緑のグリーンランドに上陸!~アイスランド&グリーンランド(16)


8/10 レイキャビック~イルリサット
前回の続き)

120810アイスランド、グリーンランドの旅・アイスランド水道水の説明朝。ホテルでシャワーを浴びる。お湯からわずかに硫黄の匂いがする。水道水の説明が書かれていたので読んでみる。水は地下水で飲める、そしてお湯はなんと温泉!


120810アイスランド、グリーンランドの旅・手前に開くエレベーター手前にドアが開くエレベーター。日本にもあるかな?


120810アイスランド、グリーンランドの旅・レイキャビック国内線の空港レイキャビック空港。ほとんど街中と言っていいBSIバスターミナルの裏にある。ほとんど国内線だが、エア・アイスランドがグリーンランド各地へ飛んでいる。カウンターにならぶ顔ぶれはアジア系ちらほら見られる。ネイティブ・グリンランダーだ。
免税店でメモリカードを補充し、使わなかったアイスランドクローネでボルドーを買う。日本より安い。


120810アイスランド、グリーンランドの旅・エアーアイスランドのランチ強い雨の中、30分遅れで離陸。今日からアイスランドは嵐が続くらしい。ラッキーだった。
エアチケットには昼食が出ないと書いてあったが、七面鳥のスモークのサンドイッチがでた!期待していなかったのに出るとうれしい。連れは2つもらって食べている。


120810アイスランド、グリーンランドの旅・2x2x9席のボンバルディア製プロペラ機は天井までブーンと唸らせながら、単調な飛行を続ける。客室乗務員はコックピットの扉を開け放してパイロットと話をしている。厚い雲で景色は見えない。なぜか足元が寒い、しかし窓にシャッターがないので日の当たる膝は暑い…でも寝る。夜が短かく寝不足気味だ。


YouTube Preview Image

機内アナウンスがあって飛行機が高度を落とし始める。と同時に雲が切れ、目の前に青い海が広がった。なんの変哲もない海…と、白い四角い塊が遠くに小さく浮いている。あれが氷山か…なんか感動した。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・グリーンランドの海

機体は大きく右に旋回し、さらに高度を落とす。イルリサットに近づくにつれて、どんどん海は氷で覆われてゆく。電子機器を切れというアナウンスがないので、着陸しつつある飛行機の中から、みんな必死にシャッターを切ったりビデオをまわしたりしている。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットに到着

むき出しの岩や苔の絨毯、枯れ草の陸地に一本刻まれた滑走路に無事に着陸。ついにやって来た!幼い頃からどんなところか知りたかったグリーンランドに上陸だ! タラップを下りる。冷たい風に思わず首をすくめポケットに手を入れる。10℃以下だろう。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサット空港から市街へ

空港の前にはバスもタクシーも、人もいない。世界遺産を示す看板があるだけ。いっしょに来た乗客はホテルの送迎で行ってしまった。しかたないのでgoogle mapをプリントアウトした地図を手に街まで3km歩く。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・踏み跡をたどって市街へ

蛇行した道路を歩くのもしんどいので、方向的に間違っていないと思い荒野の踏み跡に入ってみる。

グリーンランドは思っていたより緑だった。私が今まで行った中で一番近い景色は「雲ノ平」。雲ノ平の高原がずっとどこまでも広がっている感じ。海岸ですでに樹林限界なので背の高い木はない。氷河に侵食しつくされ表土もほとんどない。黒い岩に苔が張り付き、岩と岩のくぼみにたまった土に、日本で言えば高山植物なのだろうが、草が茂っている。晩秋の雲ノ平を歩いている気になってくる。しかし、雲ノ平にはない街が見えてきた。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・建物より大きな氷山が見える

水平線に目をやれば、そこには建物より巨大な氷山が壁のように並んでいる。不思議な光景。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットの港

港には大型船から小型ボートまでぎっしりと停泊していた。大型船は貨物船、小型船は漁船だろう。グリーンランドは面積が日本のおよそ6倍の島。その沿岸部に5万人の人々がポツリポツリと街を作って住んでいる。街と街を結ぶ陸路はなく、空路と航路のみ、とくに貨物の大半は航路頼みだ。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットホステル40分かけて今宵の宿、”Ilulissat hostel”に到着。私が泊まれるのはここだけ。なぜならば、他のホテルはみな馬鹿高い。日本の高級旅館並み!ここは2人部屋、バストイレ共同、ランドリー1台、自炊、ご覧のとおり建物はゆがんでいる、だから安い。それでも高いので布団なしにした。でもオーナーはとってもフレンドリーで、部屋も清潔、キッチンも必要なものはそろっている。立派な御殿だ。


120810アイスランド、グリーンランドの旅・WorldOfGreenland散歩に出かける。街の中心部にある街一番の旅行会社。ほとんどなにも情報がないままここまで来てしまったので、ここで情報を集める。やっぱり現地には現地の情報がある。パンフレットをもらい、地図を買い、氷河クルーズの予約をし、ATMとスーパーマーケットの場所を聞く。


120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットのスーパーマーケット

ATMでデンマーククローネを下ろし、となりスーパーマーケットへ。イルリサットにはスーパーマーケットが二つあり、こちらが小さいほうらしい。小さいといっても品数豊富、ものによっては近所のヨーカ堂より充実している。特にワイン。デンマークの消費税は25%。食料品はほとんど船で運ばれてくる。だけど肉が安い。日本よりベラボーに安い。どんだけ日本人は高い肉を食べているんだ。乳製品は普通。そしてやっぱり生野菜は高く、レタス(グリーンランディックレタス)以外は日本の1.5~2倍くらい。以外だったのはポテトチップスなど袋菓子が馬鹿高いこと。カマンベールチーズ1個より高かった。輸送費のためだろう。あと、水産資源が豊富なはずだが、魚はほとんどおいていない。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットの寿司これは冷凍の寿司。醤油や味噌など日本の食材もならんでいる。もちろん高い。不思議なことに「中華食品 香ばしい」と日本語で書かれた、メイドインチャイナの五香粉があった。


120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットの街を散歩

散歩は続く。海を見ればそこにはいつも氷山。そして地面はむき出しの岩。青や赤の原色の木造の家が岩の上に直接建っている。山小屋みたい。アジア系(モンゴロイド)の顔つきの人がほとんどで、アイスランドとうって変わってみんな無愛想。着ているものも履いているものもきちんとしているが、何もせず暇そうにタバコを吸いながらおしゃべりしている人が多い。後で聞いたら補助金のせいじゃないかとのことだ。道端にはタバコの吸殻やビニール袋、自転車までが無造作に捨てられていてゴミだらけ。車の運転は乱暴でボケッと歩いていると危ない。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・イルリサットのサッカー

すごい人だかりがあったので行ってみたらサッカーの試合をやっていた。どこでもサッカーは人気。イルリサットの人口は4千人なので、街の五分の一の人がいるんじゃないかと思うくらいの勢いだ。

ここで子供に「ヤパン」と言われた。そうだよ、日本人だよ。なんで分かった?

今日は疲れたので自炊はせず、先ほどの旅行会社のとなりのカフェで夕食。テレビでさっきのサッカーの試合をやっていた。お客さん大盛り上がり。なんだか分からないがグリーンランディックバーガーとビールを頼む。ざっと2000円。たか~い!写真を撮ったのだが、どこかで消えてしまった。残念。

120810アイスランド、グリーンランドの旅・そりに注意?これはもちろん、そりに注意?


120810アイスランド、グリーンランドの旅・夕暮れ

10時が近づきそろそろ日没。イルリサットは北緯69度、北極圏にあり夏至には日が沈まなくなる。しかし、今は4時間くらいは日が沈んでいるようだ。夕日を見るために岩の丘に登る。全体がスラブ気味の岩山でスラブ登りを楽しむことができた。丘の上から海を見つめる。無数の氷山が波のない海に静かに浮いている。しかし耳が痛くなるほど冷たい風はやむことがなく、おまけに雨まで降ってきた。日没を待たずに退散した。

次回に続く)

参考

アイスランドからグリーンランドへ
AIR ICELANDがレイキャビックとグリーンランド数都市(数町?)を結んでいる。便数が少ないため早めの予約が必要。
イルリサット空港から市街へ
空港前にターミナルはあるが、定期バスはなくタクシーもいない。ホテルの送迎を頼むのが普通だが、歩いても40分。
イルリサットのホテル
ホテルは3、4ある。例えば”hotel arctic“など。しかし日本人の感覚からしても高い。一番安いのはおそらく私の泊まった”Ilulissat hostel“。どこのホテルも夏は半年前くらいから部屋がうまりはじめるようだ。
イルリサットでのツアー
旅行会社はいくつかあり、ツアーも様々。値段はそんなに変わらないようだが、情報量からまず大手の”World of Greenland“がおすすめ。街の目抜き通りにある。(どこかって?行けばすぐわかる。)
イルリサットでの買い物
カードでの買い物は手数料(3%)くらいとられる。現金のほうが有利な場合も多い。ATMはWorld of Greenlandから海に少し下ったところにある。衣食住の日用品は街の中心付近にあるスーパーマーケットでおよそ手に入る。海側のスーパーマーケットの正面にはアウトドアショップもある。物価は高めだがメモリーカードや肉は日本の通常価格より安かった。カフェもあちこちにあるが、ハンバーガーでも1500円くらいする。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

コメントを残す