再び初心者を連れて、沢を登下降~秋川・矢沢熊倉沢左俣
9/23 熊倉林道~矢沢熊倉沢左俣東沢~熊倉山~西沢~熊倉林道
先月、初心者2名を連れて小菅川本谷を登った(「初心者向けの沢、でも課題あり」)。
沢に慣れさせるためには、たてて続けに沢に行くのが一番。沢の下降も体験してもらいたい。
どこに行こうかと考えたが、岩登りが心もとない2名を私一人で連れて行くので、勝手知ったる簡単な沢が良い。
ということで、初心者を連れて行ったことがある、秋川の矢沢熊倉沢左俣にする(「初めての沢下り」)。
直前にベテラン二人が同行してくれることになり、私としてはひと安心。
賑やかな山行になりそうだ。
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熊倉林道ゲート付近の広場に車をとめて、身支度を整えて出発。
林道は沢沿いについている。左手から橋が架かる左俣が流れ込んでくるところが入渓点。
まだまだ藪が濃く、棘のある草木がうっとおしい。
すぐに東沢と西沢に分かれる。今日は東沢を登り、西沢を下る。
登れる小滝が次々と現れる。トレーニングのために初心者ふたりに地図を読みながらトップを行ってもらう。
途方にくれたら呼んでね、と言ってベテラン勢はおしゃべりをしながらついていく。
ゴーロの向こうに大きな滝が見えてきた。8m+5mの2段の滝だ。
初心者は当然途方に暮れる。
ビビりの私もちょっと途方に暮れる。
登れそうだけど、前回は巻いた。今回、同行したベテランは登れると言ったが、岩が滑るので心配だ。
私が巻いて、上からロープを出すことにした。
左側のガレた斜面から登る。傾斜が急で、場所によってはガレにつま先が1cmくらいしかねじ込めず、微妙なバランスが必要。前回はもっと簡単に巻けたので、状態はいろいろ変わりそう。
巻きではあるが、初心者にはロープが必要かもしれない。
上段5mの落ち口に上がってロープをセット。久しぶりなのでもたつく。待たせてごめんなさい。
まず、仲間内で恐れを知らぬと評されるベテランが登る。下段8mは滑るもののフットホールドがしっかりしていて危なげない。上段5mは下段より傾斜はゆるいがホールドが細かく、より滑る。多少、試行錯誤しつつも無事登り切る。
そして初心者ふたり。完敗。
8mは登れたが、5mは、安心して足をかけられるホールドも、つかめるホールドも見つけられず。途中で立往生。
思い切り引っ張り上げるから、と言っても一歩が踏み出せない。仕方がないので、一手ならロープを握って登ってもいいよ、と言ってなんとか登らせる。
しばらく行くと、トップがまた途方に暮れる。5m滝。
恐れを知らぬベテランは、そこに滝など存在しないかごとく、ひょいひょいと登ってさっとロープを出す。
階段状のしっかりとしたホールドがあり難しくはないが、立っているので初心者にはロープを出したほうが無難だろう。
小さな滝を越えながら、あっという間に源流部。
滝、なくなる。ひたすらゴーロ。
それでも水が流れているので、涼しくてよい。
苔も気持ちよさそう。
スギタケ?スギタケモドキ?わからん。
ひたすらゴーロを登る。だんだん狭くなる。
最後は溝。
稜線はすぐそこ。
道に出てひと登りで熊倉山の山頂。
ハセツネがらみで20回以上通過しているはずだが、とても印象がうすいピーク。
暑いのでさっさと出発。
西沢を下降する。
山頂の西側からすぐに沢に入ることができるが、滝がありそう。そこで浅間峠のほうへちょっと下りて、傾斜の緩くなったところから沢に向かう。
傾斜の緩いところを選んで沢に入る。
ゴーロに落ち葉が積もっていて歩きにくい。
水が出てきた。涼しくてよい。
基本的に水線通しに行き、ほとんどの小滝もそのまま下れる。
途中から沢沿いに作業道が現れるので、それを使えば(面白くないが)速く下れる。
終了点間際にちょっと大きな滝。
恐れを知らぬベテランは突っ込もうとしたが、ここは作業道を使って巻くべき。
登った東沢と合流し、終了。
まだ時間が早いので、沢岸の段差を使って初心者に懸垂下降を教える。
林道をゲートまで戻って終了。
ベテラン二人が参加してくれたので、ロープを出したり、充実した初心者向け山行になった。感謝!
(熊倉沢、完)
参考:
コースガイド
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…