ハセツネ直前試走、調子いいぞ~武蔵五日市駅から三頭山
9/24 武蔵五日市駅~入山峠~醍醐丸~生籐山~槇寄山~三頭山~数馬
昨年までは、ハセツネのために何度も試走を繰り返した。
しかし、今年は試走は最低限にして、必要なスタミナは長めの登山やレースで鍛えようと考えた。そうしないと、試走ばかりして山登りに行けないからだ。
夏の朝日岳(「朝日軍道を北上、朝日連峰へ」)も、
荒川三山(「欠けた3000mピースをうめる山旅」)も、
安達太良山トレイル50K(「2023安達太良山トレイル50K参戦」)もその一環だった。
そこで今日は、今シーズン2回目にして(1回目は「槇寄山へトレーニング、やっちまったな」)最後の試走、武蔵五日市から三頭山を走る。
三頭山まで走るには時間に余裕が欲しいので、いつものホリデー快速奥多摩より2本早い列車で武蔵五日市に向かう。
まだハイカーの少ない武蔵五日市駅をスタート。
暑かった夏も過ぎ去り、広徳寺も秋の気配。ここからトレイルに入る。
今熊神社の参道を登る。
前方にトレイルランナー。彼もハセツネの試走だろうか。
今熊山の分岐。ここから快適なトレイルのランニング。
おいしそうなキノコ。でもこういうのに限って毒が強かったりする。
10km地点。まだまだ序盤。
今の時期は紅葉にも早く、山は一番地味な季節。地味な花が咲いていた。
醍醐丸。トレイルランナーが休憩中。私もおにぎりタイム。
今日はトレイルランナーが多い。ハセツネ本戦前の天気のいい週末は、貴重な試走日だ。
笹尾根に入ると、富士山が見えてくる。
いかにも危険そうなキノコ。ドクツルタケ?
ひと登りで生籐山。
木立に囲まれているが富士山方面の展望が少しある。
そして、浅間峠を通過。いつもならしんどくなってくるころだが、今日は調子がいい。
日原峠。ここでポールを出す。
ハセツネ本戦では浅間峠からポールが解禁されるが、浅間峠からしばらくはあまり登りがないので、ポールは出さない。日原峠から長い登りが続くようになるので、ここで出す。
土俵山の山頂から御前山と大岳山。
この2つの山頂への登りが、ハセツネ後半の難所(しんどいところ)と言われる。しかし、後半は下り優勢なので、私の感覚では三頭山の登りよりずっと楽だ。
槇寄山の山頂。ここで疲れて、三頭山に登らないで下山してしまうことも多いが、今日は大丈夫。
そして、快適なトレールを走り下って、岩っぽい登りを登りきると三頭山避難。もう山頂は近い。
今日の目的地、三頭山山頂に到着。
夏の登山の効果がでているのか、予定より早かった。本番では荷物も軽く、アドレナリンも出まくりなので、もしかしたら6時間ちょっとで来れるかもしれない。
三頭山から鞘口峠までは、急な下りが続く。本番はナイトランになるので、暗闇に落ちていくような感じになる。
日が傾き、誰もいない鞘口峠。ここから都民の森へ下山。
都民の森から武蔵五日市駅へ行くバスがあるが、待ち時間が長い。時間がもったいないので数馬の湯まで走っていこう。
数馬の湯へは、都民の森の駐車場を出て、奥多摩周遊道路を右に行く。そしてヘアピンカーブを曲がって、直線になったところで、右側のトレールに入る。この入り口には道標があるが、ちょっとわかりにくい。
なんだなんだ。トレールの入り口にガードレールが作られている。ただでさえわかりにくい入り口が、もっとわかりにくくなっていた。
ここから三頭沢に沿って集落跡の道を下ると、再び奥多摩周遊道路に出る。
このまま奥多摩周遊道路を下って行っても数馬に行けるが、少し戻って道路を渡り、交通量の少ない裏道に入ったほうがいい。
裏道は集落の生活道路だ。
道路わきにはこんな祠もある。狛犬ならぬ狛足?足王というらしい。
再び奥多摩周遊道路に合流し、少し走れば数馬の湯。
いつものように、温泉に入ってビールをひっかけて帰京。
今日はなんだか調子がよかったぞ。本番が楽しみだ。
(ハセツネ試走、完)
参考:
地図
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…