日帰り燧ヶ岳スキー~尾瀬・燧ヶ岳

5/5 御池~燧ヶ岳~御池

GW後半に山に行くことにして、北アの計画を立てていた。しかし、いざGWになってみれば、GW後半は天気が悪く、山に登れそうなのは5月5日のみだった。

そこで、隙間の好天をねらって、尾瀬・燧ヶ岳に日帰りでスキーに行くことにした。
燧ヶ岳は久しぶりだ。前回は10年以上前、道路の除雪がされる前の3月に、桧枝岐の集落から狙っていらいだ。

180505 御池駐車場

GWとなれば、道路は除雪され、御池まで車で入ることができる。駐車場に雪はないが、一歩はずれれば、スキーをするだけの雪は十分ある。
見上げれば、雲の合間から青空がチラチラのぞく。しかし、肝心の燧岳燧ヶ岳は、ダークグレーの厚い雲に覆われて見えない。

180505 広沢田代

夏は花が咲き乱れる広沢田代も雪の下。前回来た時には、完全に雪に覆われた真っ白な平原で、濃いガスで視界が全くなかったため、コンパスを切ってルートを定めたことを覚えている。

だんだん晴れ間が大きくなってきた。
気温も上がってきたが、風が強いので暑くはない。

熊沢田代まで、急斜面をジグザグに登る。前回は雪割れした斜面に難儀した。今回は、藪があちこちでていて、スキーが引っかかって難儀する。

180505 熊沢田代に燧岳

熊沢田代を見下ろし、その向こうに燧岳。頂上に続く雪の斜面はかなり急なようだが、この融けかけてグサグサした雪なら大丈夫だろう。

雪が切れたので、スキーを担いで夏道を行く。

180505 熊沢田代

3月に来た時は真っ白な雪原だったが、もう、普通に木道を歩く。

180505 燧ヶ岳への登りはじめ

残雪をたどって頂きを目指す。
青空が広がってきた。霧氷をまとった木々が春の陽にキラキラと輝き、とてもきれいだ。

180505 山頂直下の斜面

途中、藪に行く手を阻まれ、スキーを担ぎながら藪をこぐ。そして、急斜面のトラバース。硬い雪面に薄く腐った雪がのっている。シールが効きにくく、登りにくいがなんとかシールで行ける。
凍っていたらかなりの恐怖体験になっただろう。

180505 燧ヶ岳の頂上はすぐそこ

頂上はすぐそこ!

180505 燧岳山頂から尾瀬ヶ原、至仏山

頂上直下でスキーを脱いで、夏道をたどる。
そして、たどり着いた山頂は、360度の展望。そして、人が多くて騒々しい。尾瀬ヶ原のほうから登ってきた人が多いようだ。

尾瀬ヶ原の向こうに至仏山が見える。そういえば、至仏山は、2回ぐらいトライしているけれど、山頂にはまだ立ったことがないなぁ。

180505 燧岳頂上から尾瀬沼、日光白根

尾瀬沼の向こうには日光白根が。日光白根もスキーで2回くらいトライしているけど(たとえば「日光白根、侮り難し」)、山頂にはまだ立ったことがない。とりあえず、雪のないときに行くか…

180505 燧岳からドロップイン

燧ヶ岳の肩からドロップイン!
天気も良く視界もあるし、雪もグサグサだから楽ちんだね~。

正面は、会津駒から尾瀬に至る稜線。会津駒の山頂には3回も立っているんだよね(たとえば「無風快晴、憧れの山々を臨む」)。いつか、会津駒から会津朝日岳の稜線をトレースしてみたいものだ。

180505 熊沢田代は秋の湿原のよう

熊沢田代まで下りてきた。一見、晩秋の湿原のように見える。

180505 越後三山

あっちは越後三山。残雪の季節に縦走してみたい。
越後駒は一回行ってるけど、時間切れで山頂に立っていない(「今さら初スキー」)

藪の出ている森の中を右往左往しながら駐車場まで戻る。1時間もかからなかった。スキーははやいな~。

御池でコーラを飲んで一息ついて、帰途につく。

180505 桧枝岐村のガソリンスタンド

桧枝岐にはガソリンスタンドが1件ある。大胆な修正だ。

180505 燧の湯

いつもは小豆温泉に行くんだけど、今日は桧枝岐の燧の湯。

180505 信吉の山菜天ぷらそば

ひと風呂浴びたら、次は美味しいもの。
西那須野塩原インターを使う時は、ここ10年くらいはいつも「信吉」へ行く。

山菜天ぷらそば。香ばしい十割蕎麦にほろ苦い山菜の天ぷら。最高だね。

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