モンベル・アルパインパック60~バックパック


テン泊用のザックは過酷な使用がたたって、底がメッシュになったあげく破けてしまった。しばらくガムテを貼って騙し騙し使っていたのだが、もし岩場の途中で底が抜けて、装備を谷底にばら撒いたらシャレにならない。しかたなく新調した。

ザック選びの基準は

  • 軽いこと:機動性重視、山スキーのときは特に重要
  • 余計な飾りがないこと:ザックの外側にいろいろ付いていると、バスや飛行機に乗せるときに難儀する。
  • サイドにスキーがつけられること

だ。

モンベル・アルパインパック60そして選んだのは
 モンベル・アルパインパック60
薬師岳山頂で撮った写真でご紹介。
60ℓでこのクラス最軽量の1.65kg。軽い!しかし、本体の生地は330デニール・ナイロン・リップストップでしっかりしている。
 ご覧のとおり、”のっぺり”と言っていいほどアクセサリーは付いていない。しかし、サイドストラップやピッケルホルダー、各部の調節機能など必要なものは付いている。
よくよく見ると軽量化のためにかなり独特の作りになっている。
110803モンベル・アルパインパックサイドストラップ(サイドベルト)が細く、本体との接合部が狭い。大丈夫かいな~、と思ったが、説明書には「スキー板を素早く固定できるサイドリリースバックル使用」とあるので、スキー板をつけることを想定した強度にはなっているのだろう。
110803モンベル・アルパインパック背面の構造も独特だ。背中のパットは硬い。押してもへこまないスポンジのよう。それで背中に空間を確保し、風が通るようにしているらしい。
 またウエストベルト(ヒップベルト)は、普通のザックでは腰全体を包むようになるが、このザックはパットが小さく、腰骨のところだけに当たるようになっている。ベルトの上下の位置は5cmくらい調整できる(マジックテープで固定)。

背負ってみた感じは同クラスのザックと遜色ない。軽いだけ背負いやすいかも。

しかし、ザックの特性ではなく、私自身の特性による細かい問題があった。

まず、もう2cmほどウエストベルトが下にあって欲しかった。私は身長180cmほどあるのだが、ちょっとザックの背が短い気がする(私の胴が長いだけ、との説あり)。

また、背中とウエストの硬いパットが悪さをする。私は皮下脂肪が少ないので(やせすぎ、との説あり)、どんなザックでも腰がザックずれになりやすい。それでこの硬い「当たってる」感が大きいパットで、見事に腰と背中がザックずれになってしまった。

そして最大の問題は、やっぱりこの背面の硬いパットだ。テントで寝るときに、背中が石でゴツゴツしているときや積雪時で背中が寒いときには、いつも空っぽのザックを敷いてその上に寝ている。ところが、このザックの背面パットが硬いために、ザックを敷いてもまるで石ころの上に寝ているような感触だ。う~ん、つらい。

克服すべき課題のあるザックだが、上の3点の問題なんて、私、関係な~い、という人は軽量ザックとして検討する価値があるだろう。

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