ハセツネ準備開始~五日市駅から槇寄山(1)
4/30 武蔵五日市駅~今熊山~醍醐丸~生籐山~槇寄山~数馬の湯
奥多摩の雪はすっかり融けたので、ハセツネの準備を始めよう。
ハセツネにエントリーし続けるも、台風、コロナ、コロナと中止が続き、未だに走ることができない。今年も優先枠を使ってエントリーする予定だ。どうか、今年こそは実施されますように。
今シーズンの試走第一弾として、前半の武蔵五日市駅から槇寄山、できたら三頭山まで行きたい。
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5時に家をでる。明日で5月になるというのに肌寒い。フリースを着る。
早朝の山手線は、徹夜明けの妙なテンションの若者たちで混んでいた。コロナ前の風景が戻ってきている。
昨晩は大雨だった。朝日が当たった山肌から、もうもうと湯気が上がる。
武蔵五日市駅のハイカーのバスの列を横目に、まずは今熊山に向けてスタート。
雨露に濡れた道端の花。
広徳寺からトレールに入る。ここで身支度。
フリースを脱いで、マスクを外し、熊鈴をつける。
武蔵五日市の街並み。
灰色の雲は残るが、空の面積がだんだん増えてきた。
いったん道路を走り、今熊神社を参拝して再びトレールへ。
今熊山山頂の手前にベンチがあって、東京方面が開けている。遠くスカイツリーも見えている。
今熊山の山頂直下の分岐。右が山頂。左がレースルート。左へ行く。
トレールに入ってまだ人影を見ない。でも鳥の声がにぎやかだ。ウグイスも里から上がってきて、盛んにさえずっている。
稜線は雨に洗われた新緑がまぶしい。
風はやや冷たく、手袋をするか迷う。
このルートは何回も走っているが、前回から道標が増えたように思う。
この道標と、この伐採された景色は初めて見た気がする。
ご存じ、入山峠。
峠の周辺のトレールは、すでに刈り払いが入っているようだった。
弾左衛門ノ峰分岐。道標は巻き道しか示していなくて、誰かがご丁寧にマジックで柱に書き込んでいる。
いたるところで見かけるマーキング。伐採の目印だとは思うんだけど、何なんでしょうね。
10km地点。いつもこれを見て、まだ10kmか~、と思う。
昨晩の雨の影響で、道はところどころスリッピー。特に木の根を踏むと、ツルンといくので用心して下る。
日差しが強くなって、ますます新緑が輝く。いいな~、癒されるな~、肺の中まできれいになる気がする。
市道山分岐の手前で、ものすごい勢いで走ってきたランナーに抜かれる。あっという間に見えなくなった。
10時間とかで走ろうと思ったら、あれくらいのスピードが必要なんだろう。すごい。
木々の間から見える景色もきれい。
刈り払いが入っていないところもある。
ただ、まだクモがいないのであまり気にならない。これからの季節は、こんなところを走ったら、クモの巣だらけになること必至。
道に花弁が散っている。見上げても花の姿は見えない。
だいごまる~。ここまで来ると、ああ、来たな、と思う。
予定より20分ビハインド。冬の間、あまり真面目に走っていなかったせいか、ペースが遅い。
まあいいや、腰を下ろしておにぎりタイム。
(次回に続く)
今回のコース
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…