フィッツロイ川に沿って、エル・チャルテンへ帰還~アルゼンチン、パタゴニアの旅(8)


1/19 ポインセノット~トレス湖~トーレ湖~エル・チャルテン

前回の続き)

モレーンの踏み跡はすぐに消え、ガレ場を崩さないように歩きつつトレッキングルートに復帰。

200119 フィツロイ・トレッキング、De Agostiniキャンプ場

モレーンのすぐ下にある、アゴスティーニ(De Agostini)のキャンプ場に到着。
ここで一泊して、モレーンに上がって星空を眺めたら最高だろうな~。

足早に来た道を戻る。それにしても暑い。ニット帽をかぶっていたが、暑いのでやめた。他に帽子を持っていないので、そのまま歩いていたら、髪の毛があっちっちーになってきた。早く森の道に入ろう。

200119 フィツロイ・トレッキング、どや顔の鳥。

どや顔の鳥。

200119 フィツロイ・トレッキング、水場の小川

トーレ湖とエル・チャルテンへの分岐の真ん中あたりに小川が流れていて、水場になっている。冷たくて気持ちいい。水筒の水を取り替える。

200119 フィツロイ・トレッキング、白骨の森に戻ってきた

白骨の森まで戻ってきた。
すれ違う人々は、皆、半袖短パン。中には上半身ビキニの女性もいる。長袖長ズボンの私は、完全に場違い。

200119 フィツロイ・トレッキング、分岐を越えた 

エル・チャルテンとポインセノットを分ける分岐まで戻ったら休憩しようと思っていた。しかし、分岐の広場の木陰は、休憩するハイカーで埋め尽くされていたので、分岐を素通りしてエル・チャルテンへ歩を進める。

分岐から先は、谷が堆積物で埋められてできた平原。北八ッの天祥寺原をスケールアップした感じ。ただし、樹木の高さは人の背より低く、見晴らしはいいが、木陰は全くない。さらに不運にも風がない。もちろん灼熱地獄。
まずい、頭の地肌がヒリヒリしてきた。私の頭頂は間違いなく隙間なく髪の毛に覆われている。だが、それでも紫外線が当たっていたようだ。慌ててタオルで頭を覆うが、たぶん、時すでに遅し。

200119 フィツロイ・トレッキング、トーレ湖を振り返る

トーレ湖を振り返る。
暑いよ~。あそこにはあんなに氷があるのに、ここは何でこんなに暑いの。

200119 フィツロイ・トレッキング、トーレ展望台

水をがぶ飲みしながら、トーレ展望台(Mirador del Cerro Torre)に到着。先が見えてきた。
トーレ展望台と言うけれど、雲でトーレはよく見えない。
腰を下ろして、とけてネチョネチョのチョコバーを食べる。

200119 フィツロイ・トレッキング、フィッツロイ川に沿って行く

これから行く道。右側のフィッツロイ川が刻んだ谷に沿って下りていく。樹林もあるが草原もある。涼しくなることを祈る。

200119 フィツロイ・トレッキング、フィッツロイ川とCo. Solo

フィッツロイ川が刻んだ谷。奥には、Co. Solo。足元からずばっと落ちているので、注意して写真を撮る。崖際に立たないとこの画は撮れない。ハイカーが、いぶかしげに私を見ながら次々と通過していく。

200119 フィツロイ・トレッキング、煙をあげるフィッツロイ

まるで煙を吐いているかのようなフィッツロイ。「フィッツロイ」は、探検家”Robert FitzRoy”を称えてつけられた名前であり、もともとは、先住民Tehuelchesによって「チャルテン」(chaltén)と呼ばれていた。それはまさに、「煙の山」の意味である。

200119 フィツロイ・トレッキング、エル・チャルテンに向かってお花畑の中を下る

エル・チャルテンにむかって、ひたすらお花畑の中を下っていく。

200119 フィツロイ・トレッキング、登山口に到着

トレッキングコースの入り口まで来た。街まではもうすぐ。
ここに来て風が強くなり、日射しは変わらないものの、だいぶ涼しくなってきた。

200119 フィツロイ・トレッキング、巨大吊るし雲

おお、巨大な吊るし雲。

200119 フィツロイ・トレッキング、エル・チャルテンの街を見下ろす

エル・チャルテンの街を見下ろす。トレッキングは終了。今日は山はずっと雲に隠されていたが、まあ、いいでしょう。楽しいトレッキングだった。

さて、この先の地図がない。街の中心までどうやって戻ったらいいんだ。

200119 エル・チャルテンの街の中心、インフォメーション

迷いながらもなんとか、街の中心のインフォメーションまで来た。
現在15時半。レンタルしたバーナーを返しにTiendaに行かなければいけないが、16時開店なのでまだ開いていない。飯でも食うか。

200119 エル・チャルテンMaffiaのラザニア

サン・マルティン通りのMaffiaという店が開いていたので入ってみる。こんな時間なのに意外と人が入っていた。
PEERという地ビールと、ラムのシチューのラビオリを注文する。
う~ん、濃厚なトマトソースの香り。口に入れると、じゅわっと肉汁が。うまい。うまいぞこれ。シェフをよべー!(呼ばないけど)
思わず店員さんに、うまい、と言う。
ビールもはちみつと青リンゴのフレーバーがあって、とってもさわやか。
う~ん、幸せ。

Tiendaでバーナーを返却し、パスポートを取り返して、今宵の宿へ。

200119 エルチャルテン、Hosteria El Alamo

Hosteria El Alamoにチェックイン。安宿が開いていなくて、私としてはちょっとお高い宿。まあ、快適そうだ。でもWiFiはロビーしかない。

まずシャワーを浴びる。頭と顔が日焼けして痛い。パタゴニアの紫外線に負けた。
そして、洗濯。オイルヒーティングがあったので、いざとなればこれで干せばいいと思って、洗えるだけ洗う。窓を開放して部屋干し。心地よい風が部屋に吹き込む。

荷物の整理をしている間に寝落ちしてしまった。
目が覚めるとすでに20時。よし、晩飯だ。

200119 エル・チャルテン、PANGEA

宿のすぐ近くの、PANGEAと言うレストラン。アルゼンチン家庭料理が食べられるそうだ。今日は、牛肉はお休みして家庭料理にしよう。

200119 PANGEAのロクロ

まずはRedというビールをガーッと飲む。香ばしくてうまい。アルゼンチンはワインで有名だが、ビールもバラエティーに富んでいる。以前、サルタ観光した時のガイドは、ビールが一番ポピュラーな酒だと言っていた。
次に、赤のグラスワイン。シラーズかな?まあ、何でもいいや、うまいから。
そして、メインはロクロ(locro)。豆やトウモロコシ、鶏肉をどろどろと煮込んだもの。消化に良さそう。そういえば、サルタでも食べたっけ(「サルタ到着、大ピンチ!」)。懐かしいな~。

今日もいい一日だった。

次回に続く)

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