仙厳園で日本の技術力に驚く~鹿児島の旅(1)


2/22 羽田~鹿児島空港~仙厳園~指宿

久々の旅行だ。もしかしたら転職してから初めての旅行ではなかろうか。
土日の両日が休めることがほとんどなかったので、旅行どころではなかった。しかし、最近ちょっと落ち着いてきたので有休をとって鹿児島を旅することにした。

とはいえ、かばんの中には、当然のことながら仕事用のノートPCが入っている。

190222 空路鹿児島へ

羽田を飛び立ち雲の上へ。青い空が広がる。
しかし、天気予報はずっと雨模様で芳しくない。開聞岳と韓国岳に登る予定だが果たして...

190222 仙厳園の桜

土砂降りの鹿児島空港から島津家の別邸、仙厳園へ。
早咲きの桜が満開だった。

190222 両棒餅

お腹が空いたので茶屋へ。
名物の両棒餅を買う。「両棒」と書いて「ジャンボ」と呼ぶ。でも巨大な餅のことではない。武士が大小二本の刀を差すことを「ジャンボ」と言ったそうだ。そして棒が二本ついているから両棒餅、ジャンボ餅という。

190222 仙厳園の門と桜

仙厳園は、1658年に島津光久が構えた別邸。江戸時代、島津家の歴史を感じさせる庭園だが、それだけではない。

190222 仙厳園の灯篭

へんな形の灯篭。鶴灯篭という。
しかし、単なるへんな形の灯篭と侮ってはいけない。明治維新に先駆ける1857年、植物油やろうそくの明かりの時代に、島津斉彬はこの灯篭で、なんとガス灯の実験をしたのだ。

190222 水力で米をつく

これは水力で米をつく装置。
仙厳園の敷地内には、この他にも高炉や水力発電など、いろんな工業装置、設備の遺構がある。

190222 猫神

猫を祭る猫神。昨今の猫ブームでさぞや人気のパワースポットかと思いきや、テレビの取材が来ていたくらいで、ひっそりとしていた。

190222 尚古集成館

仙厳園の隣にある地味な世界遺産、尚古集成館。幕末の1865年に建てられた機械工場。今は当時の紡績機や鉄砲などが展示されている。
ここで、当時の日本の技術力の高さに驚かされる。例えば、製鉄の高炉建設に必要な耐火煉瓦は、翻訳された本を参考に、職人が日本の技術を使って作ったそうだ。本の記載だけから最先端の製品を作ることがどれだけ難しいかは、エンジニアなら理解できるだろう。

190222 黒紋のクロマグロ丼

仙厳園を一通り見た後は、昼食のために鹿児島駅へ。
気になっていた黒マグロ専門店「黒・紋」(駅前から移転しているので注意)で、「クロマグロ丼」を食べる。クロマグロのトロがご飯を覆う。
うま~い、うますぎる。食べ応えも十分。久しぶりに本当にうまいまぐろを食べた。
価格もリーズナブル。東京だったらいくらすることだろうか。

190222 弥次ヶ湯

雨は相変わらずつよい。観光を早々に切り上げて、宿のある指宿へ。
途中で「弥次ヶ湯温泉」に寄る。

味わい深い建物のひなびた温泉。大黒湯と弥次ヶ湯の二つの源泉があり、弥次ヶ湯は加水されていないので熱い。男湯は2つの源泉の浴場が中でつながっているので、裸で行き来できる。裏を返せば、女湯は裸で行き来できない。いや、やろうとすればできるかもしれないが...
泉質の確認を忘れてしまったが、強い鉄の香りとさらりとした湯。
今日は肌寒い日だが、風呂からあがってもしばらくは、じんわりと汗をかいていた。

宿はすぐ近くの民宿。宿のお風呂も源泉かけ流し。
さつま揚げやナンコツ、きびなごといった薩摩料理を肴に、芋焼酎で一杯。
久しぶりにのんびりとした一日だった。

(次回に続く)

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