人影まばらな北高尾山稜~北高尾山稜から高尾山(1)

2/8 高尾駅~富士見台~堂所山~城山~高尾山~高尾山口

今年はハセツネ30Kにエントリーした。
山に雪が積もるこの時期、どこにトレーニングに行こうか?
そうだ、まだ走ったことのない北高尾山稜へ行くことにしよう。あそこなら雪があっても大したことはないだろう。

北高尾山稜は、JR高尾駅の北側に連なる稜線で、陣馬山から南下してくる奥高尾縦走路と景信山付近でつながるコース。走りやすく、トレイルランナーに人気のルートらしい。

6時前に家を出る。外はまだ薄暗く、刺すような冷気。
この日は今冬一番の寒気が日本列島を覆っていた。新潟では観測史上最高の積雪、名古屋でも雪が降っているというニュースが流れていた。

京王線の車内にはポツポツとハイカーの姿。季節や天気に関わらず高尾山は人気の山だ。

20250208北高尾山稜・高尾駅前

高尾駅に降り立つと、もうすっかり明るくなっていた。やっぱり寒い。
駅前で立ったままコンビニのサンドイッチを食べて、7時30分に歩き出す。

しばらくは住宅地の舗装路を行く。空は抜けるような快晴で、これから向かう稜線がくっきり見えている。テンションが上がる。
ただ、登山口への道が少々わかりにくい。

20250208北高尾山稜・登山口へは右折

県道から右に曲がるポイントが特にわかりづらい。

20250208北高尾山稜・右折すると神社、ここを左折

右折すると正面に神社の鳥居。ここを左折すると、登山口の道標が現れる。
道標に従ってさらに進んでいくと、中央自動車道の高架が目の前に現れる。

20250208北高尾山稜・中央高速の高架をくぐる

高架をくぐる。すると、すぐに本当の意味での登山口だ。

20250208北高尾山稜・稜線のとりつき

ここが稜線の取りつき。ちょっと岩の多い、急な登りが始まった。
汗ばんできて、ダウンを脱ぐ。

20250208北高尾山稜・地蔵ピーク

急登をこなして登り切ると、赤い帽子とよだれかけが愛らしいお地蔵様が迎えてくれた。ここが地蔵ピーク。
今日の登山の安全を祈願する。

北高尾山稜は、高尾山・陣馬山の縦走路と比べて人影はまばら、静かな山歩きが楽しめるルートだ。
東京都と神奈川県の境をなす稜線ではなく、八王子市の北部に連なる尾根で、高尾山エリアの”裏コース”的な存在といっていい。

20250208北高尾山稜・地蔵ピークから先の尾根

地蔵ピークを過ぎると、細い尾根にしっかりと踏まれた、走りやすいトレールが続く。

20250208北高尾山稜・熊笹山

最初は常緑樹に覆われた結構な急登。真下を走る中央自動車道の車の音がうるさいが、それも稜線に出るとだんだん遠くなっていく。
やがて植林の暗い森の中に、見落としそうな小さな道標。熊笹山のピークだ。

細かいアップダウンが続く。走れるところは走り、急なところは歩く。
風が強くなり、冷たくなってきた。薄手の手袋1枚では指先の感覚がなくなってくる。耳も痛くウインドブレーカーのフードを被る。

20250208北高尾山稜・富士見台

そうして登り上げると、富士見台(520m)に着いた。

20250208北高尾山稜・富士見台から富士山

切り開きの先に、真っ白な富士山がどーん。

素晴らしい。この冬一番の寒気が、空気を磨き上げたのだろう。富士山の白が目に沁みる。
ここでニット帽を被り、オーバーグローブを装着。
本日見かけた初めての人、山頂で休憩している第一ハイカー発見。本当に人が少ない。

ここから淡々と、植林の変わり映えのしない尾根を行く。

20250208北高尾山稜・杉沢の頭

この稜線、あちこち手書きの道標があって、妙な味わいがある。

黒ドッケ付近で坂を駆け上がってきた「ガチ」のトレイルランナーに抜かれる。登り坂を走っている、すごいな。若いっていいな。

20250208北高尾山稜・林道に出る

途中、黒ドッケの先で一瞬、林道に飛び出す。

20250208北高尾山稜・水場の道標

道標に従ってすぐまた登山道へ。手持ちの地図には記載されていないのだが、道標には水場が示されている。

20250208北高尾山稜・明るいトレール

冬枯れの明るい尾根になる。冬の低い太陽が長い影を作っている。それでも陽射しは暖かい。
変りばえのしない細かいアップダウンの尾根が続く。トレーニングになるが、ちょっと飽きる。

20250208北高尾山稜・三本松山

三本松山は、縦走路上の目立たない小ピーク。道標がなければ通過していたに違いない。

走り始めから約2時間が経ち、お腹が減ったので大福を食べる。
気がつけば、杉の葉がザックや服にやたらとペトペトとくっついている。う~ん。

20250208北高尾山稜・あのピークはなに?

空気が冷たい分だけ、空気は澄んでいる。北の方角に山々がはっきり見える。奥に見えるあのピークはなんだろう。

賑やかなハイカーの声が聞こえてくる。陣馬山から高尾山への縦走路は近い。
雪のついた登りをとろとろと走り登る。

20250208北高尾山稜・堂所山

堂所山、到着。
う~風が冷たい。写真を撮って早々と通過。

山頂には女性が1人、景色を眺めながら静かにタバコを吸っていた。

(次回に続く)

参考:

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

山と高原地図 高尾・陣馬 2026 [ 昭文社 地図 編集部 ]
価格:1,760円(税込、送料無料) (2026/3/31時点)

コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です