近場で忘年ハイキング~高取山

12/3 栗原バス停~聖峰~高取山~吾妻山~弘法の里湯

ハイキングがしたいとの圧があり、忘年ハイキングを企画。東京からの便がよく、らくちんなコースで、そこそこ楽しいという厳しい要求を受け、以前走った高取山(「富士登山競争のトレーニング」)に決定。

伊勢原駅に集合し、栗原行のバスに乗り終点で下車。時折ポツリポツリと冷たいしずくが天から落ちてくるが、天気は回復するとのことなので気にせず出発。

20221203 高取山への道標

バス停から登山口まで、道標に導かれしばらく一般道を歩く。

20221203 高取山登山口へ向かう途中の景色

道路からの秋の景色もなかなかよい。

20221203 高取山への登山道の紅葉

登山道に入るとちょうど紅葉がみごろ。晴れてきて木々も輝きだした。

20221203 聖峰への登りからの展望

聖峰へ急な斜面を登る。立ち止まって振り返れば、東京から相模湾まで見渡せる。
暑くなってきた。手袋もいらない、いい陽気。

20221203 聖峰不動

聖峰の山頂には、聖峰不動が祭られている。
山頂は展望がよく、ベンチやトイレもあるので、休憩にもってこい。

20221203 聖峰から高取山へ

高取山へは明るい尾根道。高取山の直下でちょっと登るが、ほとんど高低差はない。

20221203 高取山山頂から大山

高取山山頂に到着。
北に見える大山がりりしい。神が祭られているだけのことはある。

20221203 高取山山頂は大賑わい

山頂は、ご年配のグループで大賑わい。
我々もガラにもなく敷物を敷いて、豚汁を作っておにぎりタイム。

20221203 高取山からの下り

高取山からはほぼ下り一方。尾根の両側は街が近く、様々な喧騒が聞こえてくる。しかし、ここは植林と照葉樹林が混じる深い森。鳥の声もにぎやかだ。街に住めない鳥がここに集まるのだろう。

20221203 念仏山から箱根

念仏山の山頂からは、箱根の山々を見渡せる。初夏に走った山々(「早春の壮大な富士のもとで」)も一望だ。

善波峠を目指して駆け下る。前回(「富士登山競争のトレーニング」)は、暗くうっそうとしていた森も、今は明るい冬枯れの森になっている。

20221203 善波峠

矢倉沢往還の要所、善波峠に到着。大きな切割りに石仏が安置されていて、かつての峠の往来を感じさせる。
現在ではこの峠のすぐ北側を、国道246のトンネルが走っている。

20221203 善波峠の御夜灯

善波峠の御夜燈。安全のために夜間灯されていた灯篭を復元したもの。

善波峠から道は広く平坦になり、ハイカーも増える。普段なら思い切り走るところだが、今日はハイキングなので、ぽこぽこ歩く。

20221203 吾妻山山頂

今日最後の展望スポット、吾妻山。広い山頂から平塚の街並みを見下ろす。

吾妻山からほんの十数分で、突然森の道から市街地に出る。街と山の近さがすごい。

20221203 弘法里の湯

市街地にでれば、5分もかからず弘法里の湯。自分的には今日の目的は、ハイキングよりこの温泉。

さて、温泉で体もゆるんだし、忘年ハイキングの打ち上げだ。しかし、今は昼過ぎの半端な時間。鶴巻温泉駅周辺の飲食店は、昼と夜だけ開いていて、3時前後は閉まっていることが多い。そこで、まず、いつでも開いているニューカトマンズキッチンへ。ところが今日は貸し切り。ネパール人の忘年会のよう。そこで次は、ベトナム料理のSao Mai Vietnameseへ。よかった開いていた。ここは私が行ったことのあるベトナム料理の店では、かなりベトナムオリジナルに近くてよい。ビールも常温瓶ビールと氷がでてくる。ここまでやらなくても、とも思うが。

(高取山、完)

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参考:
今回のコース

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