落ち葉積もる花折戸尾根、鋸尾根~花折戸尾根から本仁田山、川苔山

11/20 鳩ノ巣駅~チクマ山~本仁田山~川苔山~鳩ノ巣

週末の天気が良さそうなので山に行きたい。でもコロナがあるので、ささっとすませたい。
ホリデー快速奥多摩で行けて、バスに乗らずに、駅からさっと行けるところ。でもハイキングコースを登って下るだけではつまらない。

地図とにらめっこする。
鳩ノ巣駅から花折戸尾根を登り、本仁田山、川苔山をまわって鳩ノ巣駅に戻るコースに決定。手元の山と高原地図(2018年)では、花折戸尾根は点線ルートになっている。静かな山が楽しめるだろう。

20211120 鳩ノ巣駅

ホリデー快速奥多摩は、始発の新宿駅で座席が埋まるほどハイカーで一杯だった。
青梅駅で乗り換えて8:42に鳩ノ巣駅に到着。ここはきれいなトイレがあり、まずトイレ。そして、身支度を整えて出発。11月の奥多摩は、さすがに風が冷たい。ウインドブレーカーを羽織る。

花折戸尾根の登山口は、尾根の末端にあるはず。トンネルをくぐらずに青梅街道を渡って、多摩川に沿う道に入る。

20211120 花折戸尾根登山口

尾根の末端はここ。これが登山口かな...単なる祠かな...
祠に一礼し、はしごを上る。

20211120 花折戸尾根の2つめの祠

祠の右手に踏み跡が続く。アキレス腱が伸び切るような斜面を登ってゆくと、また祠。
この祠の右側に踏み跡が続き、進むにつれてだんだん道らしくなってゆく。

20211120 花折戸尾根の下部、道標あり

道標があった。
尾根のはじめは急登が続く。駅を出たときは肌寒かったが、太陽が高くなるにつれ暑くなってきた。ウインドブレーカーを脱いで登り続ける。

20211120 花折戸尾根の植林

自然林と植林、急登と緩斜面、それぞれが交互に現れ、高度を上げてゆく。
静かだ。奥多摩はバイクが騒々しいことが多いが、今日は全く聞こえない。

20211120 周りの山が見えてきた

だんだん周りの山が見えてきた。
ちょっと藪っぽいところもあるがご愛敬。全体的によく踏まれた道だ。

20211120 ゴンザス尾根分岐

ゴンザス尾根分岐。
この先、落葉した明るい広葉樹林となり、落ち葉を踏みしめながら鼻歌まじに登ってゆく。

20211120 本仁田山への落ち葉の積もる斜面

チクマ山からちょっと下り、そして本仁田山への最後の登りとなる。
これが、大量の落ち葉が積もる急登。場所によっては脛くらいまで落ち葉に潜り、落ち葉のラッセルになる。
ざらざらと崩れる落ち葉に足を取られ難渋する先行者を追い抜き、尻セードのように滑り落ちてくる対向者とすれ違う。思いのほか大変だが、天気もいいので、落ち葉の森をザクザクと登るのがちょっと楽しい。

20211120 本仁田山山頂

ほどなく本仁田山の山頂。
展望があまりよくないマイナーピークだが、5、6パーティーくらいが休んでいて、賑やかだった。
私もおにぎりタイム。最近はまっている「焼きサバ」。

20211120 本仁田山から大ダワへ

次は川苔山へ向かう。大ダワまではハイウエー。思い切り駆け下る。

20211120 川苔山の大ダワ

大ダワで鋸尾根の稜線沿いを行くルートと、トラバースするルートがわかれる。川苔山へはどちらでもOKだが、行ったことのない鋸尾根にする。

20211120 鋸尾根は岩交じりのアップダウン

鋸尾根は岩交じりの急なアップダウンが続く。

20211120 鋸尾根中間付近

岩峰やリッジもある。はじめは、本当に忠実に稜線たどろうと思っていた。
しかし、行ってみるとギャップがあって「手」が必要なところもあり(走れない)、そしてリッジは、なんでリッジに落ち葉が積もるんだ?と思うほど落ち葉に覆われていて岩が見えず、空(くう)に踏み込まないようにそろりそろりと歩かないといけない。トレランシューズの中にも容赦なく落ち葉や木の枝が入ってくる。

途中で面倒になって、尾根の数メートル下にある踏み跡を走った。

20211120 川苔山舟井戸付近

トラバースしてきた道と合流すると、またハイウエーになる。
いつもはハイカーで賑わうこのルート。しかし今日はほとんどいない。

20211120 川乗林道通行止め

ハイカーがいない理由はこれ。
川苔山に登る最短ルートの川乗林道が、工事のため閉鎖されている。

20211120 川苔山山頂

川苔山山頂に到着。やっぱり人が少ない。

20211120 川苔山山頂から石尾根

朝の青空が嘘のような、寒々しい曇り空。それでも石尾根、長沢背稜の眺めが良い。
残りのおにぎり(ねぎ味噌)を食べて、足早に山頂を後にする

20211120 鋸尾根戸の分岐

鋸尾根との分岐。
さっきはこの正面の斜面を下ってきた。鳩ノ巣に下山するので左へ。

20211120 山ノ神への下り

山ノ神へは、単調な下りが延々と続く。ガンガンスピードを出して駆け下りる。

山の神はまだかいな~、と思っていたら、左下に林道が見えてきた。
やっと山の神だと思った瞬間、視界が回転する。木の根トラップに左足を取られた。左足首が固定されたまま、将棋倒しのコマのように前方へ転倒。

ゴツン。

うう、左ひざをもろうった。しばらく四つん這いのまま立ち上がれずにうずくまる。痛い...
まだ2回しか履いていない、ジョガーパンツの左ひざが破けている。ちょうどひざの骨の上を打ち、血が滲みだしている。ひざはなんとか曲げられるので、骨は折れてはいないようだ。
ズボンがこすれて血が止まらないので、裾を膝上までめくって、左足を引きずるように下山再開。外気に触れて血が固まってきた。

20211120 山ノ神

山ノ神様、殺生でござる。よそ見した自分が悪いのだけど。

途中ですれ違ったお兄さんは、目を見開いて私の血だらけの膝をガン見していた。

20211120 なんとか鳩ノ巣へ下山

やれやれ。なんとか鳩ノ巣の正法院へ下山。
血だらけのまま街を歩くのはまずそうなので、予備の水で傷を洗って、滅菌ガーゼとテーピングテープで傷を覆う。膝全体が紫色になってきた。

20211120 鳩ノ巣荘で日帰り湯

膝は痛いんだけど、緊急性はなさそうなので、今日の登山口の向かいにあるはとのす荘で日帰り温泉。
浴室はきれいで良い雰囲気。露天風呂では、直下の鳩ノ巣渓谷の水音を聞きながらリラックス。

20211120 鳩ノ巣駅さんらく

列車の時間までちょっとあったので、鳩ノ巣駅の正面にある「さんらく」に入る。
お目当てはもちろん、生ビール。駅前だから、半端な時間でも飲める。ついでに肉うどんも注文する。
は~、うめ~。山登り->温泉->生ビール、最高の休日の過ごし方だね。緊急事態宣言が終わって、ビールが外で飲めるようになって、本当によかった。

(完)

参考:
鳩ノ巣駅8:57-9:59ゴンザス尾根分岐10:04-10:28本仁田山10:36-11:37川苔山11:46-12:49はとのす荘

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