また試走、でも笹尾根~関場から数馬峠
12/8 関場~トッキリ場~醍醐丸~生籐山~丸山~数馬峠~数馬の湯
ロード(道路)を走るのは嫌いである。骨より硬い地面に足を打ち続け、同じ姿勢で同じ筋肉に負荷をかけ続けるのは苦痛である。
しかし、先週、レースの試走(「Tokyo八峰マウンテントレイル試走」)をしてわかったのは、まず、最初にロードを思い切り走って、トンネルわきの登山口が渋滞する前にそこにたどり着かなければならないということだ。
まるっきり自信がない。
そこで、そのロードを走るためにまた試走に行ってきた。ただ、先週と同じルートでは面白くないので、笹尾根にぬけることにした。
先週と同じように家をでて、同じように関場について、同じように走り始め、同じように林道盆堀線まで走ってきた。今日も寒くない。
先週と違うのは、今日はトレールランナーが多くガンガン抜かされる。みんなレースの試走に来ているのだろう。
ついでに自転車にも抜かされる。
道には、先週より落ち葉が積もっている。滑る。
問題のトンネル。
関場からここまで30分。けっこう真面目に走ったので、すねが少し痛い。
今日の荷物はいつもどおり8kgなので、レース当日の軽い荷物なら、スタートの夕焼け小焼けからここまで、30分がいいところか。
とりあえず、第一の目的は達成。
無意識に先週と同じ場所で同じ構図で写真を撮る。まずい、感性がパターン化している...
市道山分岐に到着。
今日は、ロードの試走の他に目的がもう一つある。それは、新しく買ったソフトフラスクのテストだ。粉飴を使った標準レシピでエナジージェルを作って、ソフトフラスクにつめてきた。そろそろ補給しようと、取り出してフラスクの口を噛む。
ん?でない。思いっきり吸うがでない。ん~、息が切れる、苦し~。
しかたがないので立ち止まって色々試すが、染み出るくらいしかでない。
フラスクの口をあけて、ハイドレーションの水を足して、フラスクをモミモミする。
やっと出た。これはかなり薄めに作らないと苦しいことになる。試して良かった。(家でやっておけ、との説あり)
醍醐丸に到着。
先週は和田峠に下ったが、今日は生籐山へ行く。
天気予報に反して、どんよりと曇っているのが少し気がかり。
まずは、醍醐丸から下ってゆく。階段はミニハードル状態。ここを駆け下るのは気をつかう。こんなんだったらないほうがいい気もするのだが...
春に来たルート(「春の笹尾根~連行峰から槇寄山」)と合流し、また同じような写真を撮ってしまう。
徐々にハイカーが増えてきた。稜線におばさま方の賑やかなおしゃべりがこだまする。
軍刀利神社奥の院で、登山の無事を祈る。
丸山に到着したのは、13時そこそこ。でも、斜めから射す陽の光がすでに夕方の寂しい雰囲気。
丸山は、名前の通りこんもりしたなだらかなピークで、さらにちょっと草原のようになっているため、山頂から槇寄山へのルートが、ぱっと見分かりにくい。昼間なら大丈夫だが、ハセツネではここを夜通過するらしい。暗闇の中でルートを探すのは大変そうだ。
笛吹峠付近には、シュールな光景が広がっている。
行く手にそびえる三頭山。
この稜線を2時間ほど行けばたどり着けるはずだが、行く気を喪失させる立派な山容だ。
13時35分、数馬峠に到着。今日は少なくとも槇寄山まで行くつもりだった。時間もまだ余裕がある。でもこの寂しい景色を見ていたら下山したくなった。
散々迷った挙句、数馬峠から数馬へ下山。フカフカ落ち葉の快適な尾根。
数馬の湯に到着。本日の行程は終了。下山は走りやすかったので、あっという間だった。
温泉と、ビールとかつ丼で一人打ち上げ。以前は、温泉に入ったらさっさと帰っていた。しかし最近では、早く体力を回復させるため、できるだけ下山後すぐ食事をしてから帰るようにしている。
参考:
関場8:05-8:35トンネル-10:09醍醐丸10:14-11:09生籐山11:19-13:03丸山13:10-13:35数馬峠13:42-14:05数馬の湯
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…