ハセツネ前半試走~武蔵五日市から槇寄山

6/16 武蔵五日市駅~今熊山~生籐山~槇寄山~数馬の湯

このブログを書いているのは、2020年の3月なので、2019年の第27回ハセツネの悲劇的な結末については皆さんご存知のことと思う。
ただ、あくまでのこの投稿はそれを知らないとの前提で読んでください。実際に試走しているときは、ハセツネ頑張ろうと試走していたわけだし...

190616武蔵五日市駅

ハセツネ30でハセツネの優先エントリー権を得て(「第11回ハセツネ30K参戦」)無事にエントリーできたので、試走にやってきた。

ハセツネは、今年で第27回を迎え、トレランの先駆けとなる歴史あるレースだ。第1回大会には私の山仲間が出場し、転んで膝を打って膝のお皿を割るという忘れられない出来事があった。「夜中に山を走るからだ、バカモノ」と慰めてあげたが、今になって私自身がバカモノの仲間入りをするとは、思いもよらなかった。

ハセツネは、武蔵五日市を出発し、笹尾根を西進、御前山、御岳山を経て再び武蔵五日市に戻ってくるという、全行程70kmにもおよぶ過酷なレースだ。
試走をひとりで走ると荷物が重いし(今日も8kg)、一気に走り切るのも長くてしんどいので、今日は前半だけを走る。

190616広徳寺

武蔵五日市からロードを秋川に一度下りて、再び登り返したところが広徳寺。このあたりからトレイルっぽくなる。本番では、ここで渋滞するので、ここまでどれだけとばせるかが重要。

190616五日市市街

梅雨晴れの五日市市街。だんだん暑くなってきた。

190616 ハセツネふるさと納税

なんと!ふるのうしなくては。

190616 変電所

丘陵を一つ越えると、またロードにでて、目の前に巨大な変電所が現れる。昨日の雨で変電所も周囲の木も濡れているためか、「ジー」というハム音が変電所設備からも、周囲の木々からも聞こえる。あたり一面、強力な電磁波で満ち溢れているのだろう。

190616 今熊神社への分岐

変電所から今熊神社までロードをひとしきり走る。ここも追い越しができる貴重なパートなので、タイムを狙うならとばさなければならない。

190616 今熊神社

今熊神社の鳥居に到着。鳥居をくぐって参道へ。その瞬間、冷やりとした空気につつまれ汗がひく。この空気の違いが神性というものか。しかし、参道の階段を上っているうちに、また汗が噴き出してくる。

190616 今熊神社展望台

途中、東京方面を眺める。森の向こうに幻のようにコンクリートジャングルが見える。スカイツリーも見えている。

190616 今熊神社、今熊山山頂

今熊山山頂の今熊神社の社に到着。
誰もいない。風がサーッと吹くと、昨日の雨の水滴が、木々の葉からパラパラと落ちる音が聞こえる。サー、パラパラ、サー、パラパラ。

今熊山から先は、ハセツネ30でも走ったなじみのルート(「第11回ハセツネ30K参戦」「ハセツネ30K試走」)。

190616 入山峠

あまり美しくない入山峠。

190616 走りやすいトレイルが続く

しばらく、気持ちよく走れるトレールが続く。

190616 10km地点

やっと10km走った。

190616 細かいアップダウンが続く

トッキリ場から、Tokyo八峰マウンテントレイルで走ったルート(「Tokyo八峰マウンテントレイル試走」)と合流する。醍醐丸までは、細かいアップダウンが続く。

190616 梅雨時は花が多い

梅雨時は花が多い。

190616 醍醐丸

醍醐丸でTokyo八峰でのルートと別れ、笹尾根に入る。

190616 埋もれかけた細かい階段

すぐに埋もれかけた細かい階段を下る。こういうのが地味に嫌なんだよ。

190616 生籐山巻道

笹尾根には巻道が多い。うっかり巻道を行くと、山頂を巻いてしまうこともある。

190616 部活坂

軍刀利神社元社手前の、誰が呼んだか部活坂。細かい階段は嫌い。

190616 軍刀利神社

軍刀利神社で安全祈願。ちなみに冬の姿はこちら⇒「また試走、でも笹尾根~関場から数馬峠」。だいぶ雰囲気が違う。

190616 軍刀利神社からの眺め

軍刀利神社からの眺め。富士山もだいぶ夏山っぽくなってきた。
奥の院への道を示す道標があるが、完全に夏草に覆われた藪だった。

190616 日原峠

24km地点、日原峠。
道祖神の前掛け?は、あまり退色しておらず赤くきれいだった。

190616 人里、笛吹

「人里」と書いて「へんぼり」と読み、「笛吹」とかいて「うずしき」と読む。難しいね。

190616 丸山手前の展望ポイント

笹尾根は、北側の展望があまり良くないのだが、丸山の手前に北面が開けた展望ポイントがある。ここからハセツネ後半の御前山や御岳山が見える。

190616 丸山巻道

丸山山頂を巻きます。たぶん本番も巻いていると思う。

190616 数馬峠

数馬峠。
今日はずっと天気が良くて、ずっと富士山が見えている。なんかうれしい。

190616 倒木

去年来た時にはなかった倒木。去年の台風でやられたのだろう。ここ2、3年、台風の風が強くなったようで、明らかに倒木が増えた。

190616 槇寄山山頂

本日の最終目的地、槇寄山の山頂。
先客はカップル1組のみ。今日は、人が少なく静かな山を楽しむことができた。

190616 数馬の湯までの下り

槇寄山からちょっと戻って、分岐から数馬の湯へ駆け下る。冬には落ち葉が大量に吹溜まって走りにくいところだが、今は快適に飛ばす。

190616 数馬の湯でかつ丼

数馬の湯に入った後は、ちょっと遅めのお昼ごはん。ここのかつ丼はお皿に盛られている。

参考
武蔵五日市駅7:10-10:02市道山分岐10:12-11:55生籐山12:07-14:45数馬峠14:50-槇寄山-16:00数馬の湯

(ハセツネ前半試走・完)

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