再びノーベル賞の舞台、そして叫び~スカンジナビア北極圏の旅(15)
1/6 ヴィーゲラン公園~オスロ市庁舎~ムンク美術館
市庁舎に入ったらまずはホール。
ここが、まさにノーベル平和賞の授賞式が行われる会場だ。スウェーデンでは、ノーベル賞の晩餐会の会場が行われるストックホルム市庁舎を見学したが(「ノーベル賞の輝きに打たれ、そして半島縦断へ出発」)、またノーベル賞の舞台に戻ってきた。
階段を上り授賞式会場を見下ろす。
アルフレッドノーベルの遺言によって創設されたノーベル賞5部門のうち、平和賞のみがノルウェーで選考、受賞が行われる。
ノーベルが死去した1986年時点では、ノルウェーはスウェーデンのいわゆる属国だった。
見学順路に従って、いくつもの部屋をまわる。
壁を飾る絵画には、ノルウェーの庶民の生活や風習が力強く描かれている。
金ピカの守護神が描かれていたストックホルム市庁舎とは趣がちがう。
市議会議場。
日本の東京都議会議場に該当すると思うが、こじんまりしている。オスロ市議会の議員定数は、東京都議会の半分弱。でも人口比では、都議会のほうがこじんまりかも。
ムンクの絵もあり、たくさんの部屋の壁画も興味深く、オスロ市庁舎は見ごたえがあった。
日本だと黄色いヘルメットを男性が、入ってはいけません、と描かれているやつ。
ジェンダーの国だと、男女両方必要みたい。
ちょうどランチの時間だったので、Google先生にノルウェーの店を探してもらった。
CAFE SKANSEN。北欧らしいシンプルで明るい色使いの建物。
空いている席がなく20分待つとのことなので、予約をしてあたりを散歩する。
これ、日本でも最近よく見るやつ。
アーケシュフー城(Akershus festning)は、1299年に建てられ、その後火災で再建された城。オスロフィヨルドが望めるとのことだが、吹雪で遠景は白くかすんで見えなかった。
オスロでは警察官は馬に乗っている...東京でも皇居の周りで見かけるけどね(騎馬隊)。チリでも馬に乗った警察官を見たけれど、どうして警察官は馬に乗りたがるのだろう?
時間になったのでSKANSENに戻りランチ。ランチメニューからシーフードのスープを選ぶ。
濃厚な魚介のダシ、鱈や海老、ムールなど具もたっぷり。うまい。
うまいけど、高い。日本ならディナーの値段。でもノルウェーでは普通なのだろう。
食事を終えて体が温まった。支払いを済ませ外に出る。そういえば、この旅で1度も現金を目にしていない。すべてクレジットカードのタッチ決済で済ませている。
よし、次は、「叫び」を見にムンク美術館に行こう。
海沿いを歩く。雪が激しくなってきた。
寒い。薄暗い。
20分ほど歩いて、今にも倒れそうな斜めのビルが見えてきた、変な形。これがムンク美術館。
荷物を預け、受付をして入館。
斜めになっていた場所は、展望台のようになっている。
オスロの街並みを見下ろす。
よく見ると、上の階が大きかったり、斜めにずれていたり、日本では見かけない変な形のビルが目に付く。ノルウェー人のビル感覚は日本人と全く違うようだ。
これが、ムンクの「叫び」。
暗く陰鬱な北欧の冬。私も1週間太陽を見ていない。たぶん、もう少ししたら私も耐えきれず叫ぶよ。
ムンクの「叫び」は5枚あるが、そのうちの3枚がここムンク美術館にある。3枚は同じフロアにあって時間をおいて順番に見せる仕組みになっている。1時間くらいいないと全部は見れない。
6階のホールには、「太陽」がある。叫びとは対照的に、すべての影を消すかのように壁いっぱいに描かれた、光を放つ太陽の絵。
美術館から出たら、すっかり暗くなっていた。
美術館の近くのビアバーで夕食。
う~ん、ビール高い。IPAの小さなグラスを1杯頼んだ。
つまみは、魚のコロッケや鮭のタルタル。
うまいんだけど、高すぎる。
軽く飲んで店をでる。
飲み足りないのでオスロ駅のCoopで、つまみとライトビールを買ってホテルへ戻る。
アイスランドの経験から(「ショック! 後スカフタフェットル散策」)、ライトビール=まずい、と思い込んでいた。
でも、このエールのライトビールはめちゃめちゃうまい。日本のコンビニで売っている某クラフトビールより全然うまい。それに安い!
ああ、これを日本に持って帰りたい。誰か日本に輸入してほしい。
(次回に続く)
参考:
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…