エスケープして、上高地温泉に入って帰る~蝶ヶ岳(2)

10/14 蝶ヶ岳~徳沢~上高地温泉~上高地バスターミナル

前回の続き)

3時起床。
3時間くらい前にはシュラフの中で震えていたのに、今はそんなに寒くない。バリバリに凍っていたフライもなぜか乾いている。
まずは湯を沸かしてコーヒーを飲む。 左足のくるぶしを触ってみる。腫れていてかなり痛い。
今日は、徳本峠を経由して下山するつもりだった。しかし、この足では速く歩けないので、エスケープして昨日来た道を戻ることにする。
時間ができたので写真をたくさん撮ろう。
フリースを着てゴア雨上下、そして手袋にビーニ。これで十分、寒くはない。蝶ヶ岳の山頂で日の出を待つ。

20241013 蝶ヶ岳・常念岳と蝶ヶ岳ヒュッテの夜明け

いい感じに焼けてきた。

20241013 蝶ヶ岳・富士山と八ヶ岳

富士山と八ヶ岳も見える。

20241013 蝶ヶ岳・茜色に染まる雲

夜明け前の静寂のひととき。

20241013 蝶ヶ岳・夜明けの槍穂高

モルゲンロードの槍穂の写真を撮りまくる。

20241013 蝶ヶ岳・前穂から北穂

唐沢を囲むようにそそり立つ、前穂、奥穂、唐沢、北穂。
北穂北尾根は鋸の歯のごとくギザギザ、その影もギザギザ。崩壊したクライミングシューズで登ったっけ(「前穂北尾根、やったー!」)。

20241013 蝶ヶ岳・霜

寒くはないけど、やっぱり寒い。

陽が高くなるとポカポカしてきて、素手でテントを撤収できるようになった。 昨日の夜はあまりにも寒くて、撤収できなかったらどうしようと思っていたのが嘘のようだ。

20241013 蝶ヶ岳・徳本峠に続く稜線

6時半出発。今日歩く予定だった、徳本峠に続く稜線を眺める。
さて、昨日登ってきた道を戻るとするか。宿題を残してしまった。

20241013 蝶ヶ岳・長塀尾根上部は凍っている

長塀山までは、それなりに標高があるので日陰は空気が冷たい。
しかし、樹林帯に入り下っていくと明らかに空気がぬるんでいくのがわかる。ゴア雨とビーニを脱ぐ。

20241013 蝶ヶ岳・長塀尾根のタコみたいな木

なんかタコみたいな木。
それにしても足が痛い。左足を地面につくとくるぶしの痛みが足全体に広がる。そろりそろりと昨日来た道を降りていく。

20241013 蝶ヶ岳・徳澤園に下りた

徳澤園についたころには、ほとんどのテントは撤収していた。

20241013 蝶ヶ岳・徳澤園のオコジョ

徳澤園でトイレに並んでいると、トイレの下をちょろちょろしているやつがいる。
オコジョだった。
トイレは汚いよ、あっちにいこうよ。

20241013 蝶ヶ岳・上高地に戻る道

足の痛みを我慢して、ひたすら上高地を目指す。

20241013 蝶ヶ岳・明神分岐で休憩

明神分岐でひと休み。昨日と同じ構図で写真を撮る。
ここからは、たくさんの観光客に混じりながら歩く。アジア人観光客(台湾?)が多い。

小梨平のキャンプ場に食堂発見。腹減った~。

20241013 蝶ヶ岳・小梨平食堂のカツカレー

カツカレー。うまい。
メニューをみてちょっと高いな~、と思ったけれど、このボリュームなら高くない。

20241013 蝶ヶ岳・河童橋に戻る

一大観光地、河童橋を渡る。いろいろな言語が飛び交う。
周辺の飲食店、カフェはどこも人でいっぱい。小梨平食堂で食べておいてよかった。

エスケープして下りてきたので、バスの時間までまだ2時間くらいある。
上高地温泉に入ろう。数えきれないほど上高地には来ているが、上高地温泉には入ったことがない。

20241013 蝶ヶ岳・梓川右岸

河童橋を渡ったら、梓川の右岸の道を川の流れに沿って下っていく。
観光客は少なく、景色を眺めながらのんびりと歩く。

20241013 蝶ヶ岳・ウエストン碑

おお、ウエストン碑だ。初めて見た。

20241013 蝶ヶ岳・梓川と霞沢岳

梓川をはさんで霞沢岳や六百山を眺める。こいつらも宿題。

20241013 蝶ヶ岳・上高地温泉

上高地温泉ホテルに到着。
ここで源泉かけ流しの温泉に入れる。入り口がちょっと個性的でレトロな感じ。登山者多し。
時間があるのでたっぷりつかる。サイコー。でも足痛い...

田代橋から梓川左岸の遊歩道へ。
人垣ができている、なにかな?

20241013 蝶ヶ岳・上高地の猿

猿だった。

20241013 蝶ヶ岳・西穂奥穂の稜線

左手には、西穂から奥穂への荒々しい稜線。
天狗岩が見えている。ジャンダルムは雲の中か~。思い出すな~、でも有名なルートのわりに面白くなかったな...(「はじめての穂高~西穂高岳から奥穂高岳」)

20241013 蝶ヶ岳・上高地バスターミナルに帰還

人とバスでぎっしりの上高地バスターミナルに帰還。
売店でクラフトビールを買って、風呂上がりのビールを楽しみつつ、バスを待つ。
そしてまた毎日アルペン号で帰京する。

彗星が見えたのはよかったが、宿題が残ってしまった山行であった。

(蝶ヶ岳、完)

参考:
地図

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