ブエノスアイレス散策~南米・パタゴニアの旅(4)
12/27 ブエノスアイレス(コロン劇場、5月広場)
(前回の続き)
昨晩、寝つきが良かったものの5時に目が覚めてしまった。完全に時差ボケだ。
朝のフロリダ通り。すがすがしい青空が寝不足の目に痛い。今日の天気予報は晴れときどき曇り。予想最高気温は36℃。さんじゅうろくど!暑すぎるよ~、勘弁してくれ。
フロリダ通りの本屋に入ってみたが、トレッキングの地図はなく、登山の本もほとんどなかった。
公衆電話はピンクビラでいっぱい。日本にもこんなのあるな~。
今日は夜行バスで19:00にブエノスアイレスを発つ。それまで時間はたっぷりあるので、ブエノスアイレス中心部を散策する。まずはサン・マルティン広場(Plaza Libertador General San Martin)。サン・マルティン将軍(1778-1850)は南米諸国独立に大きな功績を挙げた軍人。この像の前で多くの人が写真を撮っていた。
サンマルティン広場からレティーロ駅の前を通って、バスターミナルにきた。バス会社の200以上のカウンターがずらっと並びアルゼンチン各地へのチケットを売っている。三十三間堂なみの細長さ。ここの1階にある荷物預かり所(PACK GUARD)にバックパックを預ける。
日本の地下鉄の参考にしたという由緒正しき地下鉄に乗る。明るくて賑やかでどこかの国の地下鉄と違って、安全な雰囲気。
トリブナレス駅(Est. Tribunales)で降りて地上に出ると、そこには世界3大劇場の一つ、コロン劇場がある。中をのぞくと赤い絨毯に煌々とした照明、ゴージャスな雰囲気。コロン劇場の見学ツアーの切符を買おうと中に入ると、スーツ姿の警備員らしき男に止められる。ツアーに参加したいと言うと、「No!」。何を聞いても「No!」。なんだか分からないが追い返された…このくそ暑い中せっかく来たのに。
また地下鉄に乗りカテドラル駅(Est. Catedoral)で降りる。なんだか知らないが大混雑で、押し合いへしあいしながら地上にでると、そこが五月広場(Plaza de Mayo)、そして大統領府(La Casa de Goboerno)。1986年にアルゼンチンがワールドカップで優勝したときには、この広場に4万5千人もの人々が集まり、選手を祝福したという。そんな広場も今日は憩いの広場になっている。
このあたりには教会がいっぱいある。これはサン・フランシスコ教会。地球の歩き方にもLonely Planetにも解説がないので、詳細は不明。
これはサント・ドミンゴ教会(Iglesia de Santo Domingo)。1773年に建てられたというからかなり古い。人影もまばらで中はひっそりとしている。なんと言っても涼しいのがよい。外は立っているだけで汗がダラダラでるが、薄暗い教会の中はひんやりしている。椅子に座って涼むが、時差ボケのせいか、すぐにウトウトしてくる。いかん、こんなところで寝たら、起きたときに財布がなくなっているぞ。眠気と必死に戦う。
ヨーロッパ風の石畳の道、石造りの建築物がならぶ。散歩が楽しい場所だ。この猛烈な暑さがなければ…。みんな日陰になっている歩道を歩いている。
参考
- 地下鉄
- 1.1$(アルゼンチンペソ)均一。改札によってはICカードのようなものでしか入れないので注意。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…