台北絶景、老地方観機平台・剣潭山~金門島、台湾一周(3)

2/11 龍江路~行天宮~故宮博物院~剣潭山~龍江路

前回の続き)

北側からの登頂を断念。

Google Mapで先ほど通過した外双渓バス停をクリックする。停車するバスの時刻と行き先が表示される。台湾のGoogle Mapは日本より進んでいる。

自強トンネルを抜けて、山の南側に行くバスがある。それを使って南側からの登頂を試みる。
ただ、南側からだと劍南山は戻るルートになるので、割愛して剣潭山に行こう。

20230211 雞南山步道入口

トンネルの南側の最初のバス停、大直加油站で下車して、少し戻るとトンネル入り口。
この左手が登山口の雞南山步道入口。

20230211 雞南山自然園區遊歩道

雞南山自然園區という自然公園になっている。その遊歩道を歩く。遊歩道は分岐が多いが、Google先生に従って進む。

20230211 雞南山自然園區 常緑樹の森の遊歩道

常緑樹の森に入る。ここは石垣島と同じくらいの緯度。でも亜熱帯のジャングルではなく、鹿児島の城山を歩いている雰囲気だ。

20230211 雞南山自然園區 バッタ

バッタだ、バッタだ。
しかしなぜ、「バッタ」なのだ。日本語らしくない。漢字は「飛蝗」だが、普通はこんなもの読めもしなければ、書けもしない。
「ばったばった」と跳ねるからとの説もある。ほんとかよ?

20230211 雞南山自然園區から圓山風景区への分岐

圓山風景區へ至る分岐。剣潭山は圓山風景區にある。
ここから本格的な登り開始。

20230211 雞南山自然園區の花

花がきれい。

20230211 雞南山自然園區 大直順安宮

山腹にある大直順安宮。休憩所じゃないよ、道教のお寺だよ。
ここまでは遊歩道だったが、ここからトレールになる。

20232011 雞南山自然園區の森

トレールに一歩踏み込めば、日射しも届かぬ緑濃き密林。姿は見えないが鳥の声がにぎやかだ。街から少し離れただけで、こんな豊かな自然があるのは驚きだ。

団体の後ろにくっついてゆっくり歩くが、譲ってくれるので、どんどんペースがあがる。

20230211 雞南山自然園區 台北の街が見えてきた

稜線に出て、台北の街が見えてきた。
トレールには、途中いくつか枝分かれがある。稜線通しのしっかり踏まれたほうへ行けば大丈夫。

20230211 雞南山自然園區 竹の森

今度は竹の森。気持ちのいいトレールなので軽く走ってみる。でも暑くてすぐにやめる。

20230211 劍潭山步道 老地方観機平台

老地方観機平台の展望台に出た!台北市街の絶景!松山空港の向こうに台北101も見える。
ちょっと靄がかかっているけど、でもこの時期でこんなに晴れてよかった。

トレールからコンクリートの遊歩道になり、ハイカーも多くなる。

20230211 劍潭山步道 觀音山眺望點

こちらは觀音山眺望點から見た、北側の景色。陽明山が見えている。また行きたいな~(「陽明山・七星山制覇!」)。

20230211 劍潭山步道 トーチカ

遊歩道のわきには苔むしたトーチカ。
この一帯は、軍事管制区と保安林だったので、今なお豊かな自然が残されている。

20230211 剣潭山の山頂

剣潭山の山頂。狭くて、展望もあまりない。

20230211 劍潭山 微風平台

すぐに広場に出た。微風平台。日本語に訳すのが難しいが、直訳すれば、そよ風プラットフォーム。

20230211 剣潭山 微風平台からの展望

微風平台からの展望。台北の北側を眺める。
街を縫って蛇行する淡水河、基隆河、そして右岸に陽明山。

手前に半球が飛び出た建物。恵比寿だか目黒に似たようなのがあったな。

20230211 圓山風景區の地図

現在地。MRTの劍潭駅のほうに下りよう。

20230211 劍潭山觀景台

展望台はまだまだある。劍潭山觀景台
すぐ足元の建物は、圓山大飯店。

ここから劍潭駅に向かって本格的な下り。
そしてなぜだが、カラオケが鳴り響く。遊歩道沿いにオープンテラスのカラオケクラブがいくつかあって、それぞれ競い合うような大音響で、聞きたくもない歌声を轟かせている。

20230211 劍潭山からの下り

ひたすら急な階段の下り。

20230211 半球が飛び出た建物

山を下りると、目の前に、展望台から見た半球が飛び出た建物。

20230211 天ぷら

行ったことのないところ、ということで気まぐれに芝山駅に行ってみる。駅のまわりをうろうろしていたら、軽食のスタンドに「天婦羅」の文字が。
でてきたのは、味噌おでんだった。

20230211 圓山轉運站 花博公園

ホテルに戻るためにMRT圓山駅へ。駅前は花博公園で、屋台も出て大賑わい。くまモンみたいなものもいるぞ。以前、高雄でも見た気がする(「蝶の谷…茂林」)。ちょっと違うかな?

ここからバスに乗る。台北のバス網は複雑なので、昔はあまりバスに乗らなかった。しかし、Google先生と悠遊カードのおかげで、今はためらうことなくバスに乗れる。

20230211 台北のバス停の電光掲示板

バス停の電光掲示板が待ち時間を教えてくれる。

20230211 ホテルに帰着

ホテルに帰還。ビジネスホテルって書いてあるけど、ラ〇ホみたいだ。

シャワーを浴びて、洗濯をすませ、サンダルをつっかけて表に出る。

20230211 港式レストラン

夕食はここにする。香港式レストラン?のよう。

20230211 メニュー

入り口で注文するシステム。
メニューを見てもなんだかよくわからないので、おすすめを頼む。

20230211 綜合三宝飯

綜合三宝飯。鴨をはじめとする3種の肉をのせたご飯。肉の味がしっかりしていて旨いが、例のごとく骨片が入っていて食べにくい。甘辛の汁がもう少しあれば、ご飯にも味が染みるのに。

20230211 蝦雲吞

蝦ワンタン。だいたい見かけの通りの味。具がぷりっぷりっで美味しい。

さて、ホテルに戻って一杯やるかな。

つまみは...

20230211 鍋貼

これこれ。鍋貼餃子。中国に焼き餃子はないという人がいるけど、安心してください、あります。

20230211 鍋貼と台湾ビール

うお~、鍋貼うまい。皮は香ばしく、具は肉汁たっぷり。そして、台湾ビール(ほかの酒は高くて買えない)をグビグビ。
鍋貼は、5個で30元(約135円)。安くてうまくて最高のつまみ。

次回に続く)

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