小春日和の足慣らし~サルギ尾根から大岳山
11/27 大岳鍾乳洞入口~大岳山~馬頭刈山~軍道~瀬音の湯
我らトレランメンバーで12月の「Tokyo八峰マウンテントレイル」に参戦することとなった。
ところが、メンバーの中には、コロナもあって1年くらい山に行っていない者もいる。そこで足慣らしに軽く走りに行くことにした。
本来ならば、レースコースを試走するのが良いのだろうが、レースコースは陣馬山~景信山を含み、休日はハイカーで混みあっている。そんなところで走っても、思うように走れないし、ハイカーの迷惑にもなる。それで、手軽な山を適当に選んで、奥多摩の大岳山にした。
武蔵五日市駅は、快晴。風も弱く穏やかな小春日和。
電車が到着するやいなやバス停にはハイカーの行列ができる。
上養沢行のバスに乗り、大岳鍾乳洞入口で下車して、サルギ尾根から登る。
大岳鍾乳洞入口でバスを下りたはいいが、登山口はどこだ?
養沢神社の社殿の右側にそれはあった。
サルギ尾根は、登り始めは植林の急登、やがて自然林の尾根道、という奥多摩にありがちなパターン。
高岩山でザックを下ろして休憩。天気予報は晴れだが、時折、灰色の雲がやってきて小雪が舞う。
樹林の中に唐突に東屋のような建物が現れた。上高岩山の展望台だった。
ここからの眺めは絶景。東京湾から筑波山までのパノラマが広がる。この景色が見れて今日はもう満足。
御岳山と大岳山を結ぶ稜線に出た。団体さんハイカーが多くなる。
芥場峠から稜線のあいだは、一瞬だが、みたけ山トレイルランのコースと重なる。今日のメンバーは、2年前のそのレースがトレランデビューだ(「成果は上々、みたけ山トレイルラン参戦」)。ここ走ったね~、と振ってみたが、ぜんぜん覚えてないとのこと...
大岳神社でトイレ休憩。ここまでくれば、山頂まではあと一息。
大岳山山頂到着。
雪が激しく降ってきた。ここは何度も来ているが、あまり晴れた記憶がない。
時間も押しているし、写真を撮って早々に立ち去る。
下りは馬頭刈尾根。走りやすくて展望もよい尾根だ。
前回来たときは、いったん大岳神社まで下りて、トラバース気味に尾根に乗るルートをとった(「富士山の展望台、大岳山~奥多摩・大岳山から瀬音の湯」)。今回は、大岳山山頂からそのまま南に下るルートをとる。すると、初めは木をつかみながら下る崩れやすい急勾配。そして、若干の藪。大岳神社からの道が合流して、やっと走れるようになった。
つづら岩からコールが聞こえる。アルパインの練習をしているようだ。楽しそうだな。
馬頭刈山まで下れば終わりは近い。
空はまた青空に戻った。
高明神社跡。
下りは快調。瀬音の湯まであとひとっ走り。
ひとっ走り...のはずが、おしゃべりをしながら走っていたら道を間違えた。
途中で気づいたが、戻るのも面倒なのでそのまま下る。軍道バス停付近にでた。
道路をとぼとぼと歩き、瀬音の湯へ。
トレランの練習のつもりだったけど、70%くらい小春日和のハイキングだったな。
(完)
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…