近場で忘年ハイキング~高取山
12/3 栗原バス停~聖峰~高取山~吾妻山~弘法の里湯
ハイキングがしたいとの圧があり、忘年ハイキングを企画。東京からの便がよく、らくちんなコースで、そこそこ楽しいという厳しい要求を受け、以前走った高取山(「富士登山競争のトレーニング」)に決定。
伊勢原駅に集合し、栗原行のバスに乗り終点で下車。時折ポツリポツリと冷たいしずくが天から落ちてくるが、天気は回復するとのことなので気にせず出発。
バス停から登山口まで、道標に導かれしばらく一般道を歩く。
道路からの秋の景色もなかなかよい。
登山道に入るとちょうど紅葉がみごろ。晴れてきて木々も輝きだした。
聖峰へ急な斜面を登る。立ち止まって振り返れば、東京から相模湾まで見渡せる。
暑くなってきた。手袋もいらない、いい陽気。
聖峰の山頂には、聖峰不動が祭られている。
山頂は展望がよく、ベンチやトイレもあるので、休憩にもってこい。
高取山へは明るい尾根道。高取山の直下でちょっと登るが、ほとんど高低差はない。
高取山山頂に到着。
北に見える大山がりりしい。神が祭られているだけのことはある。
山頂は、ご年配のグループで大賑わい。
我々もガラにもなく敷物を敷いて、豚汁を作っておにぎりタイム。
高取山からはほぼ下り一方。尾根の両側は街が近く、様々な喧騒が聞こえてくる。しかし、ここは植林と照葉樹林が混じる深い森。鳥の声もにぎやかだ。街に住めない鳥がここに集まるのだろう。
念仏山の山頂からは、箱根の山々を見渡せる。初夏に走った山々(「早春の壮大な富士のもとで」)も一望だ。
善波峠を目指して駆け下る。前回(「富士登山競争のトレーニング」)は、暗くうっそうとしていた森も、今は明るい冬枯れの森になっている。
矢倉沢往還の要所、善波峠に到着。大きな切割りに石仏が安置されていて、かつての峠の往来を感じさせる。
現在ではこの峠のすぐ北側を、国道246のトンネルが走っている。
善波峠の御夜燈。安全のために夜間灯されていた灯篭を復元したもの。
善波峠から道は広く平坦になり、ハイカーも増える。普段なら思い切り走るところだが、今日はハイキングなので、ぽこぽこ歩く。
今日最後の展望スポット、吾妻山。広い山頂から平塚の街並みを見下ろす。
吾妻山からほんの十数分で、突然森の道から市街地に出る。街と山の近さがすごい。
市街地にでれば、5分もかからず弘法里の湯。自分的には今日の目的は、ハイキングよりこの温泉。
さて、温泉で体もゆるんだし、忘年ハイキングの打ち上げだ。しかし、今は昼過ぎの半端な時間。鶴巻温泉駅周辺の飲食店は、昼と夜だけ開いていて、3時前後は閉まっていることが多い。そこで、まず、いつでも開いているニューカトマンズキッチンへ。ところが今日は貸し切り。ネパール人の忘年会のよう。そこで次は、ベトナム料理のSao Mai Vietnameseへ。よかった開いていた。ここは私が行ったことのあるベトナム料理の店では、かなりベトナムオリジナルに近くてよい。ビールも常温瓶ビールと氷がでてくる。ここまでやらなくても、とも思うが。
(高取山、完)
参考:
今回のコース
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…