台東、瑞穗溫泉、途中下車しながら東海岸を北上~金門島、台湾一周(13)

2/17 四重渓温泉~台東~瑞穗溫泉~花蓮

前回の続き)

台湾の旅も後半。台北に戻るために、東海岸を北上していく。

今日はゆっくり出発すればいいので、朝起きてまずは部屋の風呂で温泉。
極楽極楽。

20230217 台湾・四重渓温泉 朝ごはん

朝食付きの宿泊プランで、その朝食がこれ。
ドアノブに袋がぶら下がっていて、サンドイッチとコーヒー牛乳が入っていた。
まずくはないが少なすぎる。

チェックアウトして、コンビニへ。改めてサンドイッチとコーヒーを買って、外にあるイートインで2回目の朝食。

20230217 台湾・四重渓温泉 バス停?

バス停はすぐそこ...?
なんだ「山の海」って?

20240217 台湾・四重渓温泉、文明路口バス停

こっちが正解。

文明路口バス停から、枋寮駅行きの518バスに乗り、10時10分に枋寮駅に到着する(ここで検索)。台東線へ行く自強号は、枋寮駅発10時25分発なので、接続もばっちり。

バスを待っていると、おばあさんがやってきて横に並び話しかけてきた。
聞き取れないので、「日本人です、わかりません」と普通語で応えるが、容赦なく話続ける。閉口して途方にくれていると、バスが来る前に立ち去ってしまった。

バスは昨日通った海岸沿いの道を北上。今日も青空が大きい。

20230217 台湾・枋寮駅

枋寮駅に到着すると...すごい人。
乗り換え時間が15分しかないけど、大丈夫だろうか???
...大丈夫だよ~ん、悠遊カードがあるもんね!悠遊カードで自動改札を通って自強号に乗れることは、調査済み!

...この駅は、自動改札がなかった。

20230217 台湾・枋寮駅、自強号の切符

列に並んで窓口でなんとか切符をゲット。
しかし、悲しいお知らせ。窓口では悠遊カードが使えない。自強号に乗るために、悠遊カードにかなり金額をチャージしたのに、使えない。

20230217 台湾・枋寮駅 客車

日本ではあまり見かけることのなくなった、客車が停まっている。

20230217 台湾・枋寮駅 自強号

私は客車を横目に、台東行きの自強号に乗り込む。

20230217 台湾、自強号の編成

トイレがふんだんにある。

はじめ列車はバスで北上してきた道に沿って南下する。
列車は山腹を走り、右下にはバスが走る海沿いの道路、その向こうには青い海。

20230217 台湾・枋寮、ウナギの養殖

たぶん、ウナギの養殖池。台湾はウナギの養殖が盛ん。

列車は山腹をトラバースるように高度を上げ、海から離れ、枋山あたりから進路を東に変えてゆく。
台湾の中央部を南北に貫く3000mを超える山々は、南に行くにしたがって徐々に標高を落とし、最後は細い半島になって海に没する。その半島の山を越え、西海岸から東海岸に向かう。

20230217 台湾・枋寮山から山越え

あっという間に海が見えなくなり、トンネルをくぐるたびに山が深くなっていく。

やがて、うっそうとした森におおわれ、深い谷をうがつ山々が両脇に迫る。
山が近すぎて、列車が早すぎて写真がうまく撮れない。

20230217 台湾、東海岸大武付近

そして、あっという間に東海岸に出た。
長い長い砂浜、打ち寄せる波。

20230217 台湾・台東駅

終点の台東駅で途中下車。ちょうど昼食の時間。
台湾の東海岸は、山が海に迫る地形なので大きな都市が少ない。台東はちょっとした平野になっており、台東駅は大きい。

20230217 台湾、台東駅前

台東駅は大きいけれど、駅前には、あまりにも何もない。
Google先生に尋ねると、あいている食堂は2件ほど。

20230217 台湾・台東、車頭玉里麺

5分ほど歩いて、「車頭玉里麺」へ。

20230217 台湾・台東、車頭玉里麵の混ぜ麺と餃子

混ぜ麺と水餃子。
混ぜ麺はしょうゆ味が効いていていいい。水餃子は肉たっぷりでいい。

台湾は現在もコロナの制限があって、公共の場所ではみんなマスクをしている。私もあべのマスクをしている。しかし、ここにいるおじさんたちは、自由奔放に大声で話をしている。

満足して駅に戻る。

20230217 台湾・台東駅、売店の飛魚餅

飛魚餅?気になったが、大きな袋を持ち歩きたくなかったので買わなかった。
駅には、カフェや肉まんを売る店や、土産物屋などが充実。

20230217 台湾・台東、自強号で北上を続ける

再び自強号で北上を続ける。

20230217 台湾・台東、自強号車内

車内で食後のデザート。
カップに書いてある「外帯」とはテイクアウトのこと。前回の台湾訪問ではあまり聞く言葉ではなかったが、コロナを経て、今では食堂でもカフェでもどこでも「外帯?」と尋ねられる。

20230217 台湾・瑞穂駅で途中下車

瑞穂駅で途中下車。
東海岸に来たら、瑞穂温泉か紅葉温泉に入りたいと思っていた。紅葉温泉は休業中とのことで、必然的に瑞穂温泉へ。

20230217 台湾・瑞穂駅の自転車レール

駅の階段に自転車用のレールがある。さすが自転車大国。

20230217 台湾・瑞穂駅駅舎

大きくて立派な瑞穂駅。
でも駅前には、開いているんだか閉まっているんだかわからない商店がならんでいるだけ。

瑞穂温泉までは歩いて1時間。2時間後の列車に乗るつもりなので、歩いている時間はない。レンタサイクルを借りるつもりで、Google先生に相談したが、レンタルバイクはいくつもあるものの自転車があるかはわからない。

20230217 台湾・瑞穂駅前の幹線道路

駅前の幹線道路。広いけど、車はほとんど走っていない。
セブンとファミマがある。買い物はできる。
レンタルバイク屋をいくつかのぞいたが、自転車はなかった。駅の反対側にまわってみたが、そちらはさらになにもない。

あきらめてタクシーに乗る。
自転車を探していた時間がばからしいほど、あっという間に着いた。

20230217 台湾・瑞穂温泉

瑞穂温泉にはいくつか温泉宿があるが、その名もずばり「瑞穂温泉山荘」へ。
百年老店とあるが、なるほど、建物全体に年季が入っている。思わず営業しているのか、タクシーのドライバーに聞いちゃったよ。

受付で入浴のみと伝え、お金を払う。
山荘というだけあって、受け付けも山小屋みたいだ。

20230217 台湾・瑞穂温泉の浴槽

おお、風呂場もえらい年季が入っている!

20230217 台湾・瑞穂温泉のロッカー

おお、おおお、ロッカーはさらに年季が入っている!!!
ロッカーというか、棚。このシャワー兼更衣室で水着に着替えて、荷物は棚へ。

山荘の名誉のために言っておくと、現在改装中のようであった。
湯舟の横で、ガンガン建設工事をしていた。

湯が入っている湯舟は2つ(他はたぶん改装中)。熱いのとぬるいの。
鉄錆び色の黄褐色のお湯。熱いのに入って、ほてってきたらぬるいのに入る。その繰り返し。う~ん、なかなかいい。
先客の老夫婦はのぼせたのか、湯から出て湯船のふちに腰かけて話をしている。

山荘は街を見下ろす高台に建っている。
湯舟からも下の景色が見える。子供たちの声が聞こえる。

列車の時間があるので、ほどほどで終了。
受付で、タクシードライバーにもらった名刺の番号に電話してもらう。
またあっという間に駅へ。

瑞穂駅も悠遊カード使えず...
地震があったらしく、自強号は7分遅れてきた。花蓮に向けてさらに北上。

20230217 台湾・南廻線北上、夕暮れ

今日は、途切れることのない大きな山並みを、ずっと左の車窓から眺めながら移動してきた。
その山に陽が沈む。

20230217 台湾・花蓮駅のプラットフォーム

今日の終着点、花蓮駅に到着。

20230217 台湾・花蓮駅駅舎

あれ~、ここはどこ?わたしはだれ?
花蓮駅は、私が知っている花蓮駅と全く違う、巨大駅になっていた。前回来たのは15年くらい前...(「気持ち悪いくらいすごい太魯閣渓谷」)。台湾は発展し続けている。

20230217 台湾・花蓮駅のロータリー

花蓮駅の駅前。巨大なタクシープールや駐車場、バスターミナルがある。

20230217 台湾・花蓮駅2002年

これは、上の写真とほぼ同じ位置から撮った2002年の花蓮駅。

暗くなってきたから、さっさと宿に行こう。

宿は博愛路のばっぱー。なんだか暗いので探すのに手間取ってしまった。表は暗いけど、中は普通にばっぱー。さくっとチェックインして、階段を上って4階の個室へ。安いけど、ほどほど広くてきれいな部屋。
今日でコロナの自主隔離期間が終わったので、シャワー共同の安い宿に泊まれるのだ。

洗濯物がたまっているので、まずコインランドリーに行く。
Google先生に教えてもらった、博愛路のランドリーへ。しかし、Google先生がうそを言うので、道に迷う。
煌々と明かりがともる建物に近づくと、それがコインランドリーだった。

大きなドラム洗濯機がずらっと並ぶ。明るくてきれい。
操作方法の説明をにらんでいると、若い男の店員さんが助けてくれた。英語がまったく通じなかったが、そこは私のいんちき中国語と、身振り手振りと、店員さんのサービス精神でカバー。

洗濯が終わると20時。
腹減った~。でももう飲食店はほとんど閉まっている。

20230217 台湾・花蓮、阿城鵝肉

宿への帰り道に開いていた店、阿城鵝肉に入る。ガチョウのお店。
店員さんの口撃にあたふたしていると、オーナーらしき男性が、片言の日本語でおすすめを教えてくれる。

ガチョウの蒸し鶏のハーフ、自慢の筍の煮物、肉汁のぶっかけ飯、そして、冬瓜のスープはサービス。
筍は香り高く柔らかい。おすすめだけのことはある。ガチョウはしっかりとした噛み応え。肉汁が絞り出てくる。冬瓜も鶏のスープがたっぷりと染みている。うまい!
冬瓜のスープは、山盛りでお代わりもくれた。

いや~、腹いっぱい、大満足。
今日は昼も夜もうまかった。幸せな日だ。

(次回に続く)

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