オーロラに見送られ、世界で最も美しい船旅へ~スカンジナビア北極圏の旅(7)
1/1 スヴォルヴァー
(前回の続き)
今日はスヴォルヴァーを離れ、次の目的地を目指す日だが、夜まで何の予定も入れていない。
体調はだいぶ良くなってきたが、無理はしないで部屋でゴロゴロしていよう。
朝食はまたガッツリ食べる。
朝から魚がたくさん食べられるのがうれしい。
部屋の窓から見える景色は昨日とは変わらないが、何度見ても幻想的な美しさに見入ってしまう。
昼食は、例のごとく日本から持参したアルファ米のチキンライスとイワシの水煮のレトルト。
登山の食事みたいだ。
今日も、日が昇りそうで昇らない茜色の空が西に動いていく。一日中見ていたら、金星も一緒に動いていくことに気がついた。あたりまえか。
夕方、完全に暗くなった窓の外を見る。
ん?ぼんやりした光の筋が見えるような...。昨日のこともあるので、期待せずに外に出る。
オーロラ観測ポイントで空を見上げると、やっぱりうすぼんやりした光の筋が...
でも薄曇りなので、雲かも...
見つめているうちに、はっきりしてきた。オーロラだ!
薄雲に遮られているものの、写真で見たことのある縦の筋が入った光のカーテンがはっきり見える。緑色だ。
オーロラは、天の川が見えるくらい暗いところでないと見えないと聞いていたが、スヴォルヴァーでは街中で見える。
形を変えるオーロラを1時間ほど見ていたが、だんだん薄くなり消えてしまった。
部屋に戻り、出発の準備をしてから、夕食のために外に出る。
レストランのあるショッピングセンターの方へ歩く。
ふと空を見上げると、天の川のように夜空を大きく横切るオーロラが見えた。写真を撮ろうとしたが、街の明かりが明るくて写らなかった。でも目でははっきりと見ることができた。
ディナーはBBQピザとフィッシュアンドチップス。普通においしい。
ここ、ノルウェーもスウェーデンと同じように、郷土料理かと思うくらいピザとハンバーガーの店ばかり。
食事を終えて、ホテルに荷物を取りに戻り、埠頭でフェリーを待つ。
大型のフェリーがやってきた。これから乗るフッティンルーティン(Hurtigruten)だ。
フッティンルーティンは、ノルウェーの南部のベルゲンから北端のキルケネスまで、スカンジナビア半島のフィヨルドに沿ってフェリーを運航している。その沿岸の風景の美しさから、世界で最も美しい船旅とも言われる。
ちなみにフッティンルーティンの料金は、日本の庶民にとって高価だが、直接運航会社に申し込めば、日本の代理店を通すよりずっと安い。
接岸すると、みんな待ち切れないとばかりに、列をなして乗船。
ホテルのようなロビーのカウンターでチェックイン。鍵をもらって部屋へ。部屋はロビーと同じ4階。
コンパクトで機能的な部屋。日本のビジネスホテルのよう。
ソファーにもなるベットが2つ。小さい机に、バスルーム。バスルームのお湯が瞬時にでてきてちょっと感動。
部屋の温度もちょうどいい暖かさで快適。
デッキに上がって、スヴォルヴァーの街を見送る。
美しい街だった。体調が悪くて、ほとんどベットでゴロゴロしていたのが残念だ。
トレッキングして、山頂からオーロラを見たかった。また来たいけど、距離と物価を考えると難しいかな...
船の中を探索。
レストランやランドリー、ジムの位置を確認する。これからオーロラが見えると期待する最上階9階のデッキも確認。床に氷が張っていて滑る。
船はスヴォルヴァーの港を離れ、フィヨルドの複雑な海岸線をたどって北上する。目指すはスカンジナビア半島の北の果て、ノルウェーの国境の街、キルケネス。
(次回に続く)
参考:
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…