再びサンティアゴへ~チリの旅(8)
11/15 イースター島~サンティアゴ
(前回の続き)
8時に目が覚める。のんびりと朝を迎える。とは言え、今日はサンティアゴにとんぼ返り。あまりのんびりとしてはいられない。
外につるしっぱなしだった、一昨日洗濯したフリースが乾いている。よかった。
9時半にチェックアウト。
カードだと手数料10%取られる。が、サンティアゴで大量にチリペソを調達してあったので、なんとか全額ペソで払うことができた。ペソで払うと言った時、フロントの女の子が「チッ」と舌打ちした…
今日も晴れ時々曇り時々雨。15分かけてなんとか1ツイートし(イースター島は通信事情が極めて悪い)ホテルを出る。
空港までホテルの車で送ってもらう。
チェックインしようとしたら…この通り、長蛇の列。この手の空港ではよくある光景なので驚かないけどね。
空港の出口には、到着便を待つ人々。手に手に歓迎の花輪を持っている。この花輪は空港の入り口でおばさんが売っている。
空港のロビー(オープンテラスだけど)で、搭乗のアナウンスを待つ。ふと横を見ると仁王様のような巨人の木像が立っている。ここの神様か戦士かなんかかな~。とにかく、実質滞在日は1日しかなかったので、モアイを見るので精いっぱいだった。ほんとに慌ただしかった。
照り付ける日差しの下、地べたを歩いて搭乗。
12:05離陸。さようなら、不毛の孤島イースター島。
離陸する飛行機の窓から小さくなってゆくイースター島を眺める。今度来るときはもっとのんびりリゾートライフを送りたいものだ。
機内食はいたって普通。
モニターで映画、キングコングを見る。飛行機の騒音でよく聞き取れない。いつの間にか寝てしまった。
18:50、サンティアゴ国際空港到着。イースター島から時差2時間進んでいる。行ったり来たりで、時差ボケがなかなか解消しない。
明日の朝は5:14の飛行機乗らなければならないので、空港近くのホテルを予約してある。送迎も頼んであるが、バウチャーには”TransVip”と書いてあるだけで、なんだかよくわからない。
しかし、バゲージ・クレームから出たところに”TransVip”のカウンターがあり、ホテル名を告げると車まで案内してくれた。”TransVip”とは送迎専門のサービスらしい。
空港から15分ほどでホテルに到着。普段泊まるとことのない立派なホテルだ。空港近辺には高いホテルしかなく、泣く泣く予約した。
久しぶりにバスタブにつかり、たっぷりのお湯で今日も洗濯。
ホテルの窓から、日が暮れ行くサンティアゴの街を遠くに望む。後ろにはアンデスの山々。
私はずっと山のないところで育ったので、山のある街並みを見ると、一種の憧れというか、非日常感(現実逃避)というか、そんなものを強く感じる。
ひとっ風呂浴びたら次はビールだ。ホテルのレストランに行く。
チリはワインが有名だが、ビールも意外にうまい。
ビールを飲んだら、次はステーキに赤ワイン。まあまずまず。
ステーキは1万ペソ、日本円で2000円くらい。この手のホテルならこんなもんでしょう。
でもチリは牛肉より鶏肉のほうが美味しいかも…。アルゼンチンとの大きな違い。
明日は早い。お腹いっぱいになって、フカフカのベッドにもぐりこむ。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…