秋晴れの奥穂高岳~槍穂縦走(1)


9/20 上高地~岳沢~奥穂高岳~穂高岳山荘

9月の穂高岳、槍ヶ岳、燕岳縦走の記録。南米旅行の記事に時間がかかってしまって、いささか季節はずれになってしまった。

130920槍穂、上高地バスターミナル
夜行バスで早朝の上高地バスターミナルに到着。気温9度。まだまだ暖かいとたかをくくって、未だに上下作業着だが肌寒い。失敗したか…。

130920槍穂縦走、河童橋と岳沢

槍穂縦走の1日目、今日は河童橋の奥、正面に見える岳沢を登り、奥穂高岳を登頂して穂高岳山荘の予定だ。雲ひとつない朝の空、朝陽が奥穂高岳山頂を赤く照らす。

130920槍穂縦走、梓川沿いの湿原

河童橋を渡ると、木道を渡って湿原を横切る。朝日を浴びる湿原から湯気があがる。だんだん暖かくなってきた。

130920槍穂縦走、岳沢の上り口

まずは広い岳沢に沿って樹林帯を登ってゆく。途中、風穴があって「天然クーラー」と書いてあったが、この季節、冷たい空気はでていなかった。

130920槍穂縦走、トリカブト

山はすでに冷たい秋の空気に包まれているが、意外と花が多い。これは秋を代表するトリカブト。

130920槍穂縦走、岳沢ヒュッテ手前

岳沢ヒュッテが近くなると目の前の山も大きくなる。
130920槍穂縦走、岳沢ヒュッテのサイト場
今日は連休一日前の平日。岳沢ヒュッテは静まり返っていた。そしてテント場も閑散としている。明日はこの狭いテント場がテントであふれかえるのだろう。

130920槍穂縦走、重太郎新道から上高地を振り返る

岳沢ヒュッテをすぎると重太郎新道の急登が始まる。急速に高度を上げ、周りの景色がどんどん開けてくる。暑い、やっぱり作業着でよかった。汗を拭き振り返ると上高地が一望できた。

130920槍穂縦走、重太郎新道の鎖場

重太郎新道は奥明神沢と前穂高沢の間の尾根につけられているが、始めは尾根と言うより崖。はしごや鎖が次々と現れる。よくこんなところに道をつけたな…

130920槍穂縦走、かもしかの立場から先

かもしかの立場から尾根がはっきりしてくる。そして急斜面をもうひと登りすると、突然、秋の北ア縦走らしくなる。森林限界は突然やってくる。

130920槍穂縦走、紀美子平

前穂高岳と奥穂高岳への道をわける紀美子平に到着。平日なのに人が溜まっている。ここから先は去年、北尾根を登ったとき(「人のいない河童橋」)と同じルート。

130920槍穂縦走、奥穂高岳にヘリ

これから行く奥穂高岳付近を何度もヘリが旋回し、山頂付近でホバリングしている。なにかあったのかな?

130920槍穂縦走、吊尾根の最低鞍部からの前穂高岳

吊尾根の最低鞍部で休憩。ここから見る前穂北尾根はいつ見てもよし。

130920槍穂縦走、涸沢

涸沢を見下ろす。テントはぽつりぽつり。
 もうそろそろ雪が降ってもおかしくない時期だが、涸沢には雪がたっぷり残っている。

130920槍穂縦走、奥穂高岳山頂

奥穂高岳山頂到着。上高地から標高差1690m、のんびりと登って7時間15分かかった。前回2回は山頂で急にトイレに行きたくなって、小屋まで走ったが、今日は無事。秋晴れの山頂でゆっくり休憩。

130920槍穂縦走、奥穂高岳から槍ヶ岳

山頂から槍ヶ岳への従走路を眺める。岩壁の塊としか見えない穂高連峰に天を指して毅然とそびえる槍ヶ岳。明日はあそこまで行くのだ。

130920槍穂縦走、穂高岳山荘手前のはしご

穂高岳山荘へは長いはしごを下る。休日にはここが大混雑するのだが、今日は余裕をもって下れる。

130920槍穂縦走、夕暮れの穂高山荘

小屋に着いたらすぐにテント設営、そして間を開けずビール。小屋の前の広場で一杯、いや、数杯やる。しかし、秋の日は短く、そしてすぐに震えるほど寒くなる。茜色にそまる常念岳を見る人もまばらだ。

次回に続く)

2件のフィードバック

  1. takeshi より:

    おつかれさまです。僕も直登ルートの岳沢から行ってみたいと思ってます。参考にさせて貰います。しかし、奥穂もギザギザ、穂槍の縦走ルートもギザギザ、険しいですね。

    • 惰性人 より:

      takeshiさん、こんばんは、

      私は涸沢経由は途中で退屈するので、岳沢経由のほうが好きです。
      傾斜は急ですが、滑って転んだりしなければ、特に危険なところもなく
      いいコースだと思います。

コメントを残す