ますます突っ走る、岳人7月号
恒例の岳人のれぽ。
ブログがほとんど更新されない今日この頃、私がちゃんと生きている証のようになってきた…
特別寄稿「皇太子さま 富士山に登って」
日経新聞にも載っていた、皇太子さまの寄稿。
皇太子さまと言えば、、、特に思い出もないが、我々山ヤにとっても特別な方だ。
ほんの10年くらい前までは、山登りとは、何日も風呂に入らず、キジを撃ちながら(注1)野山をはいずり回る野蛮な行為だと思われていた。
そして、山で女の子に会うよりも、ブロッケンの妖怪に遭うほうが多いくらいだった。
しかし、そんな頃から皇太子さまは山に登らていた。
我々への世間の冷たい視線をいくぶんか和らげて頂いたのだった。
それは、深く暗いゴルジュの底に差し込む一筋の陽の光のようだった。
(注1)登山用語で野○○をすることを言う。
特集「6人のクライマー30の質問」
ほとんどの人はあまり興味がない記事かもしれない。
でも岳人らしい。
型にはめられて定年まで勤め上げても、老後が危うい今の日本で、自分のやりたいことを貫いている人たちは偉いと思う。
特別企画「岳人100ルート」
特別企画の3回目。
岳人らしさ爆発、
奥利根本谷、利根川源流山地縦走(俗に言う平巻)、毛猛山塊、荒沢~足拍子、幽ノ沢中央壁…
東京新聞社岳人のフィナーレに向けて、誰に(読者に)媚びることなく、ますます(趣味の世界へ)突っ走っているようだ。
「山道具2014 ヘルメット」
私は沢登りでしょっちゅう木に頭をぶつけるので、軽量ヘルメットはためらわれる。
ずっと、カンプかどこかの(ロゴがきれいさっぱり消えている)白いヘルメットを使っている。
遠目で見ると工事用のヘルメットそのものだ。
だから山では作業員に間違えられることがある。
「この夏、山の映画が熱い 高峰に賭けた男たちのドラマ」
山の映画が次々と公開される。要チェック。
「この夏 登りたい沢」
恋ノ岐川の40mナメ滝は「高度感はたっぷりだが、慎重に登れば危険はない」とある。
しかし、私が行った時には、滝は一面べっとりとヌル苔に覆われ、登るどころではなかった。無理して登れば、運が悪ければ滝下まで滑落、良くて全身茶色のぬるぬるだっただろう。
(レポートはここ「名前に惹かれて登る沢~恋ノ岐川から平ヶ岳」)
「次元を超えたゴルジュ 称名川下ノ廊下遡行」
絶句。残り少ない日本の秘境の姿がここに。
おまけ。
裏表紙にBlack Diamondのザックの公告があるのだが、その公告の写真のクライマーが、肝心のザックを背負っていないのが気になる…宣伝になってないな…
【楽天ブックスならいつでも送料無料】岳人 2014年 07月号 [雑誌] |
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…