灼熱のハセツネ前半試走~武蔵五日市駅から笛吹峠


9/13 武蔵五日市駅~市道山分岐~三国峠~笛吹峠~笛吹入口

10月のハセツネ本番が近づいてきた。
コロナワクチンの2回目接種から体調がすぐれず、満足にトレーニングができない。しかし、そんなことも言っていられないので、重い腰を上げてハセツネ前半の試走に行く。

平日でバスが少ない。14:49数馬発のバスに乗って帰りたい。
秋で気温も下がっているし、走り慣れたコースなので槇寄山くらいまで行けるだろう。

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ほの明るい早朝5時に家を出る。空気はちょっとひんやりとして、長袖のTシャツとセールで買ったノースフェイスのロングのジョガーパンツでちょうどいい。足回りもセールで買ったHOKAの新しい靴。これが良かったら、本番もこれで走るつもりだ。

武蔵五日市駅に向かう列車の車両の長椅子には、それぞれ1、2人ほどザックを持った人が座っている。平日でも山に行く人は多いものだな。

20210913 檜原街道のポスト

7:20に武蔵五日市駅を出発。ノスタルジックなポストを横目に檜原街道をジョグ。
天気予報は晴れ時々曇りだが、現在は薄曇り。それでもすでに汗が噴き出してきた。9月も半ばになり、涼しくなったかと思ったが大誤算。

20210913 彼岸花

以前、夏の終わりにここを通ったとき、地面から正体不明の緑の棒がニョキニョキ生えていた。それは彼岸花であることが今、判明。

20210913 広徳寺

広徳寺に到着。ここで熊鈴をだしたりしてトレールに入る準備をする。

20210913 変電所よこ

トレールは一瞬で終わり、変電所に沿ってロードを走る。濡れた落ち葉が張り付いた緩い下り。いつも履いているモントレイルのバハダⅢは、こんなコンディションはソールのグリップが弱くスリップしがち。でも、今日のHOKAはしっかりグリップする。

20210913 今熊神社

今熊神社。ここからが本当のトレール。今の時期、花は少なく、新緑も紅葉もなく、山は地味な感じ。

20210913 今熊神社参道の花

今熊神社の参道を登っていく。少ないながらも秋の花が咲く。

20210913 今熊山の手前広場

登りきるとトイレのある、今熊山直下の広場、今熊山園地。五日市の街をのぞむ。
草刈り機の音や採石場の音がする。今日は平日、みなさん仕事を始めたようだ。

相変わらず薄曇り。そして暑い!やたら湿度が高く蒸し暑い。都内の最高気温の予報は34℃となっていたが、ここもこんなに暑いのか...
そして、恐れていたことが...蜘蛛の巣。蜘蛛の巣だらけ。5m歩けば道をふさぐ蜘蛛の巣に引っかかる。細い軽い糸がまとわりつくのも嫌だが、時々、「バリッ」と音がして釣り糸のような丈夫な糸が顔を覆う。
できるだけ細長い枯れ枝を拾って、目の前で振り回しながら歩き、走る。これが結構疲れるのだ。

20210913 きのこのシーズン

きのこの季節。
このきのこのかさは、広げた手のひらくらい大きい。こんなのが八百屋に並んでいたら爽快だな。

20210913 ホトトギス

晩夏から初秋にかけてよく見るホトトギス。ホトトギスはいつも2輪づつ咲いているようだ。

20210913 入山峠

入山峠到着。ハセツネのポスター発見。

20210913 入山峠先鉄塔の下。

入山峠の先の送電線鉄塔あたり。藪である。市道山分岐までは、藪に覆われたトレールが数か所ある。
ガサガサかき分ける。蜘蛛の巣が体中にまとわりつく。

20210913 市道山分岐まで細かいアップダウンが続く

細かなアップダウンが続く。まだ走り始めたばかりなのに右足の大腿四頭筋が張ってきた。ここで気づいた。左手に蜘蛛の巣除けの棒を持っていると、段差を無意識に右足を踏み出して登る。段差があるところは右足ばかり酷使してきたのだ。仕方ないので、棒を右手左手と持ち替えながら走る。ほんとうに鬱陶しいな!

20210913 鳥屋戸

10km地点、鳥屋戸のあたりでザックを下ろして休憩。
灼熱の暑さと、棒を振り回しながら走ったことで、すでに体力を消耗してきた。

20210913 萩の花

花札で覚えた萩の花がたくさん咲いている。

20210913 市道山分岐

市道山分岐を通過。何度も通過した場所だが、今までで一番疲れたかもしれない。

20210913 醍醐峠への下りは藪

醍醐峠への下り。また藪と蜘蛛の巣との戦い。

20210913 醍醐丸へ

藪を抜ければ、あとは気持ちの良い走れるトレールが醍醐丸へ続く。

20210913 醍醐丸

やっとこさ醍醐丸に到着。休憩。遠かった...。
暑い。ジージーとセミが鳴いている。自宅のまわりではもう鳴いていないのに。

向こうからハイカーがやってきた。しめた、これで蜘蛛の巣から解放される。棒を投げ捨てて走り出す。なんと足が軽いことか。手を変な位置でぐるぐる動かしながら走ると、変な疲れがたまるのがよくわかる。

20210913 生籐山から富士山

生籐山に着くころには青空が広がってきた。富士山も何とか見える。
天気が良いのはいいが、気温はうなぎのぼり。

20210913 ほこりたけ

どこにでもあるホコリタケ。

20210913 三国峠

いつもはハイカーで賑わう三国峠。今日は私ひとり休憩。

さて、出発。そして、また蜘蛛の巣に引っかかる。すれ違ったハイカーはここを通っていないようだ。
また木の棒を振り回しながら走る。しんどいな~。

20210913 浅間峠

ああ、やっと浅間峠が見えた。浅間峠がこんなに遠いとは。予定より20分ビハインド。暑さと蜘蛛の巣のせいか。
おでこやほっぺたに髪の毛がたくさんついているような感触があるが、これは蜘蛛の巣。そしてまつ毛にも蜘蛛の巣が絡まりまばたきに違和感がある。帽子のつばからツーっと蜘蛛が糸を引いてぶら下がり、眼鏡の縁を小さい蜘蛛が歩いている。
あ~、鬱陶しい!!

20210913 土俵山

土俵山から、ハセツネ後半の御前山、大岳山を眺める。
いつもと違って見える。あまりの遠さに漠然とする。今日みたいな調子だと、本番にあそこまで走り続けるのも難しそうだ。

20210913 小棡峠

14:06小棡峠到着。予定より30分以上遅れ、バスの時間まで1時間を切った。
槇寄山まで行ったらバスに間に合わないので、ここでギブアップ。笛吹入口のバス停へ下りよう、と、道標の指し示すほうに少し下りるが、ほとんど踏まれておらずトレールが薄い。作業道と思しき踏み跡も錯綜している。
ルートファインディングで時間がとられそうなので、稜線に戻り、もう一つ先のルートからバス停に下りよう。

バスの時間はどんどん迫る。残っている力を振り絞って走り続ける。

20210926 笛吹峠

丸山から笛吹入口に下りるルートをなぜか見落とし、笛吹峠まで来てしまった。時刻は14:22。
数馬を出たバスが笛吹入口まで5分かかるとすれば、14:54までに下りればいい。あと30分。休むことなく下山開始。

20210913 笛吹峠から笛吹入口へのルート

笛吹入口まで、最初はひたすら来た方向にトラバースするのだが、一か所、ルートが分かりにくく5分浪費する。やばい。
そしてその先は、こんな見晴らし良好なトレール。だが、景色を楽しんでいる余裕はない。植林された斜面の縁を沿うようにトラバースし、そして駆け下りる。

最後にアスファルトのロードを猛ダッシュ。「ゴン」と後ろで音がしたので振り向いたら、スマホが道路に落ちた音だった。ザックがちゃんと閉まっていなかったようだ。ディスプレイに見事なヒビが。悲しむ暇もなく走る。

14:52笛吹入口バス停。時刻表を見るとバスは14:58。ああ、間に合った。
いつもなら数馬の湯に入って帰るところだが、今日は定休日。そこで十里木でバスを下り、瀬音の湯に寄って帰途につく。

参考:
武蔵五日市駅7:20-8:15今熊山園地8:18-8:49入山峠-9:39鳥屋戸9:44-10:53醍醐丸10:56-11:54三国峠12:01-12:49浅間峠12:56-14:06小棡峠14:13-14:22笛吹峠-14:52笛吹入口

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後日談:
一昨年、昨年と2年連続で中止になったハセツネ。今年もコロナで中止になった。
トレランに限らず、様々なイベントがコロナで中止になって、悔しい思いをしている人が多いだろう。ハセツネのために1年以上かけて準備してきた私もそうだ。
誰が悪いのかと言えば、1年以上も場当たり的な対応と言い訳に終始し、さらに入管をなおざりにしてデルタ株の日本侵入をも許した、菅内閣と厚生労働省に尽きると思う。(根本的には、菅さんを首相にした自民党議員と自民党議員を選んだ選挙民が悪いのかもしれないが。)ちょうど今、自民党総裁選の真っただ中である。次の首相には、ぜひとも科学と道理に合ったコロナ対策を期待したい。

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