ダラス空港に缶詰・・・~チリの旅(28)

11/27 ダラス空港

前回の続き)

サンティアゴを夜離陸し、ダラスに早朝に着く。映画を見ることもなく、まあまあ良く寝た。

171127 ダラス便での朝食

朝食。もちろんまだお菓子圏。ダラスに着いたらもっとちゃんとしたものを食べよう。
ほぼ定刻の5時半にダラスに到着。

171127 ダラス空港での朝食

まずは朝食。来た時と同じファーストフードの店でサンドイッチとコーヒー。できれば別のレストランで食べようと思ったが、値段が高い。マックはあるがコスパが悪い。10年以上のデフレを経験した身には、USの食べ物は高すぎる。

171127 ダラス空港のクリスマスツリー

ダラス発、成田行きのAA175は10時40分発なので、まだまだ時間がある。
トイレで歯を磨いて、空港内をぶらぶらする。
大きなクリスマスツリー、もうクリスマスの季節なのか。

離陸の40分前に搭乗。窓からは晴れ渡ったダラスの空が見える。
やがて、ウイーンというエンジンの唸りが聞こえるとともに、機体は滑走路へゆっくりと移動した。滑走路に入った機体は、徐々に加速、滑走路からの振動で機体が揺れる。あとはもう、日本に帰るだけ。旅も終わりだ…。

と、急に機体は速度を落とす。そして、離陸せずにノロノロ運転に戻ってしまった。どうした?
「ポーン」というチャイムとともに機内アナウンス。なにやら警告灯が点灯したため、戻って最終点検をもう一度するとのこと。
再びブリッジに接続。機内で待機。1時間後に出発予定とのアナウンス。
あ~あ、最後にケチがついたな。

1時間後、出発の気配なし。また、1時間後に出発予定とのアナウンス。
窓から、晴れ渡る空の空港を眺める。と、機体から荷物を下ろし始めているではないか。嫌な予感…。

そして離陸予定時刻から2時間、機内で座りっぱなし、飲まず食わずで待機していた乗客に非情なアナウンス。
「機体点検をするから、下りてロビーで待っててね。」

171127 ダラス空港、出発遅延のための食事

お昼の時間。いつ搭乗のアナウンスがあるかわからないので、おちおちレストランにも行けない。
と、出発できない哀れな乗客のために昼食が準備された。スナック、カップラーメン、フルーツなどなど。スナックは英語を話さない若者の一群が、抱えきれないほど持って行ってしまったので、すぐになくなってしまった。君たち、日本では同じことをしないでくれよ。

さらに待つこと2時間。アナウンスが。
「機体を替えるからさ~、ターミナルEで待っててくれよ~」(しびれを切らした私には、英語のアナウンスがこのように聞こえる)

171126 ダラス空港スカイリンクから

ターミナルEは遠い。まさか乗るとは思っていなかったSkylink(シャトル)に乗って移動。ダラス空港は広いなぁ。

ターミナルEの指定されたゲートで次のアナウンスを待つ。
やることがないので、フェリーの中で一度読んだ、機械学習の本をまた読む。小説やエッセイじゃなくて、この本を持ってきて正解だった。数式だらけなので、1、2度読んだだけでは理解できない。暇つぶしにちょうどいい。

今日、ダラス空港で朝日を見た。そして、今、地平線に沈む夕日を見た。私は、一体いつまでここにいるのだ。

結局、18時半過ぎ離陸。12時間以上ダラス空港に缶詰だった。

171127 成田行きの機内食、夕食

成田に着くのが何時になるか不安だが、とりあえず、夕飯食って、酒飲んで寝るべ。

次回に続く)

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