バットレス・リターンズ~北岳バットレス(1)
7/17 芦安駐車場~広河原~お池小屋~バットレス沢~お池小屋
去年の秋、林道通行止めのため、登る前から断念した北岳バットレス(ここ)。1年でもっとも山が混むという海の日の連休(山の日にすればいいのに)にリベンジをはかる。
芦安の駐車場は朝4時をまわって多くの登山者で大混雑。ここからバス数台を連ねて、南アルプス林道を広河原の北岳登山口に向かう。

睡眠不足でうとうとしている間にバスは広河原に到着。車を降りるとひんやりした空気を感じる。が、広い駐車場はぞろぞろとバスから降りる登山者達で、大賑わい。まるで小学校の運動会のようだ。
広河原から北岳山頂が見える。もちろん頂上直下の巨大岩壁、北岳バットレスも。でも、こんもりしていて剣岳みたいな精悍さに欠ける。
広河原の登山者の大群はそのまま北岳の登山道に流れ込む。もちろん登山道は大渋滞。さっきまでの涼やかな空気がウソのように暑い。汗をかきながらのろのろと登ってゆく。
大樺沢への道を左に分けて白根お池小屋への道を進む。登山者が二手に分かれたので、混雑もおさまって歩きやすくなった。サクサクと先行者をぬかしながら快適に歩く。でも暑いものは暑い。
残雪が融け残っているのか沢の水量がやけに多い。立派な沢が登山道を横切り、渡渉を余儀なくされる。
9時前にはお池小屋に到着。テントを張るのにひと騒動あったが、なんとか池の横に張ることができた。でもこの騒動で時間をだいぶ食ってしまった。
クライミングの装備だけを持ってお池小屋を出発、バットレスに向かう。二俣で大樺沢の雪渓に降りる。雪渓の上を吹き上げてくる風が涼しい。でも、軽量化のためにストックもアイゼンも持ってきていないので滑って歩きにくい。
天気はどんどん怪しいほうへ。とうとうバットレス沢のあたりで、完全にガスに包まれてしまった。バットレスに取り付くかリーダーは迷っていたが、天気も良くないし、時間も余裕がないので、今日はあきらめてテントに戻ることにした。

サイト場に戻るとちょうど激しい雨が降ってきた。岩に取り付いてこの雨に当たっていたら、たぶんロープにぶら下がって泣いていただろう…リーダーの絶妙な判断に感謝。
我々がテントを立てたときにはサイト場はガラガラだったが、今や道以外の平らなところはテントで埋め尽くされている。新品同様のテントも多い。さすが北岳は標高第2位、日本百名山だけのことはある。大人気だ。そんなことはお構いなく、我々は早くも宴会に突入。
(次回に続く)





赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…