ぐんま県境トレイル、憧れの稜線へ~白砂山から三国峠(1)


9/27 野反湖

群馬県と新潟県を分ける県境、それは、上越国境と呼ばれる。川端康成の雪国の冒頭にある「国境のトンネル」の「国境」も上越国境とされる。
そして、その上越国境の山脈は、巻機山や谷川岳、そして白砂山と魅力的な山々を連ねる。この中で一般向けの登山道があるのは、朝日岳から三国峠までの谷川連峰の主要部だけであり、それ以外の稜線は、視界ゼロの藪をも恐れぬ猛者だけに許された世界だった。

三国峠から白砂山までの稜線は、深い藪に覆われ、そこを訪ねた者は、山深い秘境の大展望の笹原の広がる稜線が続く天国だった、と言う一方、100m進むのにも1時間かかる、地に足のつかないほどの藪に覆われた地獄だったとも言う。

学生の頃からこの稜線に惹かれ続けていたものの、躊躇し続けていた。しかし、一昨年、たまたま白砂山を訪れたときに、この稜線が切り開かれ、登山道が通ったことを知った(「国境稜線行けるの!?~白砂山(1)」)。

ならば行くしかない。

休暇と天気とコロナのタイミングを見計らって、9月27日(日)、登山口となる野反湖に向かった。

野反湖へ向かうバスがでる長野原草津口駅に到着。ここは草津温泉の玄関口にあたる駅だが、事前情報通り、駅前にはコンビニすらない。

200927 長野原草津口駅

コンビニはないが、土産物屋があった。ここで、地場ワインを確保。

200927 野反湖

長野原草津口駅からバスに揺られること1時間15分、終点の野反湖に到着。本日はここのキャンプ場にテントを張る予定。
野反湖から三国峠は、走れば日帰りで行ける距離だが、今回はあえて途中のムジナ平避難小屋に泊る予定。その理由は後ほど。

ここまでの天気は雨時々曇り。天気予報では明日から晴れ。しかし、山は雲に覆われ、時々雨がパラパラと吹きつける。
周囲はボチボチ紅葉が始まっていて、下界と違って風は冷たい。

200927 野反湖キャンプ場受付

バスの終点から5分ほどで野反湖キャンプ場の受付に到着。
24時間対応の自動販売機があって、ビールはここで買える。シャワーまである。

200927 野反湖キャンプ場

受付からテントサイトまで徒歩10分くらい。湖畔のサイトと山側のサイトがあるが、湖畔のサイトは雨が降ったら水浸しになりそうなので、山側のサイトにテントを張る。
久しぶりのテン泊だ。ん?いや、正確に言うとアルゼンチンでは2月にテン泊をしている。しかし、国内では実に6、7年ぶりだ。
やっぱり日暮れのテントでまったりするのは最高だな。

200927 野反湖をのぞむ

日が暮れ行く野反湖の湖畔でのんびりとビールを飲む。

明日の天気はどうだろうか?ここ数日、関東甲信越は秋雨前線の影響でずっと雨だった。天気予報では、明日から移動性高気圧が張り出し天気が回復すると言っている。しかし、ここの山々は雲に覆われ、遠くから風の唸りが聞こえる。天気図をみると北から寒気が張り出しているように見える。
天気が回復傾向にあるのは間違いないと思うが、、、

次回に続く)

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