尾瀬の人気のまったり沢~北岐沢遡行、猿沢下降(1)

9/16 大清水~奥鬼怒林道~北岐沢~奥の二俣

休暇をとって南アの大井川東俣に行く予定だったが、天気予報は天気が長続きしないと言っている。
そこで急遽、1泊2日で尾瀬の中ノ岐沢・北岐沢に転進。尾瀬の人気のまったり沢で、遡行者も多いようだが、平日なので静かな沢歩きを楽しめるだろう。

東京を早朝に出る。関東は今日、一日晴れのはず。しかし、尾瀬に近づくにつれて、山や谷は灰色の雲に覆われてゆく。う~ん。
大清水で車を降りると、東京と違って空気は冷たかった。ここまで来ると異常な暑さから逃げられるようだ。

20220916 奥鬼怒林道入口

大清水からすぐに分岐。左は尾瀬沼へ続く沼田街道、我らは右の奥鬼怒林道へ。

20220916 奥鬼怒林道

大清水から入渓点までは、およそ1時間半の林道歩き。
東京電力によって管理されている美しい森の合間を、ひたすら歩き続ける。
だんだん雲が切れ、日が差してきた。それにつれて、冷たい空気はどこかへ行ってしまった。額に汗をしながらひたすら歩き続ける。

20220916 オモジロの滝

林道のすぐそばに滝があった。涼やかでよろしい。
オモジロの滝という。なんだオモジロって?

20220916 橋を渡れば入渓点は近い

うんざりするほど林道を歩く。しかし、東岐沢を渡れば入渓点は近い。
しかし、暑い。日差しが照り付ける橋の上は灼熱地獄。

20220916 北岐沢入渓点

橋から緩く坂道を登り続け、ヘアピンカーブの頂点が入渓点。この写真の正面。

20220916 北岐沢入渓点から沢に下りる

突入!
沢に下りる踏み跡は不明瞭。とにかくまっすぐ藪を漕いで、小沢に当たったら、それに沿って下りる。

20220916 北岐沢に下りる

無事、北岐沢に下りる。
大きな沢ではないが、水量は多め。林道を歩き続けた足に、沢の水が心地よい。

20220916 北岐沢最初の大きな釜を持つ滝

最初の滝らしい滝。大きな釜を持っている。パンツを濡らしたくない私は、当然巻く。

20220916 最初の滝を右から巻く

そこそこ高度感がある。

20220916 ダイモンジソウ

今の時期は花はほとんどない。ダイモンジソウが咲いていた。

20220916 北岐沢、小滝が続く

難しい滝もなく、小滝の連続や河原っぽいところをぴょんぴょん歩いていく。

20220916 北岐沢、衝立のある滝

おお。8m、水量も多く立派。手前に岩の衝立があり、全景は見えていない。
左の岩場から滝全体を巻く。

20220916 4段10m右から登る

4段10m、右斜面にはっきりした踏み跡があり、それを使って巻く。上のほうは、足元が柔らかくホールドもないので、笹の束を握りドロドロの斜面に足をねじ込んでだましだまし登る。思えば、ここが今日のメインイベントだったかも。

20220916 滝は小さくても釜は大きい

滝は小さくても大きな釜を持つものが多い。いちいち巻いているので、時間をとられる。

20220916 北岐沢、電線?

いや~、天気がいいな~、と空を見上げると、電線?

20220916 大滝前の大岩壁

大滝手前の屈曲部の岸壁。見上げるほど、大迫力。

20220916 北岐沢の大滝

大滝に到着。まったり歩いていたので、思ったより遠かった。予定より1時間以上遅れてしまった。
滝からちょっと戻って、左岸の踏み跡を使って巻く。

20220916 北岐沢大滝の巻き道

巻き道はしっかり踏まれているが、木の根のジャングルジム。

20220916 北岐沢大滝の巻き道から滝をのぞき込む。

途中、落ち口をのぞき込む。
ちょっと急な斜面を2mくらい下りて、沢に復帰。

20220916 北岐沢の大滝から上は穏やか

大滝から後は穏やかな流れが続く。
釜のない小滝はすべて直登。

20220916 北岐沢、大きな釜

そして大きな釜を巻く。

20220916 北岐沢、穏やかな流れが続く

そして、眠たくなりそうな穏やかな流れが続く。

20220916 北岐沢、うんざりするほど釜を巻く

そして、うんざりするほど釜を巻く。滝は小さいのに大きくて深い釜が多い。

20220916 北岐沢、ナメ沢となる

いつの間にか、ナメ床となって、まったり沢の本領発揮。

20220916 北岐沢、釜はなくならない

しかし、油断したころに深い釜が現れる。巻く。
エメラルドグリーンできれいなんだけど...

20220916 北岐沢、またナメ沢

またナメ沢。
3時を過ぎてしまったので、ビバーグ適地を探しながら登っていく。奥の二股が近づくにつれて、両岸がなだらかに、台地状になっていくが、なかなかいいところが見つからない。

そうこうしているうちに、奥の二俣に到着。

20220916 北岐沢、奥の二俣の右岸にテント

奥の二俣の、右岸、枝沢との合流点付近にテント4張くらい張れそうな平らがあった。そこにテントを張る。ただし、枝沢の川床と同じくらいの高さなので、雨が降れば水没する可能性がある。念のため裏の斜面にロープを張って、避難経路を確保。

本流の中州が台地状になっていて、何張か張れそう(張った跡がある)。少々の雨でも水没しなさそうだが、中州は怖いので、そちらはパス。

焚火の跡があり、そこで早々に焚火開始。
干物を焼いたり、具だくさん味噌汁を作ったりしながら、一杯。
日が暮れるとガスが下りてきて、霧雨となった。しかし、燃え盛る焚火の力で、そのまま飲み続ける。

お腹いっぱいになり9時に就寝。
いざというときすぐに逃げられるように、できるかぎり荷物はザックへ。それで枕がない。飯盒を枕にして寝る。

明日は午後から雨との予報。今日はだらだら歩いたが、明日はさっさと歩かないと。

(次回に続く)

参考
大清水6:39-7:49入渓点8:00-15:11奥の二俣

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