嵐の山頂~富士山(2)


5/31 富士山富士宮口~山頂~富士宮口

前回の続き)

140531富士山、山頂が見えてきた

山頂が近づいてきた。登山者の列をたどった先にあるのが、浅間大社奥宮のある鞍部で、その左側にが剣が峰がある。
 今回は火口の滑降が目的なので、山頂で余裕を持って行動できるように、足のそろったメンバーでやってきた。しかし、その選りすぐりのメンバーのひとりが足をつってペースが落ちる。だましだまし、ゆっくり登る。でも、なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ・・・。

140531富士山、雪はちょうどいいザラメ

気温が上がり、風がないと暑いくらいだ。そして、雪はアイゼンがいらないくらいのザクザクのザラメになっている。帰りの滑降が楽しみだ。

140531富士山、山頂到着

 山頂についたぞ~!途中でペースが落ちたけれど、駐車場から5時間20分くらい。
 それにしても、雲行きが怪しい、というか山頂が積乱雲に包まれ始めている。愛鷹山のほうで雷鳴が聞こえる。地上では雷鳴は空から聞こえるが、ここでは横のほうから、隣ででかい銅鑼を鳴らされたかのように響いてくる。おっかな~い。着いて早々、10分だけ休憩して下山することをメンバーに宣言する。

140531富士山、火口

 おどろおどろしい雰囲気の火口。うなる風に乗って、黒い雲が次々と火口壁を乗り越えてゆく。残念だが滑降は次回に持ち越し。
 そうこうしているうちに、視界は雲にとざされ、大粒の雹がザーッと降ってきた。頭にかぶったヘルメットが無数の木琴のバチで叩かれたのように、雹でポコテンポコテン鳴っている。嵐だ…山の神がお怒りだ…。
 気温も急激に下がり、手が冷たくかじかんできた。もう、写真なんて撮っていられない。逃げるように、山頂から滑り下りる。

140531富士山、滑降

天気は悪いものの、ほどほどの視界があったため、雪渓のどん詰まりにはまることなく8合目まで下りてくることができた。ここまで来ると雷の音も遠ざかり一安心。でも、シーズン最初で最後の滑りを楽しむどころではなかった。

140531富士山、雪渓末端

 本日の滑降終了。スキーをはずす。振り返ると、次から次へとスキーヤーやボーダーが逃げ降りてくる。

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 また雹が降ってきたよ~。山の神はただでは帰してくれないらしい。

140531富士山、滑降アイテム

滑降の写真がほとんど撮れなかったので、駐車場でギアの写真でも撮ってみる。みんな流行とは関係ない年期の入った道具を使っている。

140531富士山、御殿場市温泉会館

下山後は何はともあれ温泉だ。御殿場は富士山と箱根の間にあるのに、意外と温泉が少ない。ここは御殿場から箱根のほうにちょっと行ったところにある、御殿場市温泉会館。風呂に入りながら富士山を見れることが売りだが、今日はもやもやしていて見えない。
 それにしても、屋根の「頭上注意」が気になる…。

(富士山 完)

2件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    火口の滑降は、宗教上の理由から止めるように神社側から要請が出ています。

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