当てが外れて、小雨の燕子口歩道~金門島、台湾一周(15)

2/18 花蓮~太魯閣渓谷(白楊歩道、燕子口歩道)~花蓮

前回の続き)

トンネルに入る。

20230218 台湾・花蓮 白楊歩道入り口のトンネル

照明はないが、薄明りでかろうじてライトなしで行ける。でも路面は濡れていて、水たまりもあるので注意。

20230218 台湾・花蓮 白楊歩道序盤

トンネルを抜けると緑濃き遊歩道。花を見たり蝶をみたりしながらのんびりと歩く。
途中、4、5組のハイカーとすれ違う。

20230218 台湾・花蓮 白楊歩道の木の葉蝶

これは蝶だよ。枯れ葉じゃないよ。

20230218 台湾・花蓮 白楊歩道トンネル閉鎖

あれ?2番めのトンネルで通行止め!?

水が降る最後のトンネルじゃなくて、歩道に入ってすぐのトンネルが閉鎖されていた...
完全に当てがはずれた。滝を見るどころか、1kmも歩いていないんじゃないか...

20230218 台湾・花蓮 白楊歩道から谷を見る

谷を見ながら途方に暮れる。
それにしても暑い。南国台湾。ここからたった10km先の山には雪が降るとは、なんとも不思議な感じだ。

20230218 台湾・花蓮 白楊歩道案内板

これが白楊歩道の案内板。

とりあえず天祥に戻る。
天祥からはもう一つハイキングコースがあったのだが、今は閉鎖されていた。
バスも行ってしまったばかりだし、ちょっと早いがお腹もすいたので昼飯にしよう。

20230218 太魯閣渓谷・天祥の食堂

バス停の前に似たような食堂が並んでいる。
客引きのおばさんに呼び止められた店に入る。

20230218 太魯閣渓谷・天祥での食事

いくつものおかずから3品選んでご飯にのせてもらう。鶏肉と、きのこ、練り物炒めみたいな瓜炒めみたいな。筍スープもつけてもらう。
観光地価格と思いきや、あまり高くない。特別うまいわけではないが、ここでこの値段だったら満足。

12:10のバスで天祥をでる。歩き足りないので途中下車して、昔歩いた燕子口歩道を歩こう。

20230218 太魯閣渓谷の吊り橋

さっきまで青空が見えていたのに、雲行きが怪しくなってきた。

20230218 太魯閣渓谷・燕子口歩道入り口

燕子口歩道の入り口。ついに小雨が降ってきた。
ここは、吊り橋のコースの入り口にもなっているが、吊り橋は予約制。西洋人3人組が閉鎖されている入り口のゲートをガチャガチャやったり、乗り越えようとしたりして、係員に注意されていた。ありがちな光景。

上流に向かって歩き始める。

20230218 台湾、太魯閣渓谷、燕子口歩道歩き始めてすぐ

燕子口歩道は、車道わきの歩道を歩くだけだが、深いゴルジュの中に穿たれており、大理石の絶壁が大迫力。

20230218 台湾、太魯閣渓谷、燕子口歩道のトンネル

掘削したままのトンネルの壁。まるで地下牢のよう。

20240218 台湾、太魯閣渓谷、燕子口歩道を行く

険しいゴルジュが続く。

20240218 台湾、太魯閣渓谷、燕子口歩道をバスも行く

トンネルの壁にこするんじゃないかと思うほど、右に左に蛇行しながらバスも行く。

20240218 台湾、太魯閣渓谷、燕子口歩道の桜と蝶

桜とアゲハ蝶。日本ではあまり見ない組み合わせ。

20230218 台湾、太魯閣渓谷、燕子口歩道、小雨が降り続く

低い雲が山にかかり、小雨がしとしとと降り続く。
カフェを兼ねた売店があり、観光客で賑わっていた。そこで引き返す。

20240218 台湾、太魯閣渓谷、観光客多し

しかし、よくもまあ、こんなところに道を作ったものだ。

燕子口歩道入り口のバス停に戻り、バスを待つ。
眼鏡をかけたおじさんに、大阪弁訛りの英語でバスはここかと聞かれる。
コテコテの大阪人だった。定年退職後に世界をまわっていて、初めて台湾に来たとのこと。

13:47に好行バスがやってきた。花蓮に戻る。

20240218 台湾、太魯閣渓谷、長春祠

長春祠が雨でかすむ。
長春祠は、この道路の工事で亡くなった200人以上の人を弔うほこら。

帰りに寄ろうと思っていた七星潭の海岸も、風雨が強くなってきたのでやめる。

花蓮の駅から宿に戻る途中で、コーヒーでも飲もう、、、あれ?

20240218 台湾、花蓮、周家小籠包

これはもしや?

20240218 台湾、花蓮、小籠包

思わず小籠包を食べてしまう。ついでにサバヒのスープも。
台湾の小籠包には2種類あって、鼎泰豐のようなシュウマイみたいなやつと、小さな肉まんみたいなやつ。この店の小籠包は後者。

初めて食べたが、見たとおり、肉まんのような食感。

宿に戻って、シャワーを浴びて、洗濯をする。
だらだらとしていると、もう夕食の時間。

20230218 台湾、花蓮、蚵仔嫂

宿のすぐ近くに、グーグル先生高評価の「蚵仔嫂」があった。
夜市でおなじみの牡蠣オムレツの有名店。

20230218 台湾、花蓮、蚵仔嫂の牡蠣オムレツ

牡蠣オムレツのほかに、青菜、魚皮湯を注文。
牡蠣オムレツは、夜市にありがちな小さい牡蠣ではなく、大きめの牡蠣が入っていて食べごたえあり。青菜も量が多くて好印象。魚皮湯は、魚の皮のスープそのまんま。恐る恐る魚の皮を口に入れると、プルプルした食感、鱗はなくなめらか。意外とおいしい。しかし、ちょっと味が薄い。

コンビニで恒例の台湾ビールを買って宿に戻る。
今日も楽しかった。

次回に続く)

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