新緑のハセツネ前半試走~武蔵五日市から槇寄山(1)


5/1 武蔵五日市駅~今熊山~市道山分岐~生籐山~土俵岳~槇寄山~数馬

日本を代表するトレランレース、日本山岳耐久レースハセツネCUP。武蔵五日市から笹尾根を三頭山まで走り、御前山、御岳山をまわって武蔵五日市に深夜、あるいは翌日に戻ってくるという、全行程71.5km、制限時間24時間の過酷なレースだ。興味のない人から見れば、単なる変人レース。

2年前からこのレースにエントリーしているが、一昨年は台風で中止、昨年はコロナで中止とエントリーするだけで終わっている。
今年こそは走りたい。10月はたぶんコロナも落ち着いているだろう。そこで、万全を期すために今の時期から試走することにした。今日は前半の、武蔵五日市駅から槇寄山、可能ならば三頭山まで行きたい。

210501 武蔵五日市駅

武蔵五日市駅、朝7時。ハイカーを乗せたバスは行ってしまい、駅前は閑散としている。

東京都は緊急事態発出中だが、バスは満員だった。
緊急事態宣言下での登山は自粛すべきか迷ったが、感染対策をして行くことにした。
海外からはエアロゾル感染の事例が相次いで報告され、国内でも保育園や学校でのクラスターが発生している。そんな状況で、飲食店や若い人たちに原因を押し付けるような、お上の対策に実効性があるとは思えない。自ら情報を集めてしっかりと対策するしかないだろう。
「自粛疲れ」と言うけれど、この言葉はお上の責任逃れで、実際は、政治、行政が国民の信頼を失った結果じゃないかと思う。

210501 広徳寺

2週間前にも来た広徳寺(「新ハセツネ30K試走~武蔵五日市駅から市道山周回」)。ちょっと緑が濃くなったかな。
市道山分岐までは2週間前にたどったルートと同じルートを行く。

210501 今熊神社遥拝殿

今日の相棒はこのルートが初めてなので、今熊神社の遥拝殿に参拝。今熊神社は建速須佐之男命と月夜見命を御祭神とする。兄弟げんかしないのかな?
失物捜しに霊験があるそうな。

210501 今熊神社表参道

今熊山山頂の本殿に続く、大樹に囲まれた参道を登る。
相棒がトントンとテンポよく登っていく。が、私は後ろから、先は長いもっとゆっくり登れ、となんども声をかける。彼は、今まで20kmまでしか走ったことがないが、今日は30kmを越える。

ことの重大性を理解していない彼に2つの予言をする。
第一の予言「あなたは、市道山分岐の道標をみて、まだ10kmか、と言うだろう。」
第二の予言「6時間後には、こんなに疲れたことはない、と言うだろう。」

210501 今熊山山頂直下から武蔵五日市市街

今熊山に上がり、眼下に市街を眺める。
天気が良く気温も高く、登りは額から汗が流れる。しかし、ここまで上がると心地よい風で汗がひいていく。
さて、今日は昼過ぎから天気が崩れ、雷雨の予報。のんびりしている余裕はない。

210501 今熊山の新緑

新緑が目に沁みる。

210501 入山峠への道

入山峠まではアップダウンも少なく、新緑のなか、快適に走る。
朝は様々な鳥のさえずりが聞こえてくるのも楽しい。

210501 刈寄山へのルート

相棒は、なぜか分岐でも全くためらわずに間違ったほうに走っていく。
お~い、そっちは刈寄山だよ、今日行くのは槇寄山。

210501 入山峠の階段

レース、試走でなんども上り下りした入山峠の階段。

210501 トッキリ場の分岐

トッキリ場の分岐。
なんてことはない場所だが、分岐に道標がないため、よくハイカーが迷っている場所。
入山峠からきて市道山に向かうのに、ここを真っすぐ行ってしまう人がいる。今日の相棒もそうだし、前回の相棒もそうだ。確かに道が真っすぐに続いていて、木にペイントまでしてあって、前だけを見ると分岐に見えない。
でもここは、三叉路になっていて、右後ろにV字に戻るように進むのが正解。
なぜか、間違ったほうに10mくらい進むと道標がある(写真の左のほうにちょっと見える)。

210501 トッキリ場から市道山へ

入山峠と市道山分岐の間は、細かいアップダウンが連続する。相棒は、すでにお疲れ気味で登りのスピードが落ちてきた。
植林の緑の間に白い花がところどころで咲いている。名前は知らない。

210501 市道山分岐

市道山分岐。相棒はなぜか反対方向の市道山のほうに走っていく。おい、そっちじゃない。呼び戻して、市道山分岐の道標を指さして見せる。
彼は思わず、「まだ10kmですか~、疲れた。」
第一の予言成就。やっと今日の行程の三分の一。今日はここから始まると言っても過言ではない。

(次回に続く)

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