どんどん延びる「万里の長城」


今日は金星の日面通過の写真をアップしようと思っていたが、厚い雲にさえぎられ、太陽がどこにあるかさえわからなかった。終了。

ところで、新聞で面白い、いや、ちょっと残念な記事を見つけた。

“「万里の長城」もっと長かった 全長2万1196キロ “(日経新聞 6/6)

月からでも見られるという長い長い万里の長城(実は月から見えるというのはガセ)。かつては東の端は河北省の山海関、西の端は甘粛省の嘉峪関だった。それで万里の長城を制覇すべく、砂漠に流れる川でぷっつりと切れる嘉峪関と、黄海に終わる山海関の両端に行ってみたのであった。(万里の長城の西の果て嘉峪関 & 老龍頭、万里の長城の果て

ところが、2009年に中国政府は唐突に「東の果ては山海関じゃないよ、虎山長城だよ~、へへ~ん」と言い出した。何ということだ、行かなくては…

などと思っていたところ、中国政府は今日になって突然「実は万里の長城は従来の8850kmじゃないよ~、黒竜江省や新疆ウイグル自治区をも含む2万1200kmだよ~」だって。

いきなり1万3千kmも延ばすなよ! 端っこはどこなんだ~!

延ばしすぎだよ。おそらく発見されたというより定義が変わったのだと思う。敦煌に行ったとき、郊外の砂漠に延々と土塁が続いていた。ガイドによればそれは漢代の長城だと言う事だった(砂漠の遺跡を巡る)。今回の見直しで、こういった土塁も長城と認められたのだろう。

4件のフィードバック

  1. メイウェンティ より:

    端と端に行って「征服したよ、へへ~ん!」
    なるほど!
    どうやって計測するか分かりませんが、まだ伸びるような気がします。あっちにずらずら~、こっちにずらずら~と幾重にも築かれたようですし、中には土塁だけのものもあると聞いた事があります。どうやって役目を果たすのかとも思いますが。それらは知らずに崩されたり、煉瓦は建築材に利用されたりという事もあるようです。何にしても全てを把握している部署はないでしょうから仕方のない事ですね。
    “見られる”、ら抜きが氾濫する中でこの使い方をされている若い方(ですよね?)がいる事を60過ぎのおばさんとしては嬉しく思います。余計な事ながら。

  2. 惰性人 より:

    メイウェンティさん、こんばんは、
    さすがに万里の長城のすべてを歩き通すことはできないので、端っこだけで良しとしました。(笑)
    箭扣長城とか真ん中にも興味があるので、ぼちぼち行ってみたいと思います。
    私はメイウェンティさんより下ですが、残念ながら若者というほどではありません…
    このブログは口語で書いているので、書くときに「ら」抜きもありかな、とも思いました。
    しかし、やっぱり可能を強調するには「ら」は必要だと思い、入れることにしました。

  3. こちたび より:

    虎山長城5月に行ってきました。
    中国遼寧省の丹東市にあって
    北朝鮮との最接近国境ということもあり
    それだけで、何かと面白かったです。
    モンゴルの長城ってのも行ってみたいなあ。
    と、思っています。

  4. 惰性人 より:

    こちたびさん、こんばんは、
    コメントありがとうございます。
    虎山長城いいですね。私も行ってみたいです。
    北朝鮮国境は白頭山とか興味深いものがいっぱいです。

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