富士登山競争のトレーニング~秦野駅から大山(1)

5/8 秦野駅~蓑毛~ヤビツ峠~大山~高取山~弘法の里湯

富士登山競争の五合目コースにエントリーした。

富士登山競争に参加しようと、初めて申し込んでからはや5年。先着順で負けたり、抽選で外れたり、コロナで中止になったり、まだ一度も走れていない。
今年こそは走れると信じてトレーニングに励む。

五合目コースは、富士吉田市役所から富士山五合目佐藤小屋に至る、距離15km、標高差1480mのコース。ずっと登りっぱなし。下りどころか平らなところもほとんどない。しかも、前半は私の苦手なロード。必然的にロードを走って登るトレーニングが必要だ。

私の住んでいるところには、坂道がない。そこで、近場でまとまったロードの登り+トレールのの登りのトレーニングができるところを探して、目を付けたのが丹沢の大山だ。(近場といっても2時間近くかかるが...)
秦野駅から大山山頂までは、ほぼ登りで、水平距離およそ11km、標高差は1100m、前半の蓑毛まではロードだ。富士山五合目よりひとまわり小振りだが、まあいいだろう。

20220508 秦野駅前

朝の秦野駅前。
GW中の小田急線は、スポーツウエアを着た学生たちでにぎわっていた。
天気予報は晴れ。確かに頭上は晴れているが、丹沢の山々は鉛色の雲に覆われている。

道に迷わずに駅前を抜けるのが、今日最大の難所のように思う。

20220508 蓑毛へのバス通り

GPSの力も借りて、駅前を抜ける。関東ふれあいの道を淡々と走る。意外とアップダウンがある。ダウンはいらない。

日が高くなるにつれて、暑くなってきた~。ロードは暑いよ~、はやくトレールに入りたい。日陰をつなぐように走る。

20220508 新東名高速道路工事現場

開けた工事現場。新東名高速道路の工事中だ。
これができると、中央線沿線の山々のように、丹沢の山々の頂で、つねに高速道路の車の音を聞くことになるだろう。

20220508 関東ふれあいの道の道標

関東ふれあいの道に入ってしまえば、道標も多く迷うことはない。

20220508 阿夫利神社鳥居

車道の真ん中に鳥居。阿夫利神社の鳥居らしい。阿夫利神社の鳥居はあちこちで見る。いったいいくつあるのだ。

20220508 蓑毛バス停

うわ~、やっと蓑毛バス停。ここまで、ただただ、暑い、の一言。
ここにはトイレもあるので、ちょっと休憩。

20220508 蓑毛からヤビツ峠への登山道入り口

蓑毛がヤビツ峠への登山口だが、そこからもしばらくは整備された道。木陰が涼しいのがありがたい。

20220508 ヤビツ峠への登り

沢を渡って、本当の登山道になる。急斜面にジグザグにつけられた登山道が続く。新緑と花がきれいだ。ウグイスも鳴いている。あまり頑張らずに、ふんふんと登っていく。

20220508 ヤビツ峠から江の島

お~、江の島だ。ヤビツ峠に近づくと、木々の間から湘南方面が見渡せる。

20220508 ヤビツ峠の広場

バイクの音や人の声が聞こえてくるとヤビツ峠。駅から1時間40分くらい。
峠の広場で休憩。風が吹き抜け心地よい。思っていたより人がいない。

20220508 ヤビツ峠から大山へ

大山へのハイキングコースはよく整備されている。

20220508 ヤビツ峠から大山、トラロープもある

トラロープや鎖場もある。でもちょっと傾斜があるだけで、危なくはない。

20220508 大山のスミレ

スミレをよく見かける。

20220508 雲に覆われる丹沢の山々

尾根から北西に目を向けると、雲が垂れ込める丹沢の山々。一見、南アのようなすごい山深い場所のように見える。

20220508 表参道から大山山頂へ

表参道に合流すると、人、人、人。
山頂まではもう少し。

20220508 大山山頂

鳥居をくぐって山頂に到着。駅から2時間半。トレーニングのつもりで来たけれど、花を眺めたり、新緑の写真を撮ったりしながらゆっくり登ったので、疲れなかったな...。

写真を見ると誰もいないように見えるけれど、山頂の広場は人で埋まっている。座れるところを探してうろうろする。結局、立ったままおにぎりタイム。

20220508 野菊と信仰の道

山頂から下山ルートを見下ろす。
市街地の間に島のように残された緑の尾根。「野菊と信仰の道」と名付けられたこの尾根を、鶴巻温泉まで駆け下る。

次回に続く)

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今回のコース

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