氷河トレック@ペリト・モレノ氷河~アルゼンチン、パタゴニアの旅(11)


1/21 エル・カラファテ~ペリト・モレノ氷河~エル・カラファテ

前回の続き)

200121ペリト・モレノ氷河トレック、その1

いったん氷河の淵まで下りて、そこから氷の上にのる。まず出迎えてくれたのは、氷のトンネル。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その2

中は青い世界。不思議な浮遊感。
油断していると、ガゴン、と頭を打つ。ヘルメットは必須である。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その3

鉄下駄のようなアイゼンは、歯が丸まっていて氷に刺さらない。でも、氷の表面がザラザラしているので、問題なく歩ける。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その4

フィツロイの埃で薄汚れたトレッキングシューズで、ブルーハワイのかき氷の上を歩く。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その5

氷の中に小石が閉じ込められている。青い海のなかに小石が漂っているかのようだ。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その6

表面に水が流れているところは、青さが際立っている。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その7

弱い風があり、主稜線は雲に覆われているものの、まずまずの天気。悪天で途中で打ち切ることも多いそうだ。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、クレバスをのぞき込む

ビレイされてクレバスをのぞき込む。
ロープは両方ともインクノットで固定されている。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、クレバスの向こうには別の隊

クレバスの向こうには別の隊が歩いていた。
肝心のクレバスの中の写真は撮り忘れた。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、氷河の小川

氷河には無数の亀裂が走り、そこに水が流れ小川になっている。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、クレバスを渡る

小さなクレバスをおっかなびっくり渡る。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その8

クレバスが水で満たされていると、みんな平気でその縁を歩く。落ちても水に浮くという安心感だろうか。

ちょっと辟易したのが、アメリカ人の写真好き、とってちゃん。青い亀裂があると、いちいちその前に女性がでてきて、腰と頭に手をやってポーズをとる。するとすかさず連れの男性が写真を撮る。他の人が先にカメラを構えていてもお構いなしだ。それもすべてのアメリカ人カップルが。
家に帰ったとき、彼女は同じような自分の写真を、何十枚も見ることだろう。

アメリカ人は、アメリカ人どうしで大声で話しながら群れて歩いている。日本人は群れるとか言う人がいるが、アメリカ人のほうが非英語圏ではよっぽど群れると思う。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、その9

氷河の奥へ進む。できれば、あの正面の山まで行きたいんだけどな...あの向こうには南パタゴニア氷原がある。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、ランチ

平らな場所でランチ。昨日、スーパーで買ったハムチーズサンドと牛乳、そして赤いリンゴ。
ハムチーズサンド、期待はしていなかったがうまい。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、氷河の上の激流

氷河の上には、飛沫をあげて流れる激流もある。

ガイドが、時間だから引き返すと皆に告げる。
ひとりのアメリカ人が、あそこに見える丘に登りたいとガイドに盛んに訴えている。ガイドはずっと首を横に振っていたが、とうとう根負けして丘に行くことになった。
困ったアメリカ人だな。でもこういうアメリカ人は好きだ。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、丘に登る

丘に登る。さすがに眺めがいい。でかしたぞ、アメリカ人。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、Co. Cervantes?

ペリト・モレノ氷河を挟む山にも氷河。Co. Cervantesだろうか。

200121 ペリトモレノ氷河トレック、帰途につく

丘に登った後、足早に来た道を船着き場に戻る。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、滝に戻る

滝まで戻ってきた。こちらから見たほうがかっこいいな。

200121 ペリト・モレノ氷河トレック、氷河の末端

氷河の末端の小屋で、装備を返却してトレッキング終了。

船着き場へ戻る途中、カラファテの実がたくさんなっていた。
「エル・カラファテ」”El Calafate”という街の名前は、このカラファテ”Calafete”という木からきている。この実を食べると再びエル・カラファテを訪れることができるという。前回エル・カラファテに来た時(「エル・カラファテに到着!したものの…」)には、無念を晴らすべく再訪を誓ったが、残念ながら食べ損なった。でも大丈夫、こうしてまた来ているのだから。

念のため、1つ食べておく。ん~、渋い~。

ガイドが、あと10日もすれば甘くなると説明する。
その横で、例のアメリカ人カップルたちが、バクバクと実を摘んで食べていた。

200121 ペリト・モレノ氷河の船を待つ

船が来るまで20分ある。その間でなんとしても氷河が崩れる写真を撮ろう。

200121 ペリト・モレノ氷河が崩れるのを待つ

待てど暮らせど氷河は崩れない。
でもいいか、こんな景色を見ながらのんびりできるのだから。

200121 ペリト・モレノ氷河の船の上で氷河のオンザロック

帰りの船で、氷河の氷のウイスキー・オンザロックが振舞われた。粋だね~。
はるか昔に氷に閉じ込められた空気がプチプチといっている。
ペリト・モレノ氷河に乾杯、素晴らしい旅に乾杯。

あそこにも、氷河が崩れるのを待っている人たちがいる。

200121 船からペリト・モレノ氷河

今日は、ずっと穏やかな天気だった。ラッキーだった。

200121 船からペリト・モレノ氷河、だんだん小さくなる

氷河がだんだん小さくなっていく。

200121 最後の展望台からペリト・モレノ氷河

バスで街に向かうと思ったら、すぐに駐車場に止まる。展望台があるとのこと。
カメラを持って、外に出る。日が傾き、風が強く、冷たくなってきた。
ペリト・モレノ氷河は既に暗く沈んでいる。最後に氷河の姿を目に焼き付け、バスに戻る。

帰りのバスは爆睡。なんにも覚えていない。
宿でシャワーを浴び、ディナーのために街に出る。

200121 エル・カラファテLablita

街の中心からちょっとはずれたところにある、アサードレストラン”La Tablita”。なかなかの人気店のようで、20分待つと言われた。が、ラッキーなことに5分で入れた。

まず、シラーズのグラスを頼む。これをピリ辛の豆のコンフィ(パンの付け合わせ)をつまみに飲む。

200121 La Tablitaステーキ

そして、もちろんステーキ、”Bufe de Lomo”。ハーフだけどボリューム十分。ワインは、3種類もあるマルベックのグラスから1つ選ぶ。
う~ん、肉もワインも昨日よりうまい。

いい気分で宿に戻る。
荷物の整理もせずにそのままベッドへ。

次回に続く)

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