氷のホテル、そして最後の贈り物~スカンジナビア北極圏の旅(13)

1/5 キルケネス~オスロ

午前中の予定はないのでゆっくりと朝食。

20241227 スカンジナビア・キルケネスのホテルの朝食

このホテルの朝食ビュッフェにも満足。

20241227 スカンジナビア・キルケネスのホテルの窓から

部屋の窓の外の景色。
天気は吹雪時々晴れ。晴れていれば夜明けくらい明るい。吹雪いていると真っ暗で何も見えない。

部屋で昼食にアルファ米とカレーを食べる。
食事を終えて、ホテルをチェックアウト。

20241227 スカンジナビア・キルケネスのスノウホテルツアーに参加

午後はスノーホテルツアーに参加。
着こめるだけ着込んで外に出る。激しい吹雪で外は真っ暗。スノーホテルの送迎バスは15人くらいをのせて出発。

バスは住宅地を抜けて内陸へと向かう。
途中、吹雪がやんだと思ったら、暗い中、雪の積もった道路の端をランニングしている人がいる。それも、見かけたのは一人ではない。なんというランニングへの執念。

私には無理だ。そもそも何日も太陽の光を見ない極夜自体が耐えられない。テンション下がる。

スノーホテル(Snow Hotel)は、ヒルケネスの街から10kmくらい離れたところにあるリゾートホテル。そこを見学する。
ガイドの後について敷地内を巡る。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルのトナカイ

トナカイの餌やり体験。
絡まった糸のような地衣類を手に持っていると、トナカイが物欲しそうにやってくる。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルの犬ぞり

犬ぞりも体験できる。全行程6kmの犬ぞりツアー。
犬ぞりの出発前は、つながれている犬も犬小屋で待機している犬も、なぜか両方とも興奮状態で落ち着きなく吠えている。ところが、犬ぞりが行ってしまうと、残された犬は途端に静かになる。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルの部屋へ

雪を盛った山に鉄の扉がついている。
扉を開けるとそこがホテル。氷の通路に氷の部屋が並んでいる氷のホテル。

ここはバーカウンター。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルの客室

客室...ベットは氷...とても寒い。ちょっとここに泊まるのは、私には無理。
このホテルは、シングルでも5万円以上する。それよりずっと安いスカンディックホテルの方がいい。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルの廊下

廊下が真っすぐに続いている。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルの壁には分厚い霜

壁にはぶあつい霜。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルのルームナンバー

ルームナンバーも寒々しい。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルの氷の彫像

何を見ても寒い。

そろそろおいとまの時間なので、バスが出発する氷ではないロビーに戻る。

20241227 スカンジナビア・スノーホテルのトナカイのカップル

途中、もう一度トナカイに会いに行く。
オスとメスが仲良く雪に半分埋もれている。たぶん、ああやっていると暖かいのだろう。

バスで、荷物を預けていたホテルに戻る。
ロビーで17時まで2時間ほど、空港へのバスを待つ。外はまた吹雪。
オーロラどころではないよ。

また真っ暗のなかバスに乗って空港へ行く。

20241227 スカンジナビア・ヒルケネス空港

ヒルケネス空港。
ちょうど夕食時だ。カフェか売店かあるといいけど。

20241227 スカンジナビア・ヒルケネス空港の自動販売機

雪のためフライトスケジュールが大幅に乱れ、空港から人があふれている。搭乗を待つロビーにはカフェがあるようだが、人でいっぱい。
こんな時のために買っておいた、パンとバナナ、そして自動販売機のコーヒーで夕食を済ます。

20241227 スカンジナビア・ヒルケネス空港で機体の雪を払っている

休みなく雪が降り、どんどん翼に積もるため雪を払っている。

我々は、無事にほぼ定刻の21:15にオスロ行きに搭乗。
しかし、機体は動き出さない。先行する機体が雪を払い終わるのを待っている。
オスロについたら日が変わっていたなんて嫌だな。そういえば、お腹がへったな。パンとバナナしか食べてないし。空港のカフェは開いているかな...

20241227 スカンジナビア・ヒルケネス空港で雪が払われる

我々の番がやってきた。
消防車のノズルのようなものから、ブジュアーー!と不凍液のようなものを容赦なく浴びせられる。
白煙に包まれて何も見えなくなったと思ったら、翼の上の雪はなくなってっていた。

すぐに飛び立つ。
雲を抜け、漆黒の空が広がる。最後のチャンスと窓の外を凝視する。

あ、見えた。

20241227 スカンジナビア・機内からオーロラを眺める

真っ暗な空を背景に、緑から青緑色のオーロラが、前方から後方へと広がっている。船で見た時よりもカラフルでコントラストもはっきりしている。本当にきれいだ。
オーロラのカーテンに囲まれて、飛行機は南へと進む。

オーロラの女神から、この旅最後の贈り物をもらった。

241227 スカンジナビア・オスロ・ガーデモエン国際空港

あと10分で午前零時。オスロ空港に到着。店はやっていない。
空腹を抱えてオスロ市内に向かうバスに乗る。

オスロ駅に到着したのは午前2時過ぎ。空港から駅まで50kmも離れている。成田空港みたいだ。
道路には雪が積もり、ホテルまでスーツケースを曳くのがしんどい。

ホテルのロビーは薄暗く、人はいない。
バーカウンターを兼ねたフロントで人を呼び、チェックイン。ついでにビールも1杯。

部屋に入ってひと安心。あ~疲れた。

(次回に続く)

参考:

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