陽明山・七星山制覇!~台湾・台北(2)


10/31 国賓飯店バス停~陽明山バスターミナル~小油坑~七星山~冷水坑~擎天崗~陽明山バスターミナル~ツーリスト・センター~金山

前回の続き)

091031朝食ホテルで台湾定番のお粥の朝食。ここVIP HOTELはMRTの駅にも近く、部屋もきれいで、朝食に豚の角煮まであって、そこそこ安くなかなか良い。


091031関帝廟昨夜、ホテルの前のビルに提灯がぶら下がっていて、変なの~、と思っていたら、関羽を祭った関帝廟だった。こんなビルの中にまで…信心深いんだな。

さて、今日は陽明山にハイキングの予定。しかし、天気予報は雨。ずっと雨。だが、今は降っていないので、とりあえず行ってみることにする。


091031陽明山バスターミナル国賓飯店前のバス停から待つこともなく260路のバスに乗る。「多少銭?」(いくら?)と聞いたら「さんじゅうげんです」と…

だんだん近くなる、雲に覆われた山を眺めながら、40分ほどで陽明山バスターミナルに到着。ここから108路バスに乗り換える。が、9時ちょい過ぎですでにすごい行列。2台のバスを見送って、やっとすし詰めのバスに乗れた。


091031陽明山・小油坑

バスターミナルからバスは、ブンブンうなりながら、蛇行した急な坂をどんどん登っていく。そして、登りきった小油坑で下車。ここが陽明山最高峰の七星山(1120m)の登山口になっている。
天気はガスに霧雨。ウインドブレーカーがバタバタいう強い風が吹いている。泣けてくる。まずはバス停そばの「小油坑」という噴気孔を見に行った。硫黄の匂いや、噴煙や岩の感じがちょっと箱根っぽい。

091031元本山小油坑の売店。スナックがちょっと売っているだけ…ん、なんじゃこりゃ?「元本山」という海苔がある。
パッケージいわく、

元本山、元々は山である。

…意味不明…みんなで大爆笑。


091031七星山登山口ガスに覆われているがとりあえず雨はやんだ。よし、登ろう!あたりはなだらかな丘陵で、霧が峰の雰囲気。天気は悪いが開放感あふれるいい場所だ。


091031七星山登山道1

石畳のしっかりした登山道を登ってゆく。雨でドロドロだったらどうしようかと思ったが、急な斜面には階段がつくられ、濡れていても問題なく歩ける。(石がちょっと滑る)。この草原は夏にはお花畑になるようだが、今は何もない。
歩いていると、しょっちゅう日本語で話しかけられる。若い人には「こんにちは」と言われ、おじさんは、歌を歌い始める。「伊豆の雨は~、」と歌い始めたら、おばさんに、「今の若い人はそんな歌知らないでしょ!」と日本語で突っ込まれていた。

091031七星山登山道2

谷間の道を上がると、突然尾根に出る。時々ガスが切れて、これから行く先が見えるようになってきた。山に高い木は生えておらず、潅木とカヤトに覆われている。そして所々に草木の生えない、硫黄の蒸気が噴出す岩場がある。

091031陽明山・花少しだが、花もあった。もちろん名は知らない。


091031陽明山・七星山おお、ガスの切れ間から山頂が見えてきた。


091031七星山・山頂登り始めて40分ほどで七星山山頂制覇!台湾なのに風が強くて寒いんですけど…ガスで何も見えないし…でも頂上はハイキングを楽しむ学生でいっぱい。我々は行動食を食べて、さっさと退散。


091031七星山東峰七星山山頂から5分くらいで七星山東峰に到着。今宵の目的地、金山が見えるはずが…


091031陽明山・七星公園

七星山山頂から急な斜面の階段を下る。徐々にガスが晴れ、眼下に広い緑の高原が見えてきた。「七星公園だよ。」通りすがりのハイカーが日本語で教えてくれた。

091031七星山・登山道3下れば下るほど天気が良くなってきた。さっきまでの冷たい強い風もすっかりおさまって、ムシムシした暑さが戻ってきた。


091031陽明山・樹林帯

カヤトの斜面から広葉樹の森に入る。石段と森や苔のコントラストがいい。

091031陽明山・台北市街遠望

広葉樹の森はつかの間で、すぐに開けたススキの原にでる。ここからは台北の町並みが一望できる。台北の街を二分して、きらめきながら蛇行して流れる淡水川が美しい。他の建物から頭1つも2つも飛びぬけた、台北101もすぐに分かる。
陽明山は台北市街のすぐそばなので、その展望は立川に高尾山を持ってきて、東京を眺めるくらいのインパクトがある。

091031陽明山・夢幻湖火口湖の一つ夢幻湖。ここにしかない植物があるとのことだが、分からなかった。静かな湖畔に蛙の声だけが響いていた。


091031陽明山・羊歯ここの広葉樹林は鹿児島の城山にそっくりだが、明らかに違うのはこの巨大羊歯。大きな葉を放射状に広げる姿で、遠くからでも良く分かる。


091031陽明山・冷水坑へ

見晴らしのよい丘の道を冷水坑目指して下る。
遠くに広い草原が見える。擎天崗に違いない。あそこへ行こう。

091031陽明山・牛乳湖冷水坑には小油坑のようになにか噴出しているのを期待したが、それらしいものはなかった。ただ、日帰り温泉とこの硫黄の沈殿した白い湖、ニュウナイ湖(牛乳湖)があるだけだった。


091031陽明山・擎天崗


冷水坑から森の中の道を30分ばかり歩いて、擎天崗草原にでた。美ヶ原のような広い草原で、放牧も行われている。凧を上げたり、草原に寝転んだりして、大勢の人が休日の午後を楽しんでいた。

091031陽明山・擎天崗バス停大勢の人はどこへ行くのか…悪い予感があたった。擎天崗バス停はものすごい行列だった。
だいたい10~15分毎にくる108路バスを2本やり過ごして、なんとか3本目で乗ることができた。バスを待っている間に首の右側だけ日焼けしてしまった。


091031陽明山・ツーリストステーション

108路バスでバスターミナルまで行き、そこから歩いてツーリスト・センターに行く。ここから皇家客運のバスで金山を目指す。
が、バス停が分からなかった。ツーリスト・センターで私の片言中国語で聞くが、よく分からない。連れが英語で聞くと、隣にいたおじさん(おそらく観光客)が英語と片言の日本語で応える。英語と日本語と中国語のちゃんぽんで4人で乱戦模様に会話した結果、バス停はツーリスト・センターの入り口で、あと30分は来ないことがわかった。

ここまで来るのに、予定よりだいぶ時間がかかって、日が傾きはじめている。

091031金山・金包里皇家客運の豪華バスで、終点、金山に着いたときには完全に日が暮れていた。

バス通りから一本通りを入るとそこは金包里街、屋台がならんで賑やかだ。腹減った。でもまずは宿に行かなければならない。
今夜の宿は「金山青年活動中心」。そんなに遠くないはずなのに、お墓の間の道を延々歩き、刑務所のような塀にそって延々歩き、バス停から1時間近くかかってしまった。


091031金山・夕食1シャワーでハイキングの汗を流し、ついでに洗濯をし一息ついたら、宿の食堂は終わっていた。そこで雨の中、墓地を突っ切り、金山の街に出た。激しい雨で屋台は店じまいしていたので、バス通りの食堂に入る。
金山は海産物が有名な街だ。海鮮ビーフン、シラスのスープ、海老の塩茹…シーフードをどんどん頼む。


091031金山・夕食2そしてチャレンジャーの連れが怪しいスープを頼む。注文したら、間違いないかとおばさんが確認に来た。その名も
下水湯
一体、どこの下水だ。本当に食べられるのか…?
そしてやってきたのは写真左のスープ。匂いは下水ではないようだ…底に何か沈んでいる。モツだった。おそらく鶏のモツのスープだ。まずくはないがうまくもない。


腹いっぱいになり、途中のカフェ「85℃」でのんびりコーヒーを飲んで宿に帰る。帰ったら温泉が終わっていた…

次回に続く)

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