旦トレイルに入る。
レース本番では、ここから発電所まで渋滞するので、タイムを狙うならここまでを攻めなければいけない。でもスピード練習を全くしていないので、今回はのんびり行こう。
今熊神社への分岐。
変電所からここまでは下りなので、順位を上げたいところ。ここから今熊神社までは、緩いロードの登り。おそらくみんな頑張って走るんだろうな。
今熊神社に今日一日の安全登山を祈願して、参道に入る。
参道はうっそうとした、薄暗い樹林の中の登り坂。強い日差しが急にさえぎられ、目が慣れるのに時間がかかる。
無風快晴。コンディションは文句なし。レース本番もこうだといいのだけれど。
今熊山山頂の分岐に到着。ここまで来ると、木陰の風が涼しく感じる。
入山峠までほぼ平坦なので、気持ちよく走れる。でも走ると暑くなる...
入山峠のハセツネのポスター。
入山峠の先にある鉄塔付近は、いつもカヤトの藪に覆われているが、きれいに刈り払われていた。
入山峠と市道山分岐の間は、細かいアップダウンが幾重にも続く。私の苦手なところ。
ハセツネコース10km地点。まだまだ余裕。
萩の花がちょうど見ごろ。
市道山分岐。写真を撮っていたらガチトレールランナーに抜かれた。平日なのにランナーが多い。
醍醐峠の道標。先月来た時にはなかったような(「リハビリに沢登り」)。気が付かなかっただけかな。
誰かがご丁寧に「ここは地図の醍醐峠ではありません」と張り紙をしている。そもそも「地図」とはなんぞや?私の手元の国土地理院2万5千分の一地形図には、醍醐峠という地名は記載されていない。
醍醐峠の藪は刈り払われていなかった。
今日は、先を行くランナーがいるはずなのに、顔に蜘蛛の糸がまとわりつく。蜘蛛の子が飛んでいるのだろうか。
いつでもどこでもホコリタケ。
醍醐丸への登り。広葉樹林が美しく、コース中のお気に入りの場所のひとつ。紅葉はまだまだのよう。
藪に埋もれそうな、15km地点。
醍醐丸に到着。
チョコバーを食べる。1時間に1本(およそ140kcal)で走れる感じ。ハセツネでは半日以上走り続けるので、それに応じた食料、だいたい通常の2食分をボッカする必要がある。少ないと途中でばてるし、多いと荷物が重くなる。ぎりぎりの見極めが大事。計算によると消費カロリーは、1時間で250kcalくらい。必要なカロリーの半分を食料から補給し、残りは体脂肪を燃やす感じか。
(次回に続く)
今回のコース
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…