久しぶりはしんどいです~三頭山から日の出山(2)

9/10 仲の平~三頭山~御前山~大岳山~日の出山~つるつる温泉

前回の続き)

20220910 小河内峠

小河内峠、ここからハセツネ3兄弟、御前山の登りが始まる。バックパックからポールを取り出す。
それにしても、天気予報はどうなった?午後から晴れのはずが、正午近くなっても、稜線は灰色の雲の中。

20220910 小河内峠から御前山への登り

小河内峠から御前山への登りは、標高差およそ350m。ところどころ短い急登があるが、概してなだらかで、それほどきつくない。

20220910 惣岳山山頂は雨

晴れどころか、惣岳山の山頂は降りしきる雨。トレールもぐちゃぐちゃで靴はドロドロ。
惣岳山のピークは御前山のピークの直前にあり、これが御前山と勘違いする人がいる。こちらのほうが静かでいいピークだが、展望はない。

20220910 御前山の下りの階段

御前山の山頂で、虫に追われながらおにぎりを食べ、早々に休憩を切り上げて下り始める。
そして、驚愕の事実。登山道の階段が整備されている。段差が大きいうえに、真新しい木の階段は濡れてい滑る。本番では御前山でポールをしまう予定だったが、この階段はポールを使って下ったほうが安全かもしれない。

ここまできて、捻挫をした右足が痛くなってきた。捻挫をした足首が痛いのではなく、ふくらはぎやハムストリングの上部が痛い。足首を固定してかばっている歪みが原因だろう。

20220910 細い稜線

稜線の両側が切れていて、警告の看板が立っている。しかし、ここより、風張峠周辺のほうが危険である。

20220910 大ダワ

公衆トイレのある大ダワ。
伝説によれば、レース本番ではここにリタイア選手用テントなるものがあって、近くを通るランナーを誘うという。

20220910 まっ黄色のキノコ

何か落ちている、と近寄ってみたら、まっ黄色のキノコ。遠くからでもよく目立つ。

20220910 大岳山への登り

大ダワからハセツネ三兄弟の末弟、大岳山への登りが始まる。道はだんだん岩っぽくなっていく。ポールを使うか悩むところ。

鋸山からハイカーが急に多くなる。それもなぜか、10人くらいの外国人の団体が多い。日本人の団体だと、熊鈴の音を聞くとよけてくれて、先に行かせてくれる。外国人はそうはいかない。大声でみんなでおしゃべりしながら、マイペースで歩き続けている。
しかたがないので、追い抜けるくらい道が広くなるまで、後ろにくっついてのろのろ歩く。まあいいか、足も痛いし。右足だけでなく、左足も痛くなってきたよ。やっぱり久しぶりはしんどいな。

20220910 鋸山と大岳山の間は平坦なところも多い

鋸山と大岳山の稜線は、平坦なところも多い。平ら~下り、は足の痛みを押して軽く走る。脚の筋肉に下りの刺激を入れておくと、1~2週間後の走りと疲労耐性に違いが出てくる。

と、ここで、朝、写真を撮っている私を追い抜いたランナーを抜き返した。彼は歩いていた。私は本番もここで走れるだろうか?

20220910 大岳山登りの鎖場

鎖場が出てくると大岳山の山頂は近い。

20220910 大岳山の新しい階段

以前はなかった階段。ハセツネに向けて整備されているのだろうか。

20220910 大岳山山頂

大岳山山頂。やっと着いた。
蒸し暑い。どんよりと曇っているが気温が上がっている。

20220910 大岳山荘の売店

山頂から少し下ったところに廃業した大岳山荘がある。その前に露店がでていた。担いでここまで運んできたのだろうか?

20220910 大岳山から御岳山の途中の岩場

大岳山荘から芥場峠までは、岩場交じりのトラバースルート。右側が切れ落ちているところも多く、夜間には注意が必要なところだ。

20220910 綾広の滝の先の水場

綾広の滝の先にある水場。ここはいつも豊富な水がでている。本番ではここで水をくむ予定。

20220910 ハセツネポスター

第三関門付近に貼られていた、ハセツネポスター。テンション上げ。

20220910 御嶽神社の鳥居

御嶽神社に到着。
やっと晴れてきた。足が痛い~。でも今日はもう少し。

参道の商店街を通り抜け、日の出山へ。コンクリートの長い下りが足にこたえる。

20220910 日の出山側の御嶽神社鳥居

コンクリートの着地衝撃に耐え抜くと、また鳥居。今度はここから長い階段を登る。
トレールランナー姿が多くなってきた。みんな、なぜか走らず歩いている。

20220910 日の出山山頂

午後3時、日の出山山頂。やっと晴れてきた。さっきまで走っていた稜線も晴れている。
疲れた、早く温泉に入りたい。写真を撮るだけで休まず下る。

20220910 日の出山からの下り

トレールはよく整備されているが、階段が疲れた足にひびく。本番はもっときついだろうな~。

20220910 金毘羅尾根分岐

ハセツネルートは、ここから右の長い金毘羅尾根を下り、武蔵五日市へゴールする。
私は温泉に早く入りたいので、左のつるつる温泉へ。

20220910 日出山登山口の祠

日の出山登山口に下山。何を祀っているか知らないが、登山口の祠に今日の無事のお礼を言う。
しばらく車道を走る。側溝を流れる湧き水で、ドロドロになった靴を洗う。

20220910 つるつる温泉

生涯青春の湯 つるつる温泉」着いた。

最後の温泉の入口への、数メートルの登り返しがしんどいくらい疲れた。タイムも遅い。
完全にトレーニング不足だ。しかし、ハセツネまではあとひと月しかない...

20220910 つるつる温泉、チキン南蛮

温泉に入って、チキン南蛮定食と生ビール。至福の時間。足が痛いけど。

(三頭山から日の出山、完)

参考:
タイム
仲の平7:14-9:13三頭山9:22-12:03御前山12:08-13:52大岳山14:00-15:54つるつる温泉

ハセツネ公式サイト
https://www.hasetsune.jp/

地図

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