本日は晴天なり~富士山・雪訓(2)
12/6 富士山五合目~馬返し
(前回の続き)
雪は夜半まで降り続いていたが、朝、テントを出れば雲ひとつない快晴。七合目より上は強風で雪煙が上がっているが、五合目は風は弱く穏やかな天気。
佐藤小屋の横の斜面で雪訓開始。まずは昨日のおさらいの雪上歩行だ。本当は、氷結した斜面のアイゼン歩行の練習のために富士山に来たのだが、昨日降った雪がふかふかで思惑がはずれた。
すっきり晴れて景色も良い。河口湖の向こうにはちょっと雪をつけた奥秩父が見える。
時々、弱い風が小雪を巻き上げながら音もなく吹き抜け、雪面は徐々に一枚の板のように平らに削られてゆく。しかし、中腹の空と雪面との境目は、一刻も止まることなく吹き上げられる雪煙でかすんでいた。
歩行訓練の次は滑落停止訓練。
滑落しようにも雪が柔らかくてぜんぜん滑らない。無理やりお尻で滑って滑り台を作ろうとしたら、雪がえぐれて地面がでてきて、岩にしたたか尾てい骨を打つ。
そこで銀マットをお尻にひいて滑ったら大成功!面白いほど良く滑る。
滑落しようにも雪が柔らかくてぜんぜん滑らない。無理やりお尻で滑って滑り台を作ろうとしたら、雪がえぐれて地面がでてきて、岩にしたたか尾てい骨を打つ。
そこで銀マットをお尻にひいて滑ったら大成功!面白いほど良く滑る。
充実した訓練を終了して下山する。途中で、業務用ビデオカメラを持った隊に遭遇する。大仰だな~と思って見送った。で、そのビデオカメラが向けられていたのはウッチャンだったらしい。普通のくたびれたおじさんにしか見えなかったが…
下山後はもちろん温泉。最寄の紅富士の湯に行く。ここの露天風呂からは大きな富士山が目の前に見えてすばらしい。お湯が塩素っぽいのが残念。
下山後はもちろん温泉。最寄の紅富士の湯に行く。ここの露天風呂からは大きな富士山が目の前に見えてすばらしい。お湯が塩素っぽいのが残念。
(富士山雪訓、完)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…