トレーニング不足を痛感～武蔵五日市駅から槇寄山（２）

9/26 武蔵五日市駅～入山峠～醍醐丸～生籐山～槇寄山～数馬

（前回の続き）

ホコリタケしかないのかな、ときょろきょろしていたら見つけた。典型的なキノコといっても過言ではないキノコ。特徴がないのでなんだかよくわからない。食べられるウラベニホテイシメジ？それとも毒キノコのイッポンシメジ？

醍醐丸から笹尾根に入ると、樹林の切れ目から左手に富士山が見える。

足元で突然、ザザーッと落ち葉をかき分ける音がすれば、それはだいたい蛇。秋の暖かい日は、登山道でよく蛇に出会う。

やっと連行峰。なんだか疲れた。
右足首をテープで固定していて、負荷がかかっているせいだと思うが、右の尻と膝が痛い。下りも右足の踏ん張りが弱く、また捻挫したら嫌なので、一歩一歩恐る恐る下ってきた。

空っぽの栗のいがばかりかと思ったら。しっかり中身が詰まったものも落ちている。このちっちゃい栗で、栗ご飯を作るとうまいんだよな～。でも今は拾っている時間はない。

軍刀利神社を通過。
今日くらいのペースで走ると、本番はこのあたりで日が暮れる。

浅間峠へのトレールは、こんな単調な道が多い。暗くても問題なく走れるだろう。

初秋のモノトーンの森の中で、この花が目立つ。

ハセツネ第一関門、浅間峠。１時間の出遅れを３０分取り戻した。
スタートからの制限時間は９時間。これは問題ないが、今熊神社からここまでの１８ｋｍにトイレがないのが問題だ。

日原峠。
本番では、浅間峠からポールが使用できるが、私は長い登りが始まる、この日原峠から使う予定。

土俵山から御前山と大岳山を遠くにのぞむ。
今日は途中で下りるけど、本番ではここからさらに６時間くらい走って、あの山々を越える。なんか気が遠くなるな．．．

浅間峠を越えると栗の木が多くなってきた。ここは栗畑と言ってもいいほどの栗密度。しかも、ほとんどのいがに身が詰まっている。来年は栗拾いに来よう。
ちなみに、虫の入っていない栗を選ぼうと、孔の開いていない栗を拾う人がいる。でもあの孔は、虫が入った孔ではなくて、虫が出てきた孔。

おそらくハセツネルートは、笹ヶタワノ峰は尾根の右のトラバース道で巻いてしまう。でも走ったことがないので走ってみた。蜘蛛の巣が～。

数馬峠。人影もなく静かな峠。ドングリが落ちる音が聞こえる。
浅間峠では遅れを３０分まで縮めたが、ここでまた開いてしまった。とにかく疲れる。長距離のトレーニングができなかった影響がもろにでている。

数馬峠、田和峠、西原峠と地味な峠が続くが、いずれも南西の権現山方面の展望がいい。

３０ｋｍ地点。当日はここを元気に通過することを祈るのみ。

１４：５５槇寄山山頂。予定より１時間ビハインド。残念ながら出発の遅れを取り戻すことはできず。８月に走らなかったトレーニング不足を痛感。
どんどんペースが落ちているので、三頭山まで行ったら終バスに間に合わないかもしれない。本番直前の試走で、目標を達成できないのは残念だが、おにぎりを食べて下山しよう。

ここまでで消費した食料は、チョコバー３本、自作ジェル５００ｋｃａｌ、おにぎり１個。ざっと１１００ｋｃａｌ。かなり食べた。水は、０．８リットル弱。今日と同じくらいの気温なら、月夜見第二駐車場のエイドまで、１．５リットルを見れば大丈夫だろう。

西原峠から数馬へ下る。この道は快適に走れる。

右は、温泉センター数馬の湯への近道、左は、数馬バス停への近道。いつもは右へ行くが、今日、月曜日は温泉は定休日なので、左に行く。

槇寄山登山口に無事下山。

ハセツネのタイム１４時間台を目標にずっとトレーニングしてきた。でも、今日の試走の感じだと、右足の捻挫の影響とトレーニング不足で、絶対に無理。１６時間台を目標にレースプランを考えなおそう。

（武蔵五日市駅から槇寄山、完）

参考：
武蔵五日市駅7:00-8:31入山峠8:35-10:30醍醐丸10:33-11:33三国山11:40-14:49槇寄山15:05-15:32槇寄山登山口

ハセツネ公式サイト
https://www.hasetsune.jp/

地図

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