手軽で楽しい谷川往復~谷川岳
8/3 天神平~谷川岳トマノ耳~天神平
今まで一番登った山(山域)は、と聞かれれば、おそらく1番は奥多摩、そして2番目は谷川岳を中心とする上毛国境の山々になるだろうか。
谷川は岩、沢、雪とオールラウンドで楽しめるだけでなく、天神平からのトマノ耳往復は、アプローチもよく、初心者のワンランクアップのためのハイキングとしてもうってつけだ。森林限界を超えた山歩きをしたことのない人にとって、頂上へのルートは忘れられない思い出になるだろう。
ということで、前回の職場ハイキング(「職場ハイキング~大岳山」)のメンバーで谷川岳に行くことになった。
メンバーは、前回とほぼ同じ。しかし、新幹線が出発しようとしているのに、ひとり来ない。電話してみると...まだ寝ていた。ドタキャン一名で出発。
上毛高原駅で新幹線を下り、バスに揺られ、ゴンドラに運ばれれば、もうそこは標高1319mの天神平。眼前にそびえる谷川岳が登高意欲をそそる。天気は夏の陽射しが降り注ぐ快晴。日焼け止めをたっぷり塗って出発だ!
天神平から熊穴沢避難小屋辺りまでは、樹林帯。
快適、快適、と言いたいところだが、正直暑い。今日はテストを兼ねて、ワークマンの長袖Tシャツを着ているのでよけいに暑い。でもサイドのメッシュから風が通り、なかなかいけている。
登るにつれ、国境稜線が見えてくる。オジカ沢の頭がかっこいいのでいつもこのフレームで写真を撮ってしまう。
樹木がなくなり見渡す限りの笹原になる。肩の広場のケルン(道標)が見えてきた。頂上はもうすぐだ。
「もうすぐだぞ~、頑張れ~」、と声をかけると、
「ほんと~?もうすぐ詐欺じゃないの~?」、と返される。
八月に入ったばかりなので、まだまだ花がきれいだ。
頂上に着いたよ~。どうだ、どうだ、すごい景色だろう。
やっぱり国境稜線はすごいな。あっちに向かって駆けだしたくなる。
頑張ったみんなをねぎらって、ボッカしてきた梨をむいて振舞う。
ひとしきり休んだ後、来た道を引き返す。
ギボウシがひっそりと咲いていた。国境稜線には、ギボウシが群生するお花畑がある。今度はそこをみんなにも見せてあげたいが、山頂往復でバテバテのメンバーにはなかなか難しいかな。
土合口からタクシーで仏岩温泉鈴森の湯へ。この辺りは何度も来ているのに、鈴森の湯は初めて。
温泉はもちろんいい。そして食事もよかった。
ほくほくした岩魚の天ぷらがのっている、岩魚野菜天丼サイコー。
(完)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…