翟山坑道とまた牡蠣~金門島、台湾一周(5)

2/12 松山空港~金門島・金城~翟山坑道~金城

前回の続き)

宿の部屋は値段相応のぼろさ。換気扇がうるさい。掃除はされているようだが、窓枠は埃だらけ。まあ、立地はいいし、しかたない。

デイバックに手回り品をつめて、宿を出る。

20230212 金門島、北鎮廟

旧市街と言ってもいい古い街並みは、散歩にちょうどいい。

20230212 金門島、金城大通り

大通りは、普通のビル街。でも街路樹が普通じゃない。

20230212 金門島、金城バスターミナルから翟山坑道へ

時刻は2時過ぎ。まだ十分観光できる。
金城バスターミナルに戻り、ここから6番バスに乗って、翟山坑道へ行く。

バス前方のディスプレイに翟山坑道と表示されたので、ブザーを鳴らして下車。しかし、それらしきものは何もない。

ここは誰?私はどこ???

バス停の表示を見ると「小古崗」...よくあることだ、何も言うまい。

20230212 金門島、翟山坑道入口

真っすぐな道を10分くらい歩いて到着。暑い。帽子を部屋に置いてきてしまったことに気づく。

20230212 金門島、翟山坑道の戦車

公園のようだが、展示物が戦車と物々しい。それはそのはず、翟山坑道は軍事施設としてつくられた。

20230212 金門島、翟山坑道の地図

全体像。
翟山坑道は、中国の侵攻に備えて、1963年から作り始められた、小型船舶を係留するためのトンネルだ。

20230212 金門島、翟山坑道の入り口

トンネルの入り口。

20230212 金門島、翟山坑道の入り口から下る

入ると階段を下ってゆく。外は蒸し暑いが、ここは涼しい。

見学者には高校生か大学生くらいの若い人が多い。マラソンを走り終わったと思われる団体もいる。

20230212 金門島、翟山坑道の地下空間

巨大な地下空間。トンネルの下半分は水を湛えている。ここにかつては、何艘もの小型船が係留されていた。

20230212 金門島、翟山坑道、分岐している

トンネルは分岐している。

20230212 金門島、翟山坑道の水面

さざ波ひとつない水面は、まるで鏡のよう。トンネルの底が見えているようにも見えるが、これは、水面に映る天井。

20230212 金門島、翟山坑道の魚

メジナっぽい魚が泳いでいる。

20230212 金門島、翟山坑道の出口

海への出口は閉ざされていた。波の音が聞こえてくる。

20230212 金門島、翟山坑道、アートのよう

ちょっとしたアートのようだ。

20230212 金門島、翟山坑道バス停

金城行のバスの時間に合わせて、見学時間は40分くらい。
今度は正真正銘の翟山坑道バス停からバスに乗る。バス停は翟山坑道の入り口の正面にある。

20230212 金門島、蚵嗲之家

金城に戻り、チェックしていた「蚵嗲之家」へ。また牡蠣の店。行列に並ぶ。

20230212 金門島、蚵嗲之家の牡蠣あげパン

これはうまい!
牡蠣入りのお好み焼きのようだが、揚げてあるので表面はパリパリ。噛むとサクッとして、口の中に牡蠣の香りと味が広がる。
ピーナッツ揚げパン?も食べたが、こちらも中華のゴマ団子みたいでおいしかった。

20230212 金門島、ホテルのシャワー

宿に戻ってシャワーを浴びて、洗濯。
便器とシャワーが一緒の、安宿にありがちなやつ。

20230212 金門島、金城老街の夜

6時過ぎたので、夕食のために通りに出る。店はどこもいっぱい。おそらくマラソンのせいだ。
あちこちのぞいて、席が空いている店に入る。

20230212 金門島、夕食

海鮮焼きそば、揚げ春巻き、魚の団子のスープ。特記事項なし。強いて言えば、春巻きが揚げすぎ。

20230212 金門島、金城老街のライトアップ

7時半に店をでると、人通りが少なくなっていた。みんな夕飯が早い。
ぶらぶらと散歩をする。そこかしこにへんなライトアップがあった。

次回に続く)

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