岳人8月号~沢登の世界
暑い。
摂氏35度の炎天下でジョギングをするのは猛烈に暑い。
いい加減嫌になって、家に帰ってシャワーを浴び、クーラーの効いた部屋で岳人8月号をパラパラめくる。
特集「沢登の世界」
見開きの写真は赤木沢だ。
美しい沢だった。
赤木沢遡上、五郎沢下降、祖父沢遡上、高天原から水晶岳、裏銀座縦走と充実した(盛りすぎとも言う)山行だった。また行きたいものだ。(「黒部の宝石箱へ」)
笛吹川東沢のほら貝のゴルジュの写真がある。
写真を見ると水の色がエメラルドグリーンとブルーを混ぜたような鮮やかな色をしている。本当にこんな色してるのか~?と思うかもしれないが、本当である。
私がコンパクデジカメで撮った写真も目で見たまま、同じように写っている。(「名渓でスラブを堪能」)東沢はこの色を見に行くだけでも価値があるかもしれない。
「日本百名山冬季登頂記」
今月は光岳。見開きの夜明けの南ア南部の山々の写真を見て、積雪期に光岳に行きたくなった。
「とっておき山歩き」
・大崩山(「おおくえやま」と読む!)
・ピンネシリ
・岩木山
・木曽駒ケ岳~檜尾岳
・伊吹山
今月も有名無名取り混ぜて紹介されている。一部の有名な山に登山者が集中しがちな昨今、マイナーな山も積極的に紹介することはよいことだと思う。
「Dr.Mの山道具考」
ソックス&サポートタイツ。靴下もどんどん進化しているんだな~、と勉強になる。
他の記事はいまいちピンと来ない。
「登山に効く!!山食学」
梅の手巻き寿司と梅キムチ冷麺。
梅キムチ冷麺のレシピには「冷麺をゆでた後、冷水で洗い水気を切る。」とある…
ゆで汁はどうするの?もしかして、水場に捨てるの?地面にまくの?それとも飲むのかな?
たとえば、うどんのゆで汁のBODは1000mg/Lを超えるようだ。水質汚濁防止法で定められているBODの一律の排出基準は最大で160mg/L。つまり、うどんのゆで汁は、自然に帰すには汚すぎる。冷麺のゆで汁はうどんのゆで汁ほどではない気もする。しかし、これを脆弱な自然環境である北アのサイト場に捨てたら、残飯をポイ捨てするのと同じ自然破壊だろう。まあ、飲むのならいいだろう(私は気が進まないけど)。
「登山用語辞典」
”バリエーションルート”。説明に困る言葉だ。特にあまり登山に詳しくない人に説明するのに困る。直訳すると「変則ルート」とのことだが、私は「登山道を使わない登山」と言っている。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】岳人 2015年 08月号 [雑誌] |
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…