アフターコロナ、ファーストトリップ~金門島、台湾一周(1)

2/10 成田~台北

コロナが下火になり、国境を閉じていた国々も恐る恐る国を開き始めた。
そうすると、どこか行きたいとさすらいのサラリーマンの血が騒ぐ。
最初はオーストラリア西海岸に行こうと思ったが、計画を立てているうちにあることに気づく。

物価が高い。

現地発の2泊3日のツアーが、20万円くらいする。
初めてオーストラリアに行ったときには、何もかもが安く感じたが、日本は失われた20年で購買力を失われた。
行きたいところをまわるのは、ちょっと予算的に無理。無職だし。

そうだ、私には台湾がある!
ちょうどいい具合に、厳しかった台湾の制限も緩和される。
空港でのPCR検査や、指定されたホテルでの隔離は、私が行く日の前日に緩和され、ホテルの個室での自己隔離に変わる。
ホテルの個室は日本並みに高いが...オーストラリアよりずっと安い。

さあ、出発だ!

東京は大雪の予報。
気温も低く、フリースにウインドブレーカーを羽織って、ぎりぎり寒くない。足はトレランシューズ。
朝、家を出たときには、小雪が舞うくらいだったが、既にバスも列車も遅れている。早めに家を出たが、あまり早くない時間に成田着。

20230210 タイガーエアチェックインカウンター

10:50、台湾のLCC、タイガーエアのチェックインカウンターにはすでに人が並んでいる。あわてて最後尾につく。
手荷物は7kgまでと決められていて、厳しく量る。ここで引っかかって追加料金を払う人が続出するために、なかなか前に進まない。
50分間ならんで、やっとチェックイン完了。

20230210 搭乗ゲート

旅はここから始まる。
ゆっくり食事をしている時間はないので、慌てて出国手続き。

20230210 LCCターミナル

長い廊下を歩いて、LCCターミナルへ。
昼食を、と思ったが、店はどこもやっていない。LCCは差別されている。食事難民がうろうろしている。
12時ちょうどに吉野家が開店、搭乗時間は12時15分なので駆け込んで、牛丼の並みを注文。味は外といっしょで750円也。

20230210 台湾行き

急いで食べたが、遅延のため、搭乗したのは13時ちょうど。

機内では飲食のサービスはすべて有料。映画を映すディスプレイもない。時計すらない。バスみたいだ。
真ん中の席なので景色も見えない。地球の歩き方を見て時間をつぶす。

20230210 台湾桃園国際空港、SIM売り場

何時だかわからないが、台北桃園国際空港に無事到着。
飛行機から降りて、生暖かい台湾の空気を吸い込む。でも、ダウンを着ている台湾人もいる。ああ、お久しぶり、台湾!

1回分のPCR検査キットを受け取るとのことだったが、山のように積んであるのを1つ自分でとるだけだった。
税関審査は、事前にWEBで情報を登録しておけば、なにもする必要はない。フリー。なんて楽なんだ。すばらしいぞ台湾。

ゲートから出て到着ロビーを左に行くとSIMのカウンター。プランを選んでお金を払って、設定もろもろすべてやってもらう。便利。値段(15日700元)はどこでもたいして変わらない。

20230210 桃園国際のフードコート

なじみの空港のフードコートで腹ごしらえ。コロナのためか半分くらい閉まっていた。
鶏肉の醤油煮。肉より付け合わせがおいしかった。

20230210 桃園国際、熊厚呻

今人気のチェーン店らしい。

以前は桃園国際空港から台北市内まではバス一択だった。しかし、前回の訪台のときに試験運転していたMRT(「明星西點麺包廠でおみやげを」)が、営業運転してる。空港から台北市内へのアクセスが格段に楽になった。

20230210 台北駅植物工場

台湾に行くたびに駅に新しいものが置かれているが、今回は植物工場。

20230210 台北龍江路

松山空港からの移動を予定しているので、宿は、空港脇の民権東路にとった。
宿に荷物を置き、夕食のために街に出る。龍江路付近は、これぞ台湾、という街並み。

20230210 鶏肉飯

適度に人が入っていて、注文しやすい店に入る。
鶏肉飯だった。魚丸湯(魚の団子のスープ)も一緒に。鶏肉飯はさっぱりして美味しい。
魚の団子は、スーパーボールのような弾力。チャウシンチーの食神を思い出した。

20230210 嘉儀鶏肉飯

嘉儀の鶏肉飯だったか。七面鳥だね。懐かしい(「関子嶺温泉リゾート、そして311」)。

20230210 台北、コンビニのつまみ

ホテルに帰って一杯やろうとコンビニへ。
酒が高い...一番安い台湾ビールを買う。ほかのビールの半額くらい。
つまみは...高い。日本のコンビニと同じようなものが並んでいるが、日本より高い。台湾お前もか。
ビールだけ買って宿に戻る。

次回に続く)

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です