バックカントリーに最適~モンベル・ライニング アルパイン ビブ
冬山ではウエアが重要。アウターで快適さがぜんぜん違ってくる。
今まで私が履いていたオーバーパンツはもう10年以上使っていて、ゴアテックスのはずなのに完全透水を備えた、かなり命に関わるような代物だった。よくもまあ、こんなウエアでヒマラヤの6000mに登ったものだ…
新しいのを安く買いたいとずっと思い続けて、シーズンオフになるたびに、セールやアウトレットをのぞいていたのだが、なかなかいいものがなかった。それで、思い切って買ってしまった。
安いことはもちろん重要だが、特にこだわったのが腰を完全に覆うほど丈が長く、かつ、サスペンダー付ということだ。そうしないとスキーや登攀などで、体を伸ばしたりしたときに、シャツやフリースの背中のすそがへんなふう?になって背中が出て寒い思いをしたりする。しかも、アウターを着て冬用の手袋をしたまま、狭いフットホールドに立った状態で、シャツのすそを直すのは中国雑技団でも無理だ。
また、背中まで覆われていると、スキーでどんだけ派手に転んでも、ズボンに雪が入りにくい。
いろいろカタログを見たが、あまり選択の余地はなく、
モンベル・ライニング アルパイン ビブ(Lining Alpine Bib)
を選んだ。
背中の丈が長いだけでなく、前の丈も長くて胸まで覆っている。こんなんいらん!と思ったが着てみると、暖かい。まあ、これはこれでよし。
もちろんゴアテックスで防水透湿。生地はバリスティックという素材で、ストレッチ性があるようで、足の曲げ伸ばしがしやすい。ズボンのすそにはインナースパッツがついているのだが、これにタブがついていて、スキーブーツのバックルに留めることができる優れもの。
立山で早速使ってみたがとても快適、にじゅうまる。

胸まで覆っているので、とても暖かい。胸に四次元ポケットらしきものがある。ただ、ここにあっても使いにくい。
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…