富士山の展望台、大岳山~奥多摩・大岳山から瀬音の湯
3/24 ケーブルカー下~大岳山~馬頭刈山~瀬音の湯
ハセツネ30Kを一週間後に控え、山を軽く走っておきたかった。
そこで、早起きして、いつものようにホリデー快速奥多摩に乗る。
風はなく、雲もない。
出発直前まで、中厚手のワークマンの防風パンツにするか、ペラペラのユニクロのアンクルパンツにするか悩んだ。しかし、外に出てみれば寒の戻り、ワークマンを選ぶ。咲き始めた桜も寒そうだ。
御嶽駅からバスで御岳山のケーブルカー乗り場へ。
ケーブルカー乗り場に並ぶ人を横目に、山頂へのロードを走る。今日は、この登りを走り切るぞ~。
道を間違えて、大塚山への分岐に出てしまったが、なんとか走り切った。でも、前回、歩きを交えて登った時と比べて5分しか早くなっていない。
あれ~、御岳の神代ケヤキが工事中だぞ。樹齢600年を超えるという特別天然記念物のケヤキ。補強工事だろうか?
御嶽神社に到着。今日は人が少ないな。
ペット用水場?こんなのあったかな?いや、去年はなかった(「2018年1月の山行」)。ペットもここで手を洗うのか?猫は嫌がりそうだ。
ここから大岳に向けて登山道を行く。
やっぱり今朝は気温がだいぶ下がったようだ。霜柱をザクザク踏んで走る。
快適なトレールが続く。団体ハイカーも多く、追い抜くのに難儀する。
大岳が近づいてくると、道がちょっと岩々してくる。今は大したことはないが、ハセツネでは真夜中にこれを下らなければいけない。濡れていたら滑りそうで怖いな。
大岳神社の鳥居をくぐれば、もうひと登りで大岳山頂。
この辺りから上は、少し雪が残っていた。さすが標高1000mを越えるだけのことはある。
ケーブルカー下から1時間48分で大岳山山頂に到着。
いや~、絶景。真っ青な空と真っ白な富士山。最高の富士山の展望台。
小さく甲斐駒ヶ岳の頭も見えている。
ゆっくりおにぎりタイム。20分くらいのんびりと景色を堪能。
大岳からは長い馬頭刈尾根を下って、瀬音の湯へ下山する。
手元の地図では大岳山の山頂からダイレクトに下る道があるが、分からなかったので、神社の分岐まで戻る。
初めは狭いトラバース道だが、やがて走りやすい尾根になる。
富士見台を通過。立派な富士山が見える。
登高意欲を掻き立てられる岩壁が現れた。つづら岩のようだ。
面白そうな岩だな~、とまじまじと見ていたら、上のほうから「ロープいっぱいで~す」というコールが聞こえた。
いいな~、俺も登りたいな~。
この尾根はほとんどハイカーと出会わない。そんなところは熊に出遭う確率も高い。
馬頭刈山の山頂に到着。開けた気持ちの良い山頂。ザックを下ろして休憩。来し方の大岳山方面を眺める。
ところで「馬頭刈山」とは不思議な名前だ。これを「まずかりやま」と読むのもすごい。
途中、高明神社跡という小さな祠があった。もともとあったお社はなくなってしまったようだ。立派な鳥居は森の中に残っていた。
もう瀬音の湯は近い。が、地図を見て道路に出るのかと思っていたが、つり橋で道路をやり過ごし、小さな尾根に着けられた登山道を行く。
細かいアップダウンが足にこたえる。
やっと瀬音の湯が見えてきた。
瀬音の湯にゴール。温泉に入って汗を流す。
食事をしたかったがレストランはいっぱい。バスの時間があるので待つ時間もない。
しかたがないので、スモークチキンをつまみにビールを飲む。
参考:
ケーブルカー下8:30-10:18大岳山10:36-11:52馬頭刈山11:58-12:38瀬音の湯
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…