温泉ついでに…~御岳山・日ノ出山
11/28 古里駅~大塚山~御岳山~日ノ出山~ひので三ツ沢つるつる温泉
温泉に行きたくなった。でも、ただ温泉に行くのはつまらないので、ついでにハイキングもできれば…と選んだのが、秋川のつるつる温泉だ。御岳山の神社にお参りして、山を越えて温泉に行けば充実した休日が過ごせるだろう。
ザックを持った人々であふれ、ほとんど登山客専用列車のようになっている青梅線を古里駅で下車。すでに8時過ぎで遅めの出発だが、駅前では多くの登山者が身支度を整えている。
多摩川を渡って10分ほど車道沿いに進むと、間違うことのない大塚山、御岳山への道標があり、ここから右に入る。でも、話をしながら歩いていたら、うっかり通り過ぎてしまった…。

ふもとの人里ではちょうど紅葉の盛りだ。崩れかけた物置のような小屋を覆う蔦も見事に色づいている。

登山口の楓も真っ赤だ。ここから動物進入防止のゲートをくぐり、登山道に入る。

始めは整備された人工林の中をひたすら登るが、670mくらいで尾根にのる。ここからは左が植林された針葉樹林、右側が広葉樹の雑木林になり、明るくてなだらかな道を行く。

厚く積もった落ち葉の上を歩く。ただ、さすがに御岳山の登山道だけあって、道は固く踏まれている。
2時間弱で大塚山山頂到着。広く明るい山頂にはベンチがいくつか置かれている。暖かな日が差し、風も弱く、絶好の陽だまりハイキング日和だ。ベンチに座って少し休憩。

なおも進み、御岳山への道標があちらこちらに現われると突然集落に出る。御岳山、武蔵御嶽神社の門前町だ。山道を登りきったところに、急に天上の街が出現したみたいで不思議な感じだ。ナムチェバザールを思い出した。
ここには多くの宿坊やみやげ物屋が軒を連ねる。このような茅葺の古民家もある。

地図で現在地を確認。武蔵御嶽神社の本殿に向かう。

途中に国の天然記念物、神代ケヤキがある。がっしりとした幹に枝を広げ、見上げるほどの大きなケヤキだ。言い伝えによればヤマトタケルノミコトの東征のときよりあるとのことだが、そうすると樹齢1000年以上。でも実際は1000年はないらしい。

武蔵御嶽神社の参道の両脇にはみやげ物屋がならぶ。狭い通りの両側にみやげ屋が軒を連ねるさまはとてもアジアっぽい。周荘や九份を思い起こさせる。

奥多摩の名産と言ったらやっぱりわさび。

大きな鳥居をくぐり、石段を登り御嶽神社の本殿を目指す。ここも紅葉が美しい。

本殿の額と鈴。武蔵御嶽神社は、創建が奈良時代以前に遡ると言われる由緒正しき神社。いくつもの国宝や重文を所蔵している。

本殿はなかなか重厚なつくりで、厳かな祝詞の朗誦も聞こえてくる。

本殿からの眺めもよい。

御嶽神社で参拝を済ませ、道標に導かれ日ノ出山に向かう。ほとんどアップダウンのない森林の中のトラバース道を40分ほど歩く。
日ノ出山に近づくに従って、喧騒が聞こえる…やっぱり!!頂上はすごい人!ラーメンでも作ろうかと場所を探すが、平らなところには人が座っているのでなかなかない。しかたなく端っこに場所を見つけ、柵と向かい合ってラーメンを食べた…
日ノ出山山頂からは、条件がいいと関東平野とその向こうの東京湾が見えるらしいが、今日は晴れているものの、もやもやしてよく見えない。
人混みのなかでたっぷり休憩して、本日の目的地、ひので三沢つるつる温泉へ下る。このあたりは登山道が錯綜して分かりにくいかな、と思ったが、こんなあからさまな看板が。もうちょっと雰囲気を考えて欲しい。

平井川源流部は皆伐が行われていた。平成23年の春まで行われる予定で、まだ始まってひと月もたっていないがこのありさま。森林整備と言うけれど、地べたがむき出しになるような伐採が、自然のためになるのだろうか。
つるつる温泉到着。つるつる温泉は、アルカリ性単純泉。無色透明のお湯だが入ってみれば分かる。たちまち手足は「つるつる」を通り越して「ヌルヌル」になる。PH9.9のアルカリが角質を溶かす。もちろん湯からあがれば、肌はすべすべつるつる。心行くまでヌルヌルになって、湯上りにビールを引っ掛け帰途に着く。バス停は日ノ出山から下山した人で大混雑。
参考
武蔵御嶽神社ホームページ
つるつる温泉ホームページ
西東京バス公式サイト(つるつる温泉~武蔵五日市 五20番)
(御岳山・日の出山、完)





赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…