ゴトクレス・アルコールストーブ改良

以前、と言ってもだいぶ前、ゴトクレス・アルコールストーブを作った(ゴトクレス・アルコール・ストーブを作る)。副室加圧式のストーブの上部に空き缶のゴトクをはめ込んでいる。ゴトクはなくなったものの風防が必要だった。

そこで副室加圧式のストーブをゴトク兼風防の中に入れ込んで、ゴトクと風防がなくてもなんとか使えそうなストーブを作ってみた。

110703アルコールストーブに用いる空き缶材料。
 アルミの160ml缶x2、スチールの350ml缶、そして念のためエビスビールのアルミ缶を用意した。ビール缶は結局使わず。
缶のほかにはチタン棒を少々。


110703アルコールストーブの型紙まずは型紙作成。


110703アルコールストーブの穴あけ型紙に従って缶を切ったり、穴空けたり。


110703副室加圧式ストーブのパーツアルミ缶から作った副室加圧式ストーブのパーツ。アルミなので加工は簡単、あっという間。


110703副室加圧式ストーブパーツを組み合わせストーブ本体完成。


110703アルコールストーブゴトク、風防パーツゴトク兼風防のパーツ。強度が必要なのでスチール缶を使う。缶の上下を切り出して穴をあけるが、ドリルを持っていないので苦労した。


110703ゴトクレスアルコールストーブ出来上がりストーブ本体を入れて上下のスチール缶をはめ合わせる。穴をあけたスチール缶が、はめ合わせの力に耐え切れず少し潰れてしまった。工作精度は今後の課題だ。ストーブ本体は耐熱エポキシ接着剤で下の缶に固定してある。
 スチール缶の下部の穴が空気流入孔で上部の穴が炎のための穴だ。さらにチタン棒をゴトクにしてストーブとなべ底の間にすき間があくようにしてある。


110703アルコールストーブと300mlマグ350ml缶は300mlのマグにすっぽりおさまる。


110703アルコールストーブ燃焼何ものせないで燃焼。思ったとおりに燃えている。


110703アルコールストーブに300mlマグをかける300mlマグをのせて燃焼。
炎がどんどん大きくなる…ストーブ本体が缶に囲まれているので、かなり加熱しているようだ。暴走はしないけど300mlマグにはちょっと炎が大きい…


 
スノーピーク・ソロセット”極”チタンの830mlポットをかけてみた。大きさ的にはこれくらいがいいかも。風があっても炎は切れることはないが、それなりに踊る。

次は外で使えるか検証してみよう。

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